NO150/ライブ公演 スペイン戦

ヒロト2022年令和4年12月1日(木)

昨日、コントやったよ。

バラエティーに富んだ1日だけのライブ公演で、手話ダンス、ヒップホップ+タップダンス、落語、新内、そして我々のコント、プロの漫才シューマッハ、シンガーソングライターミニコンサートっていうラインナップ。

やっぱりコントは難しいよ。一見何をやっても何を言ってもちょっとぐらい間違っても大丈夫って、たかをくくっていたけどとんでもない。最初の入りを正確に行かないと、自分自身の気持ちを乗らせていけないんだなぁと感じた。自分を乗らせてしまえば、後は何でも来いになるんだね。やっぱり芝居と一緒だ、侮っちゃいけない。またひとつ勉強になった。

2回公演があり、1回目は始めの方でちょっとトチり、後はおもいっきりやったんだけど、何か不完全燃焼感が残った。やっぱりちゃんとしなくちゃと反省し、台本を読み直した。2回目の出番直前、舞台袖でも台詞を繰り返し確認した。そして開演、つかみはOK、するとお客さんの反応を感じる余裕が出来、自由になってきた。やってて楽しい。

最後に、昭和の方はご存知の『電線音頭』をやるんだけど、舞台上から目を着けておいたお客さんの中の6、7歳の女の子を舞台上に何とか誘い上げ、『電線音頭』の振りを教えながら一緒に踊った。かわいいし、お客様は大喜びだった。

お嬢ちゃん、ありがとうね。

昼の部では、俺たちの高校クラスメイト、能弘、大野に上がってもらったんだ。あいつら照れてて面白かったよ。

ちょっと前まで一緒に働いていたこずえさんも夫婦で来てくれて、嬉しかったな。


ヒロト2022年令和4年12月2日(金)

トイレで感極まった。

出勤準備の為、試合終了の笛を合図にトイレに向かった。

心が震えている。

勝った!

スペインに勝っちゃった!

トイレの中で泣いたの、56年振りかも。

中学の時、ハンドボールの試合で負けて会場の和式トイレで泣いた以来だ。

前半0対1、全然スペインにかなわない感じだけど、あれ!?ドイツ戦と同じじゃん、後半日本には、三笘がいる、南野も浅野もいる、これから日本は逆転できる!と思った、いや無理やり、そう信じるんだ!お願いします!と気持ちを上げた。

もちろん前半の圧倒的なスペインの試合支配を見て、いやな想像映像が頭に浮かんでくるけれど、その度に打ち消した。

そして後半、堂安選手、三笘選手が出て来た。ごめんなさい、さっき堂安の名前を出さなかったね、なんて思っているうちに…

堂安選手、決めちゃったよ!鮮やかな同点ゴール!

堂安選手、ホントごめんなさい。ありがとう!思わず興奮、騒いだ。カミさん起こしちゃった。怒ると思ったら、起きて直ぐ喜ぶカミさんを初めて見た。

そして三笘選手ですよ、諦めない三笘選手、ゴールラインを割るかというボールを、スライディングで折り返した!

決めたのは田中碧選手!

なんと逆転!勝てば文句なしで決勝トーナメント進出!あと40分近くある。

浅野選手も出て来た。もう1点取るぞの監督からのメッセージ。

日本代表選手たちは守りになんか入らない、これが日本の姿なのだーっ!


えっ、アディッショナルタイムが7分、長いよ。でも確かドイツ戦も7分だった。

大丈夫!でもちょっと不安。いや、不安を打ち消す。

でもまだ3分ある。もう祈りに入った。

そして主審が試合終了の笛を吹いた!いい人だ。

ありがとう!日本代表!

なんだろう、心がわくわく、わなわなする。でも、とにかくトイレに行かなくちゃ…

という次第なんだよケンジ君。

交換日記ではなく、一方的日記になっちゃいました。

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