ヒロト2022年令和4年5月21日（土）

ケンジの日記とジローさんの日記（じろりんさんがこの「届け！交換日記」に寄せたコメントの中で、当時のジローさんの日記を披露してくれています。）がシンクロしている！

ケンジ、これって交換日記が届いてるってこと？

例えば、1974年5月11日のジローさんの日記

日テレ学院の三期の人にコントを見てもらった。

やっぱり、ドキドキするものである。

良い傾向である。

ケンジとオレ、

頑張らなくちゃ！！

good night

ケンジの日記を振り返ってみよう。

1974年昭和49年5月11日（土）

、、、、、また明日も頑張らなくっちゃ！

それにまた今夕は日テレ学院へ行って三期生の前で花束のコントをやってきた。まずまずの出来だとは思ったのだが、意外と笑ってくれたので、私らもちょっぴり気を良くしているのだ。、、、、、、

ほら、響きあってるでしょ。考えてみれば、当たり前の話なんだけど、50年近くの時間を経て、また、ふたりの日記がぴったり重なり合ったということに、さぶいぼなんです！

ケンジ1974年昭和49年6月20日（木）

昨夜はリハーサルの帰り、日テレ学院同期の女性3人と私とジロー、稲村というスターアクションアシスタント、計男3人女3人で新宿に寄り、ディスコで踊ったりしているうちに夜中も十二時近くになり、ジローと二人でバイクで部屋に帰って来たのが十二時四十分、そんな訳で日記も書かずに即寝てしまった。しかし、たまに日テレ学院同期女性と会うのだから、夜遅くまで踊ったり飲んだりするのもいいだろう。若いんだから。

さて、今日は松竹演芸場に見学に行き、夜はコント55号の「何でそうなるの？」を見学したし、見学の一日であった。私らももっともっと頑張らなくっちゃ！明日からまた新たな気持ちで、勇気を持って進もうじゃないか！ねェー！

ケンジ1974年昭和49年6月22日（土）

さて、今日も稽古をし、だいぶ相方が納得のいくところまで新作コントも進んだ。

そう思って夜、久し振りに市ヶ谷の日テレ学院へ行き、関さん松本さんはじめ、三期生の生徒らの前でそのコントをやったのだが、ドッチラケ、おかしくも何ともなかったのだ。参った。後で関さんからダメ出ししてもらったところ、やはりそのコントは息が合ってないし、自然ではない、ということであった。

オマケにいつもやっている短編のコントを二本つけたのだが、そっちの方は抜群にいいと誉められた。できるなら、新作コントの方でもいい評判を得たかったのだが。

仕方ない、また明日から稽古だ。関さんにいろいろアドバイスを受け、ちょっとやる気も湧いてきたしねェー！

ただひとつ問題だったのは、ジローと電気カミソリを貸す貸さないで口論になり、気分が悪かったのだが。でも、そんなことは小さい小さい。

ケンジ1974年昭和49年6月25日（火）

今日は火曜日だったのだが、例外でスターアクションのリハーサルがあった。いつものようにジローと二人でバイクに乗り、初台の稽古場へ。リハーサルを終えたあとでコントを見せたのだが、昨日の稽古で急遽、役を替えてやってみることになり、それを見せたのだが、やはり面白くないというクレームがつき、元通り、私が先生でジローが弟子という形でやることになった。また明日からいろいろ受けたアドバイスを取り入れて猛稽古である。果たして今度の土曜日までにまとまるかどうか、そして面白くなるだろうか。

ケンジ1974年昭和49年6月27日（木）

さて、明日はジローのアパートの近くにある老人集会所のようなところでコントを見せることになっている日なのだ。来週の水曜日、秋田での本番前のリハーサルのようなものだ。でも一生懸命やるのに変わりはない。少しでも多く笑ってもらえるよう頑張らなくっちゃ！

ヒロト2022年令和4年5月21日（土）その2

あれ？次の日の日記、書かなかったの？

気になるなぁ、集会所でのコント。