推しのセンパイ。文学的ラブストーリー。文章、うまいです。「推し」と「好き」は違いますね。ストローの使い方がうまいです。読後感がいいですね。
「ふうん?」という、怪訝な幼馴染のリアクションが示す、あたしの『推し活』の不自然さ。本来なら手の届かない存在に対するアクティビティを、敢えてちょっとだけ距離のある先輩に向ける、あたしの真意とは。シンプルな想いをシンプルに発信できずに錯綜する、この時期特有の仄苦いすれ違いを、鮮やかに綴るショートストーリー。
推しは、見て楽しむもの。好きは、一緒にいたいもの。じれじれ二人の恋の味付け。ぐっとらっく