妖怪アパートの幽雅な日常
そうですね一言で書くとするならホラーがある異能力日常ものです。
異能力と言いつつも人助け程度にしか使ってなかったと思います。
妖怪とか幽霊しか住んでないやばめのアパートに住むことになる学生の話なのですが、最終的に誰にでも懐く赤ん坊と料理がめっさ上手い手だけの幽霊の人が全てを持っていきます。
誰にでも懐く赤ん坊の名前はクリといいます。もう名前の時点でかわいいね。
主人公の親友がこのクリにデレデレで、クリはクリでその親友になつきまくっててかわいいんですよね。赤ん坊特有のクリームパンおててでおやつを口につっこむのがかわいいわけよ。
だんだんイタズラも覚えてくるのがさらに可愛い。
でも、この子も幽霊なので成仏する日が来るかと思うと悲しくなってきます。
この感想でもうお気づきですね?
そうです。ラストを読んでません。
これには深いワケがありましてですね、今なお続く悪病とも言えるものなのですが、ラストを読んだらこの世界終わっちゃう病に罹ってしまったワケですよ。
そう、最終巻を読んだらもうその世界に続きはないんです。
はじめて本にハマるという事を覚えた私はこの物語が終わってほしくなかった。
最終巻を読まなければその世界は終わっていると終わっていないが常に併存するわけですよ。
シュレディンガーの最終巻てワケ。
クリのお母さんが後半に出てくるんですけど、それがだいぶホラーなんですよ。クリがこの世にとどまり続けてるのもそのお母さんのせいで、読めばわかるけどかわいそう……。
あとは主人公が魔導書をゲットしたりするんですよね。まぁ本物の偽物というか、本物の魔導書は生命力を吸い取るけどその魔導書はパロディ本みたいなものなので魔導書としては遊びレベルの生命力しか奪わないんで安全(修行しないで使うと死ぬ程度)。
で、そのための修行をしてくれるあかねさんってひとがですね。
えっちなんですね。
滝行に付き合ってくれると言えばあとは分かるな?
もう1人ヒロインがいたけどそっちはよくわかんなかった。
あと親友がイケメン。
まぁとにかくイケメンなのですよ気遣いの鬼にして金持ちにしてヤンキー。No.6のネズミみたいなキャラ。
多分本格的にラノベをたくさん読もうと思ったのはこの作品のおかげですね。No.6みたいなクソ重ストーリーとかナルニアみたいな世界観を持った作品ははまだ早かったと思うんですね。世界観って言葉を知らなかったので。今読んだら作り込みとか世界観も見るので、だいぶ感想変わると思う。
記憶が確かならこの辺から図書館に入り浸るようになりましたね。
読書感想文(おぼろげ) 明日野 望 @asunonozomi5
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