階段の続きとリレー小説の話

 さぁさぁさぁ、階段の続きって何ですか?

 っていう質問はなんとなあくけしかけた……わけではないんです。

 これは何かというと、ズバリ、またまた公募に応募しました。

 前回は何に応募したっけ。あれよ、あれ。

 そう、あの超ショートショートコンテストでした。


 上楽:「昨日のこと忘れてやんの笑」


 https://kakuyomu.jp/works/16816927860192447261/episodes/16817330652251982212


 さぁて、またまた公募に応募したわけですが、これがまた難しいんです。どんなこかというと、「書き出しだけ小説」ってのです。

 https://www.koubo.co.jp/contest/literature/novel/136291.html

 これは……どういうのかっていうと。四十文字以内で、続きが気になる「書き出し」を書けという物です。

 これ中々頭つかいますよ。これやったから、ちょっと力がついてPVも伸びるかも?

 テーマは「階段」です。

 階段? 怪談? 会談? 解団?

 こんな捉え方をすることもできますが、難しいのがやっぱり四十文字以内ってこと。これ本当に難しい。

 僕は何とか完成させましたけど、頭つかいますね~。

 みなさんも時間があったらぜひやってみてください。


 それと、さっきのやつを見つけたサイトがこれ☟

 https://creative-story.net/bungakusyou/

 なんです。これに公募が色々あるので、カクヨムの物が特にない時はやるのもアリです◎

 これを探している時に、あるものを見つけました。

 URLは見つからなくなっちゃったんですが(汗)リレー小説という物です。

 これは、例えばこんな感じです。


 ***


 冨野美佳子、中学二年生。八鳥中学のダンス部所属。

 部活が終わった後、私が決まって訪れる場所がある。大抵はみんなでワイワイしながら来るけど、今日は雨だし、みんなついて来なかった。

 冬の雨は冷たいけど、私はそれでも行くのだ。

 ・

 ・

 ・

 私が毎日通っている駄菓子屋は「ちるどれん」という。店を取り仕切るのは多分六十の眼鏡をかけたおばあちゃん、菊きくさんだ。

 この小さな駄菓子屋の入り口にあるパラソルの下で糸引き飴を食べるのがいつしか私のルーティーンになっていた。キッカケはコンテストの前日、運試しに来たことだったけど、すっかり糸引き飴にハマってしまった。

 ・

 ・

 ・

 今日、私の目についていたのは、キラキラした紫色のリボンが付いたカチューシャだった。

 今はツインテールだが、別のヘアスタイルに変えると、めっちゃ合うんじゃないか。

「うわ、カワイイ! これ付けて踊るのもいいかも……」

 次の舞台は一月のダンスコンテストだ。これを付けて踊るのもいいかも。善は急げだ。私はすぐにカチューシャを手に取り、菊さんがいるレジへと持って行った。

 ・

 ・

 ・

「あら、ミカちゃん。今日はチアガールさんみたいな服着てるのね。糸引き飴やるの?」

「うん」

「カチューシャも買うのね。珍しいねぇ」

「ダンスコンテストで、付けて踊ったらかわいいかなって思ってさ」

「そうなの。ま、取り合えず引いていきな」

 菊さんは、レジの下にある籠から糸引き飴を取り出し、ニヤニヤとほっぺにしわを寄せながら視線をコチラに向ける。


 ***


 分かりましたか? リレー小説とは、複数人が小説をリレー形式で作っていくものです。

 エスパー・ミカコ(https://kakuyomu.jp/works/16817330650160431171)を例にしてみるとこんな感じになります。

 例えば、そうだな。『誰が早織を自分のものにできるか競うグループ』(https://kakuyomu.jp/works/16817139556592515443)に出てくる八鳥中の仲良しグループ(https://kakuyomu.jp/works/16817139556592515443/episodes/16817330650558468854)に入っている彼女たちがリレー小説を作る、ということにします。


 まず、早織(早織争奪戦主人公)が


「冨野美佳子、中学二年生。八鳥中学のダンス部所属。

 部活が終わった後、私が決まって訪れる場所がある。大抵はみんなでワイワイしながら来るけど、今日は雨だし、みんなついて来なかった。

 冬の雨は冷たいけど、私はそれでも行くのだ」


 と書いたとします。

 そこから、次に織子と鶴一と彦根君の代表、織子(https://kakuyomu.jp/works/16817139556454465188)に回すとします。すると織子が「私はそれでも行くのだ」のところから続きを考えて


「私が毎日通っている駄菓子屋は「ちるどれん」という。店を取り仕切るのは多分六十の眼鏡をかけたおばあちゃん、菊さんだ。

 この小さな駄菓子屋の入り口にあるパラソルの下で糸引き飴を食べるのがいつしか私のルーティーンになっていた。キッカケはコンテストの前日、運試しに来たことだったけど、すっかり糸引き飴にハマってしまった」


 って書いて、次にきさらぎ駅員の任務代表、萌(https://kakuyomu.jp/works/16817139557216338916)に回すと、彼女は「はまってしまった」から話の成り行きを捉え、その続きを考えてまた書く。それを回していく。

 みたいな。


 それを見て、僕ひらめいたんですよ。これ、自主企画でやったら面白いんじゃないかなぁと思って。

 参加者で小説を書き、回していくって。

 ま、でもどうなるかは決めてません。やるかは決めてない。少なくとも一月中はしないつもりです。

 ただ、一応このエッセイを読んでいる皆さんに聞いていいですか?

 これ、やってみたいですか? 興味ありますか?

 コメントしてくれたら嬉しいです。


 上楽;「やってほしいが多くてもやるとは限りませんよ」


 というわけで、二つの報告でした。さりげなーく作品の宣伝もしっかりしましたからね、大丈夫です笑

 それでは今日はこのへんで!次回もよろしくお願いします!最後まで読んでくれてありがとうございました!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る