第99話「百の技」
「俺は百の技を持っている…ヒョーッ!」
とびかかってくる相手に対し俺はあえて棒立ちになった。そしてその相手は俺にタックルをかましてきたが、俺はそれを軽く受け止める。
「何!?」
「残念だったな。俺はお前より強いんだよ」
「ふざけやがって!!」
相手が殴りかかってきた。しかし、遅い。俺はその拳を手刀で切り裂く。
「ぐあっ!!てめえ……なんなんだ?本当に人間か?」
「さあな、ただ言えることは……俺は今この世界で一番強いということだけだ」
そう言って、俺はそいつの頭をつかむ。そして、地面に叩きつけた。
「グハッ!!」
「もう終わりか?」
「ならこの技でどうかな?<火豪>」
すると、奴の体から炎が吹き出した。そしてそのまま突進してくる。俺はそれを避けずに迎え撃つことにした。
「馬鹿だな。受け止められると思っているのか?」
次の瞬間、奴の体が燃え尽きた。
「なぜだ……なぜ貴様ごときに俺が負けるんだ?」
「悪いけど、俺はお前らみたいなクズとは違うんでね。じゃあな」
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