第10話 私はソードオブバードです

 前回(4ヶ月前)のあらすじ

 ロンガスタ鉱脈最深部に突如現れたサイクロプス

 しかしその正体はなんと邪神であった。

 邪神は復活の際に制限時間を元に戻したが、結局そのまま進化するということが起こる。

 そしてゴルグはワルヴォース宮殿を襲撃。

 会議に参加した種族の代表である5人に封印を解いた鳥を殺すよう命じられる。

 はたしてソードオブバードはどうなるのか。

 そして4ヶ月間謎の失踪をした理由は。

 ・・・・というわけで初見さんにも優しいあらすじでは無いのでしょうか。

 まあ更新しなかった理由はあれです。

 ちょっとなろうの方で結構な場面に行ったのでそこに焦点合わせたような感じです。

 ちなみにその4ヶ月間私はおそらくなろうで13話ぐらいかけました。

 じゃあ本編スタート



 いやーすごいね。

 めちゃくちゃ小並感出すけどうん。すごいとしか言えない。

 だってここら一体消滅したし。

 それになんかここクレーターみたいな感じになっているもん。

 山半壊して最深部の謎の空間が残っちゃったんだから。 

 あれでもあれじゃね。

 チキンからバードになったから飛翔使えるくね。

 [スキル飛翔発動]

 うわー久しぶりに飛んだー。

 いやーいいね。飛ぶって。

 ソードオブバード Lv1 最大Lv1

 HP100000 MP152000 攻撃力30000000000

 魔法攻撃力30000000000 防御力測定不能

 魔法防御力測定不能 素早さ80000000000

 スキル 飛翔 火炎耐性 麻痺耐性 火炎攻撃 神速 空転 自動回復 不屈の闘志 エンカウントカース 死屍還元 月光浴 ナイトメアクリーチャー 墓詰め ドラゴンエンブレム 影移動 シャドーデコイ 影魔法 闇魔法 五獄の禁術闇 アサシンモード  サイレント 遠方視 透明化 魔力誘爆 強情 アクロバティック メテオドライブ クリスタルシールド ソリッドモード シールドモード クリスタルカウンター ヒートハート 溶岩遊泳 ルビーエナジー マキシマムインファイト ディメンションスラッシュ ソードモード

 ってめちゃくちゃ飛ぶんですけど。

 もはやあれだよ。スーパーな戦闘民族だよ。

 私の速さは亜音速に近かった。 

 いやー飛ぶのっていいね。

 [イベント ゴルグ復活が開始されました。]

 ん、イベント?

 すると空が赤く光、紅い月が空に現れた。

 えっなになになに。

 [ゴルグ復活により、魔轟神ゴルグの場所が表示されます。]

 するとマップが突如開き、ゴルグの居場所がマークされる。

 えーっと・・・どこここ。

 まだ転生して3日ぐらいしか経っていないのにマップが全部埋まってると思うなよ。 

 ランドマークもないから自力で埋めるしかないんだよ。 

 [また、その元凶も表示されます。]

 するとまたマップに新しいマークが現れる。

 というかこのマークの場所って私じゃねえか。

 ふざけるなよ。いつどこで私が元凶みたいになった・・・・

 私はゴルグとの会話を思い出した。

 いや、あれがゴルグとは思わなかった。

 だって誰かも知らなかったし。

 でも確かに封印を解いたとか言ってたね。

 でもあれ・・・結局あれだよね。

 私封印解いた上にあいつに売られたの。

 ふざけるんじゃないよ。

 もういいあいつを殺すしかない。

 [そしてイベントを終了させるには、魔轟神ゴルグまたは封印を解いた者を死亡させること。] 

 あれ、なんか聞き捨てならないことがあったけど。

 つまりあの邪神か、私を殺すとイベントは終了すると。

 はー。なるほど。つまりあれだ。

 私を殺しにくるのね。邪神より簡単だから。

 そしてその予感は的中した。

 いきなり火の玉が飛んでくる。

 私は飛んできた先を見た。

 するとそこには大量の軍団がそこにいた。

 ・・・・・・

 そこまでするの普通。

 あんな鳥1匹倒すのに軍も動かすの。

 「総員魔法攻撃体勢。あの憎き鳥を始末せよ。」

 いや軍使うかよ。 

 というかなんか色々とステータスが見えるけど。

 まさかあれか。鑑定なのか。

 そして私は自身のステータスも見た。

 待って防御力と魔法防御力が測定不能なんだけど。

 えっこれって最悪1発当たったらしゆかもしれないってこと。

 ・・・・・おかしくね。

 そして魔法攻撃が連発して出てくる。

 しかし全ての魔法は当たったが、私は無傷であった。

 いやー良かった。

 上限超えで測定不能だったよ。

 「隊長。標的は無傷です。」

 でもあれだよね。ここから平和条約結べないよね。

 だって諦めた方が多分身のためだと思うんだけれども。

 ああーどうしよっかなー。

 「なら究極の大魔法で攻撃。詠唱が終わるまで全員あの鳥に攻撃しろ。」

 えーと。弓に剣。斧とかで攻撃するし、一応敵意はないからそのまま受けておこう。

 私は降りた。

 その瞬間に攻撃が複数回された。

 剣で切られ、斧でも切られ、複数方面から矢が出、そして結局武器が全部壊れる。

 ・・・・・なんかごめん。

 「いけ、究極の大魔法ロストジャッチメント。」

 すると魔法陣が出現し、そこから神様っぽいなんかが現れ、光の柱を持ち、私に攻撃する。  

 そして無傷。

 うんもうなんか知ってた。

 でもこのままずっと攻撃されるのは嫌だし、まあちょっとの攻撃だったら死にはしないでしょ。

 まあついでに逃げる感じでまあ、これでいいか。

 [スキル神速発動。]

 私は翼を広げ飛んだ。

 私は今までの速さよりさらに超えた速さで軍を突っ切った。

 そして軍は一瞬で壊滅した。

 ・・・・・何故!

 まさかあれか。もう私の速さはマッハなのか。

 そう、今の私の速さは、あの黄色いタコと同じくらいの速さであった。

 そのため、半径数キロに衝撃波がはしる。

 ちなみにどれくらいの衝撃波かというと、大型の2トントラックに激突されたのと同じくらいである。

 なんかごめんね。

 [ソードオブバードは進化します。進化しますか。]

 あれ、今飛んでる最中なんですけど。

 [ソードオブバードはクリアチキンに進化しました。]

 いやこれ落ちてる。落ちてるから。

 [進化したことにより、ワールドモンスターガイドに登録されます。]

 それ後にして、今はそれどころじゃないから。

 あー落ちるー。

 [固有スキルクリアエリアを発動。低速落下にします。]

 すると私は急に浮いた。

 いや、落下が遅くなったのだ。

 多分クリアエリアの効果は落下死の無効化って考えたらいいのかな。

 いやーすごい焦った。

 はい着地。

 そして着地した場所は、馬車の上であった。

 その中には、亜人が数体檻の中に入っていた。

 

 

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