ADHDの息子と家族のドタバタ日記
@kiko-u
第2話
息子は、とにかく喜怒哀楽が激しい
この感情にまわりが巻き込まれるのが、正直しんどい時もある。
喜怒哀楽が激しい上に感情の起伏も激しいので、えっ?今怒ってたよね?
既に笑っていて、怒りの感情どこ行った?みたいな事はよくある。
よく言えば、切り替えが早い。
こちらが一番しんどいのは怒りの感情に振り回される事で、そこの切り替えをこちらが手伝ってあげれば、落ち着かせる事は出来る。
ただ、それは前触れなくやってくる。
とてもわかりやすく、、、
時計をみると、そろそろ息子が帰宅する時間のPM16:00
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン
ため息混じりに、今日は6回か
あー、これは学校で何かあったな、、、
犬のチップもソワソワ
早くドアを開けなければと、玄関の扉を開けると猪突猛進の如くドタバタ、ランドセルも帽子も全て投げ入れ、息も荒く鼻から息が吐き出されるものが漫画なら描かれてるだろう
これも、何年も続く光景なので、慣れたもんだと私は思う。
さて、猪のような息子を落ち着かせる為に、静かな声で語りかける。
これも、もう何百回としている事である
「どうしたの?嫌な事があったんだね。話してごらん?」
最初は、この問いかけにもイライラの方が勝っているので、話にならない。
根気よく、抱きしめながら「大丈夫、ゆっくりでいいから」と問いかけると、大体毎回同じ様な内容が語られる。
ただ、それをまたか、、、みたいな態度をこちらがとると家が荒れて物が飛び交う羽目になるので、こちらも、冷静に対応する事が必要である。
今日は、これで息子は冷静さを取り戻し、数分後には「お菓子ないの?お腹空いた」である。
この回は成功、毎回こうではないのでこちらの忍耐が試され、新しいバージョンが来た場合は、攻略法を考えなければならないのである。
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★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
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