第10話 「お祝い」と「香典」

 地域性もあるのかもしれませんが、こっちの結婚式は「会費制」。大体15,000円くらい。それだけ払えば、特にお祝いを包んでいく必要はないようです。凄く凄く安くついていいなぁと。

 郷里では友人で最低30,000円。私達の年になると50,000円包まないといけないことも。(年がばれる、年が)。最近は会費制の結婚式も多くなってきたようですが、やっぱり身内とか、特別親しい友人だと、それとは別にお祝いを包んだりもしますね。


 一番驚いたのが「香典」。郷里でお悔やみがあった時は、受付で香典を渡し、自ら記帳して会場に向かいます。そしてその場で渡されるのは、単なる会葬御礼品。後で香典の半分を何らかの形にしてお返しします。

 一方、こちらでは、受付で香典を受け取り、それの代わりに会葬御礼品を受け取り、お参りをしたら、それで終了。お返しなし。50,000円もらってようが、3,000円だろうが、会葬御礼品のみ。それって凄くないですか? 遺族にとっては手間が一つ減りますからね。

 額は? と聞かれると、やはり内地よりは少な目。お互い様のこともあって、こういうことにあまりお金をかけないのかもしれませんね。それは、合理的なのかもなぁと感じたりもしています。


 ………………

 さてさて。


 ここまで、南国から極寒の地に嫁いだ妻の「カルチャーショック」について書いてきましたが、いかがだったでしょうか?


 とりあえず、思いつくままに書いたので、まだまだネタには事欠かないと思います。

「続編」を書くかどうかは、まだわかりませんが、とりあえず、一旦このへんで筆を置きたいと思います。

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カルチャーショックパラダイス Part1 緋雪 @hiyuki0714

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