第8話 3回目
米粉のミニ食パン作りもこれで3回目である。
改めて、道具から確認しよう。
<使う道具>
・耐熱用ボウル(大と小)
・ゴムべら
・オーブン用シート
・パウンド型(家にあったものを使用)
・計り(0.1gまで測れるデジタル式のもの)
・温度計(湯の温度を計測)
・オーブントースター
・計量カップ
・やかん(発酵時に使う、お湯を沸かす)
型は、再びパウンドケーキの型を使用することにした。
ホウロウの背の低いものではうまくいかなかったためである。
次に、材料の確認である。
<材料>
・米粉(パン作り用)……200g
・米油……15g
・きび砂糖……15g
・岩塩……3g(普通の塩で可)
・インスタントドライイースト……3g
・湯……150㎖(35度)
材料の量は何ら変わりないが、今回は種類を変えてある。
まず米粉。これには強力粉が含まれている、「パン作り専用」のものを使用。実はパン屋さんで売っている米粉パンには、小麦粉(強力粉)が半分近く含まれていたり、そうでない場合はグルテンパウダーが混ぜてあることがある。
理由は、ティーブレイクでもお話したように、米粉にはグルテン膜を張ることができないからだ。
それを補うため、米粉だけではなく小麦粉を混ぜてある。これを考えると、どれくらい小麦粉がパン作りに適しているのかが分かるだろう。
よって、今回は強力粉入りの米粉を使用することにした。改善する点は他にもあるにしても、きちんとレシピを守ってもこのような結果になるのだから仕方ない。悔しいが、製パン用の米粉を使ってやってみようではないか。
それから、インスタントドライイーストの種類も変えた。2回目までに使ったイーストの臭いがやはり気になったためである。
メーカー名は伏せるが、これも日本で出しているもので(イーストの原産国はフランス)、開けてにおいを嗅いでみたら、今までで一番マイルドだった。というか、イーストのにおいがほとんどない。これは良さそうかも、と思う私。
ということで、次は生地を混ぜる工程へ移る。
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