第3話 狂崩壊
ずっと前から知っていたよ
この場所が壊れてしまう事
ずっと子供の頃から知っていたよ
この平穏は長くは続かない事
それなのに 何をするでもなく
眺めていたんだよ 僕らは
道連れさ だって
お前達は 僕らの人生をめちゃくちゃにした
ここにしばりつけて どこへも行けないようにしていた
だから呪うんだよ 呪っているんだよ 呪われたんだよ
ずっと前から予兆があった
この場所には兆しがあった
ついに崩壊したね
粉々に飛び散ったね
ざまぁみろ
そう笑ってやるさ
一緒に滅びながらもね
詩集87 その瞬間に、言葉が共に壊れていく 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます