対消滅しててくれ....。
援軍だ。
やった!!
作者からの返信
ところが実は(至るべき果ての話はともかく)結構な暴論なんですね、マクシミリアンの懸念は。
多分第三者がいたら普通にめちゃくちゃ突っ込まれるし、シンデレラちゃんが起きてたら正論でパンチされます。
なので寝ています。
ヘイゼル・ホーリーホック、本格復帰です!
なお想い人のマーシュは大佐と組んであんなザマになってる模様
ローランドくん、違うんだ。
龍は望まれた英雄が討ち果たすものであって、決してそれを自ら望んだものに討ち果たされるような存在ではないんだよ。
それを成し得るのは同じ龍か神だけだ。
ローランドくん。君は違うんだよ。
作者からの返信
ローランドくんはきっとそこにいる自分ではない何かになりたかったんですね。ショーウインドウの中のヒーローの人形を眺める少年のように。
でも無理だから、そんなことをできる貴人を支えたいと思ったんだ……
いた
私の運命!
編集済
卒業論文発表会の壇上にて、冷徹なる教授からの無慈悲なる一言にも似た…
『素人質問で恐縮ですが…』
人の心とか無いんか?
その正論パンチは止めてくれ俺に効く
それにしても、このハンスさんなんか変。
(明らかに殺しに来てるのに)君達を殺したくは無いんだ!
(始めから殺す気満々で)もう止めろ!これ以上は無意味だ!
仕方がない、殲滅する(相手はしめやかに爆散)
諦めと哀しみを怒りの炉にくべ、祈りと願いを己が命で鍛え上げた致命の刃は自動的なサムシングでデストローイな何かに…
やっぱりこのハンスさんなんか変!!
そして伝統と格式ある『待たせたな!』ムーヴで現れる…
生きとったんかいワレ!?
作者からの返信
正論で戦車のように進んで捻り潰す男、ハンス・グリム・グッドフェロー!
なお主人公たるシンデレラちゃんは反省させるためにレスバする模様。モブに主人公の真似事はできん……
そうですね。
実のところこれ、ローランド視点なので頑健なるラスボスがレスバで黙らせて高圧的な宣言をしているふうになっていましたが……大尉視点では
・即座にマクシミリアンを殺す→シンデレラごと自分がローランドに撃たれて死ぬ
・マクシミリアンと密着しない→走って逃げられたら追いかけられずに詰む
・言葉で時間を稼がせない→実は自分も時間稼ぎして体力回復を考えてた
などでめちゃくちゃ不利だったんですね。アーセナル・コマンドと生身でやりあえない実力だから仕方ないね。
ヘイゼルは相棒なので途中退場せずにちゃんと最後まで付き合ってもらいます。やったね♡
編集済
ハンス・グリム・グッドフェローはウィルヘルミナが人に対して行っている意識の植え付けを機械(おそらくアーセナル・コマンド)にやるつもりなのかな?
実際、ハンス・グリム・グッドフェローが大量出現したら絶望しかない…(武器を持ち人を殺す者にとっては…)
誰も暴力を振るわなければハンス・グリム・グッドフェローは動かない、ハンス・グリム・グッドフェローはある面においてどこまでも正しく、それ故に彼によって世界が滅びるとしたらそれは人類の業故なのかな
唯一にして絶対の機構が武器を持ち、ルールに従わず、人を殺す者を殺す、為政者側も民衆側も暴力という手段が奪われるからたしかに平和になりそうだし、とても良いように思える…(為政者が無茶な事をしようとしたらデモなど非暴力的な手段、いっその事独立という手段もあるし…お互いに暴力がふるえないから独立側が暴力を振るわない限り止めようがないと思うし…)そこに至るまでにどれだけ人が死ぬか、そもそも人類はその状況を受け入れることができるのか分からないという問題点を除けば…(尚、機構が誤らないこと前提)たとえ、その機構が誤る確率がいかに低かろと、人は武器を捨てそれに委ねる事に耐えられるのだろうか…暴力という最も安易で安直な手段を捨てられるのだろうか…武器を持ちそれに背くことがいかに愚かであろうと…
ヘイゼルかっこいい…!!
いつも楽しく読ませて頂いています!
作者からの返信
そうですね。確かに彼の『果て』にはそのような方向性も含まれています。
暴によって暴を駆逐する唯一無二の定理。揺らがぬ天秤の主。
ご明察です。確かに一度は、彼も、そんな方向性を考えたのは確かです。或いは今も、究極的にはそこまで行うべきではないのかと思っているでしょう。
ただ、それはある意味での最終結論というか――――そうなってしまった際に、三つ問題があるのです。
一つは言うまでもなく『装置そのものの誤りの懸念』。
もう一つが『人類の衰退の懸念』。
そして最後が『広義の自由の否定』。
ですね。
いや……或いはこれらも問題ではないかもしれません。
より正確に言うなら、この中のいくつかも彼が「それも犠牲に比べれば仕方のないことだ」として呑み込む可能性が高いのですが……彼がこの手段を考えても取らない理由はただ一つです。
それは、『全世界に波及する意思決定を己一人が行ってしまう』という『民主主義や法治主義の否定』です。
つまりは、『手法としての誤り』です。
この手法の問題点というのは、そのまま、個人――ハンス・グリム・グッドフェローの持つ価値判断が全てを塗り潰してしまうことです。
彼自身は究極的にはそんな手法も視野に入れてはいますしそのこともある種の解決と考えてはいる人間なのですが、果たして、『それほど大それたことを個人が独断かつその主観にて実行していいのか』と考える人間です。
そこまで自分自身を信じきれないという点も(最終的にはそんな不信すらも自分で無視するか呑み込むかするにしても)ありますが、もう一つ。
単に彼が清廉潔白な人間や意識が高い人間ということではなく、実利として――――
『手段を誤った行為が是とされてしまったらその次はどうなるだろう』
『今回は偶然社会にとっても本当に益になることだったが、その次がそうとは限らない』
『なのでそんな前例を作ることは、その前例を元にした誤りまで生むことが有り得る』
『つまりは超長期的には、秩序と善のためにそれを超えて行ったことであっても、やがて巡り巡って秩序と善を損なうものになりかねない』
『現実としてそれでも行わなければならない場合があるだろうし、そうなったら最終的に自分も実行するだろう。だが、それは極力避けられるべきことなのだ』
『だから、それを、選ぶべきではない』
という点から、彼は、その手段は選びたがりません。
ただ、仰ってくれたようなところの大まかな方向性は正しいです。
その上で、あの人でなしのローズマリー先輩が「人の心がないね!」と大爆笑するような代物に仕上がりました。
それでも……
それでも――――……やはり彼は、まだ、これまでの人類が積み重ねてきた多くの一歩や人々が持つ権利を奪ってなお急進的な改革を行うほど、人類そのものに絶望してはいないのかもしれません。
その辺り、『人の心はないし』『やってることはある意味ラスボスではあるが』『まだ本質としては善の側に立てる』内容です。
ヘイゼルは……出てくると作品の空気感を変えてくれて偉いです。
いつもありがとうございます!