応援コメント

【レポート】第九の力、或いは観測伝導子【補話】」への応援コメント

  • メタ視点で見れば誰も失われては居ない。
    アホの子は失われてはいないのだ!

    只、形が失われただけで存在している可能性が?

    恋する乙女は無限大!(乙女ゲー的に)

    そして観測者は期待する。
    『初恋ブレーカーにして乙女心殺戮者はいつザマーされますか?』

    作者からの返信

    大丈夫です!
    きっちり仮想装甲のエネルギーとして消費されるから、魂とか残りません!やったね!
    あとはまあ、角度を逸脱するとつまり人間という『角度』がぶっ壊れるということなので……はい

    エピローグでシンデレラちゃんと殺し合うこと自体が既にめちゃくちゃなストレスなんですね

  • なるほど観測する力
    凄い現実感が出てきた
    量子力学感覚的には納得し難いところあるんですが事実だし不思議ですよね

    白いの相変わらずメタい!
    無限を切り取ったのが世界か
    というかしれっと多世界解釈を肯定したな?
    いや大尉の時点で今更ではあるんですが
    なんとなく世界観として異世界があることと無限の並行世界があることは別だと思ってるので……

    作者からの返信

    量子力学、ふわっとした理解だったのでこれを機にちゃんとした専門家(ノーベル賞物理学者)が素人向けに書いてくれた本を読みましたが、やっぱり不思議ですごいなあってなりましたね。

    そうですね、多世界についてはランドスケープ理論なども含めてどこかで触れられるかなって思います。

    異世界も平行世界も、白いのに言わせて見たら『そもそも論だとそんなものは存在していないし』『どちらも無限であるものを有限に切り取っただけだよ』とでも言われるでしょうか。

    動くことも広がることも波打つこともない無限のもの(真宇宙)に対して、『角度』という狭さを決めることで有限に落とし込んでいます。

    例えばあるゲームでキャラクターのステータスに『999』という上限(角度)を設けたら、それが本来は無限であっても見かけ上は『999』という有限となります。
    そして、その『ステータス999』という角度に存在している人間は『999』以上を知ることができないでしょう。これが彼女の言うところの『角度世界』です。
    平行世界や異世界は、この『ステータス999』の角度の向こう側の存在といいますか、例えば平行世界は一つの『999』の隣にある――無限の中から切り取った『999』となります。
    異世界は、上限が『ZZZ』の世界というべきでしょうか。
    『確率のたびに世界が無限に分岐していく』のではなく『そもそも無限であるものを何かの確率の度に切り取っていて』『増えているふうにみせかけられているだけ』というか。

    真宇宙は動かず、波打たず、広がることも狭められることもなく無限のまま『そこ』にあります。
    それらに角度をつけて、理解可能な『有限』に落とし込んでいるのが世界でしかないのです。

    編集済

  • 編集済

    良かった
    猫の命は理不尽に失われることはなかったんですね

    グレイコート博士が名付けた「アクタイオン」とハンス大尉が過去に所属してた部隊の「アクタイオンの猟犬(ハウンズ・オブ・エークティオン)」ってこれ偶然ですかね

    無限のエネルギーを人類の領域では有限の状態でしか観測できないということでしょうか
    無限のエネルギーをそのまま無限に使うには人類という個から次の位階に上がらないとだめなのか、そもそもそれすらできず有限にしか利用できないんですかね

    難しいですがなんとなく分かりました

    前話のモーリエさんの会話を合わせると作中人類は観測伝導子を燃やしながら戦っていることになるのかな
    白いのは人類よりも無限のエネルギーの扱い方が上手そうな気もしますね

    作者からの返信

    偶然ですね!作中においては!

    猫は助かりました。


    そうですね。
    本来は無限であるもの(真宇宙)を、時間や空間やエネルギーという概念などの『角度』によって区切って(ある種の)微分してしまっているから有限に見える、という話です。

    例えば、本のあるページがあり、粒子があります。
    本の上に観測者がいます。
    二・二ミリ秒後に崩壊する粒子に関して、それは本当のところは二・二ミリだけページに留まっており、その後にはページに穴を空けて「そのものは失われずに隣に行ったに過ぎない」のに――――ページの上にいる人から見ると、一定秒数後に『この世から消滅した』とか『消滅時に別のエネルギーになった』としか見えません。
    時間や空間という『角度』に根ざしている以上は、そこに根ざしてしか世界を見るしかないのです。

    『角度』――或いは伝わりやすい言葉としては次元と呼んでもいいですが、その『角度』にいる存在にとって真なる無限は掴めません。
    『角度』に区切られたものはその『角度』の中でしか生きれず、そしてより高次や複数の『角度』から見ることはできたとしても、やはりその己の住んでいる『角度』を飛び越えることは万物にとって不可能なのです。

    なんとなく伝わってよかったです……何故乙女ゲーがこんなことに……

    ガンジリウムを通じて(触媒)、電磁相互作用によって観測伝導子へと働きかけて、それをエネルギーとして消費(我々の角度では消費としか見えない)して戦っているという感じでしょうか。
    白いのの方が、無限のエネルギー(真宇宙)に対する理解はきっと高いでしょうね。
    ただ、本当の意味での無限のエネルギーは誰一人としても使うことができないのですが……

    編集済