第3話 氷姫の太陽
「その全てが凍てついた世界で」
「君と出会って」
「僕の物語が始まった」
星を手に取った 泣いてる君の為に
壊れていってしまいそうなくらい
弱く儚く頼りない体を抱き寄せて
冷たい心に温もりを分け与える
一人で凍えないで 呼びかけた
凍てついた世界を照らす太陽になれたらいいのに
輝き強く 光を放つ 空の惑星
あの力強い星になれたら
どんなに良いと思ったか
けれど ちっぽけな人間の手じゃ
君をほんの少しだけあたためる事しかできない
もっと
もっと
助けたかった
「十分だよ」
「ありがとう」
「その心に救われているよ私は」
詩集70 意味不明な言葉の羅列 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます