紫月、すっかり人の国の服を着こなすようになりましたね。
でも、やはり思い出すのは碧霧のこと。乙女心が切ないです。
紫月は、大人しくしているだけの姫ではないのですが、人の国と阿の国という距離では、何もできないですよね。動ける姫なのに、何もできない状況からこそ、苛立ちが止まらない気がしました。
ですが、碧霧、来ました!
兵衛との関係、なかなか緊張感があるみたいで。
そもそも、兵衛は鬼ではないし、人の国に居ることが多いあやかしなので、藤花の血縁にだけ、特別に優しい、という感じでしょうか。
碧霧の余裕の無さに、紫月が真っ赤になるのは当然。けど、碧霧の事情を知る読者としては、「ちょっとちょっと碧霧くん……(なんか、見ているの悪い気がする)」と思いつつ、再会にほっとしました。
作者からの返信
すっかり人の国に馴染んでいる紫月です。そして、一人で拗ねています。
これから気軽に会えるって思っていたのに、全然碧霧が来てくれないので💦
そして待つしかない身というのが、これまた歯がゆくて。
やっと来た碧霧は、お疲れモード。兵衛がなかなか厳しそうですw
優しくする義理がないですからね~。気を遣う相手でもないし。兵衛が優しいのは、藤花と伏見谷の狐たちだけです。
疲れているせいで、紫月に甘えたくて仕方がない様子。
甘い幕開けとなりますが、長い夜の始まりです。
ああ、久しぶりに会えてよかった!
兵衛は厳しいし、他にもいろいろあるけれど、今は二人の時間を大切にしてほしいです。
紫月ちゃんの切ない心情、きゅうっとなります。
でも、ただシクシク切なく待っているだけでないのが彼女らしい(^^)
聞かれたくない&見られたくない、を、ばっちり目撃されちゃうのは、あるある〜笑
作者からの返信
久しぶりに会えました! ちょっとお疲れモードの碧霧ですが、今から紫月に思いっきり甘えるつもりです!
紫月は文句たらたらです。待つしかないので、ぶつぶつ言うしかないという……。
ナマ足が部屋から飛び出しているのを見た碧霧は、「なぜ部屋から足が???」と驚きました。(一応、育ちが良いので、部屋から飛び出している足を見たことがないw)
少しだけ長い夜の始まりです。