応援コメント

6 六洞衆の排斥」への応援コメント

  • ここは深芳さまのお兄様が閉じ込められていた場所。深芳さまは何度もお兄様に会いにきていたし、ここで与平さんとも邂逅しましたよね。物思いに耽る深芳さまの姿に、すこし胸が苦しくなりました。
    そしてここで兵衛さんの登場……!

    作者からの返信

    お久しぶりです(*- -)(*_ _)ペコリ

    はい、ここの深芳の心情は、『藤恋』を読んだ方なら分かっていただけるかなと。
    与平と二人で話しているのを紫月が垣間見ているという、すなさとお気に入りのシーンでございます。(母親にとってここが特別な場所だとは、紫月は知らないんですよね~)

    そして兵衛の登場です。道先案内人は彼でした!

  • 紫月ちゃんたちが隠れ場所にいるシーン。
    視点が深芳さんではなく紫月ちゃん寄りで話が進んでいるのが、深みがあるなあ、と思いました。
    なんというか、うまく言えないのですが(私、コメントで年中「うまく言えないのですが」って言っています……。ぬるい目で見逃してくださいm(_ _)m)深芳さんが何を思っているのか(この視点からは)見えず、会話が明確に聞こえないかんじがすきです。
    深芳さんたちの想いを想います。

    今回のシーンとは系統の違うものですが、加野さんが「そのものを直接見ていない」という、あのシーンもすきですし、描写の向こうにあるものを見たり思ったりするのがすきなのかもしれません。

    で!
    兵衛さん、きた!

    作者からの返信

    「深みがある」というコメント、ありがとうございます。
    ここはあれこれと深芳に語らせるようなシーンじゃないなと思い、こうなりました。なんていうか、それこそ「うまく言えない」というやつです。
    全ての気持ちを言葉にできる人っていないと思うので。この場所が、深芳にとってどれだけ特別な場所であるかは、おそらく『藤恋』を読んだ人しか分からない……ということに、今気づいた。(『月影~』だけの方は、ただの物思いシーンですね、たぶん💦)

    でもまあ、それでいいんです! 端から見たらどうってことない場所で。そういうことっていっぱいある気がする!

    この直接描写せずに、読者に任せるという表現は私も好きです。なんというか、遊びの部分って大切だと思う。(人生も遊びがないと潰れるじゃないですか!)

    そして、やっと兵衛が来ました!

  • あれ? ひょっとして、隠や左近は、深芳と与平の仲を知らないのでしょうか。
    (深芳があの通りなので、表向きは何もないことになっていても、誰もが気づいていそう。……いや、深芳は「与平の前ではあの通り」なだけなので、知っているのは千紫くらいなのか!)

    洞家の召し上げとなったとしても受け入れるとは、心中穏やかではないでしょうが、重丸は冷静ですね。
    旺知の部下でなくなるほうが、碧霧とともに反旗を翻しやすいと考えている、といったところでしょうか。里外へ追い出されるのは、むしろ、密かに準備を整えるのには好都合、となるはず。
    重丸というと、どうしても、藤花に袖にされた男というイメージになってしまう(すみません。第一印象がずっとそのままで)のですが、いまや、兵衛の次に頼りになるような気がします。

    そして、紫月。久しぶりのような気がします。元気そうでよかったけれど、碧霧に何も言わないままというのは辛いですよね。
    ひとまず隠れた場所が……まさか、そことは。深芳と与平は複雑な気持ちですよね、きっと。

    ああ、やっぱり「案内人」は、兵衛でした!

    作者からの返信

    ああ、そうなんです! ほら成旺が亡くなったの、碧霧と紫月が出会う一年ほど前なので。それまでの関係としては、「深芳が秘密裏かつ勝手に押しかけて、与平が甘く相手をしつつも追い払っている」って感じですね。でないと、不貞になってします。(まあ、押しかけている時点で、甘く相手をしている時点で、不貞ですが💦)
    なので、大人な二人なのにずっとプラトニックな関係です。与平から「きつめのチュー」をもらったのも、幕間①の時ですし。

    紫月が奥院に上がるまでは、深芳も御座所にほとんど姿を見せてません。(もっぱら深芳に会うという名目で、千紫が成旺に会いに落山へ来ていた)
    うーん、親世代の関係はややこいし、本筋にあまり関係しないので『月影~』では深入りしていないのですが、皆さん消化不良かな? 

    重丸、最初の印象が……(笑)! 今では初音とおしどり夫婦ですよ!

    紫月ようやく再登場です。たどり着いた場所がここでした。
    二人にとってここが特別な場所だとは──、紫月は知るよしもなく。深芳はどんな気持ちで庭を眺めていたのかなと、ちょっと私もしんみりしたシーンです。