紫月、強引に押し切って、隠を返したようですが、彼は諜報部隊の長なので、こっそり見守っているのでは……と、思ったら案の定でした。まぁ、そうですよね。
深芳は、紫月なら沈海平に行くと分かっていたでしょうし、ちゃんと断っていけば、心配でも笑って背中を押してくれたと思います。紫月に、そのことに気づいてほしかった、なんですね。
深芳には可愛い面も多い(主に、与平といるとき)ですが、こういうところは、凛としていて凄いな、と思います。
そして、深芳と与平の仲の良さが深まったのが微笑ましいです。酷い事件でしたが、それだけは良かったと思います。
一方、左近。まず、花月屋に行くわけですね。
そして、加野と再会……。この先、どうなるんでしょうか。ものすごく気になります。
作者からの返信
「屋敷まで送れ」と言われた隠が、素直に紫月に従う訳がありませんでした。
前回の沈海平行きと違うのは、勝手に単身で行ってしまったこと。前回は碧霧も三番隊もちゃんといて、彼らに任せることができました。
毅然と娘を待ち続け、彼女の至らない点もしっかり注意した訳ですが、さすがにほっとしたら号泣しちゃいました。そこは母です。
で、左近。目立った行動は控えたいということで、便利な花月屋をご利用です。加野とようやく再会となります。便利です、花月屋。
そうか。隠、隠なのだから、「ここまででいいよ」と言われて「そうすか」とはならないですよね……。
でも、与平さんがいると、なんとかなりそうな気がします。
深芳さんの涙に、ぐっときました。
紫月ちゃんも、ちゃんとわかって、言い訳ではなくごめんなさいが言えて、よかったです。
その後の三人の姿にちょっとほっこり。
あの深芳さんが鼻チーン姿を披露するとは。素敵。(はなをかんで素敵、というのもあれですが、そう思ったのです)
お、そして、加野さんと会った!
作者からの返信
碧霧の命令は「無事に屋敷まで送り届けろ」なので、後をつけることにした隠です。まさか、与平の家にたどり着くとは思わずw
深芳はずーっと心配していたと思います。娘に怒りをぶつけた後は、気が緩んで涙が止まらなくなりました。
からの、鼻チーンです。与平の前では好き勝手です。
そして、左近は花月屋に金を払った甲斐があった!