え、ええええっ!?
佐和が……、え、そんな……。
…………確かに、それは、当然の措置だったのだと、納得はしましたが……、……(でも、呆然としております)。
………………利久は、本当に、人として(鬼ですが)、深く物を考えることのできる、立派な方というわけですね。(それに気づかなかったから、佐和は……)
そして、加野が!
左近が、花月屋を手配してくれたことが、こうして役に立つ(んですよね?)とは。
鬼は多少の怪我では命を落としたりしない、との言葉を信じて、無事に花月屋にたどり着くと思っております!
かなりのショックを受けているのに、泣いている場合じゃないと奮い立った紫月は立派です。
けど、誰にも何も言わずに、ひとりで行ってしまって大丈夫でしょうか。
応援したいのですが、心配のほうが大きいです。
(それに、真比呂たちが「逃げる」を選ぶかなぁ。沈海平は大切な、自分たちの土地だから……)
作者からの返信
驚かせてしまい、ごめんなさい。
軽くあしらわれて終わり、というのも考えたのです。が、次洞家がそんなに甘いわけがないだろうと。
家頭としては、こんな風に短絡的で騒ぐ女はベクトルをどこに向けるか予測が難しいので、黙らせた方が手っ取り早いとなりました。
果たして佐和は殺されて当然のことをしたかとなると、そうは思いません。でも、悪いことに首を突っ込むと、自分が思っていた以上の代償を時として払わなければいけなくなることもある。で、こういう結果になりました。
加野、少し頑張り過ぎました。
なんとか逃げ出せましたが、そうです、あの避難場所です!
話が早くて(?)助かりますw
紫月、一人は心配ですよね。
それに真比呂たちが素直に逃げるか。
ただ、旺知がそんなに甘いわけがなく。相手の矜持なんて、叩き割るタイプですからね……。
編集済
うわああ! 佐和!
びっくりしましたが、びっくりしながらも、描写が加野視点で、佐和の姿を見せないまま何が起きたのかを見せる描写が、とっても鮮やかで凄いなあと思いました。
(床がみしり。これ、ぎゃあって思いますよね!)
加野は……大変なことになりましたが、大丈夫なのかな……。
無事にたどり着きますように。
紫月ちゃんの考え、行動、彼女らしい強さと優しさがありますね。
でも、これは不安……。
そもそも一緒にすんなり逃げてくれること自体が難しそうですし。
どきどきしながら見守っていきます!
(あと、大変なことの後ではありますが、深芳さんの寝姿がかわいいです)
作者からの返信
びっくりさせてごめんなさい。
やはり、びっくりされますよね。明らかにやったことに対しての代償が過大すぎるというか。
でも次洞家と関わるということは、こういうことだろうなと思い、貫かせてもらいました。この理不尽さを含め、次洞家かなと。
ただ、理不尽さがマシマシなので、直接描写は無理でした。(あと、床みしりをしたかった!)
加野、結果的に次洞家を飛び出しました。あとは、そう避難先です!
そして紫月、沈海平へ向かうことを決意しました。
右近のように武闘派ではないですからね……。
深芳はもう与平の家を満喫しています。戻る気は当然ながらさらさらありません!(油断しすぎて娘が勝手に出ていっちゃいましたが💦)