水天狗たちを助けたくても、千紫たちにとっては反逆行為になる。辛いです。
千紫は、碧霧の援護はするけれど、実際に何かを決め、何かを為すのは碧霧――とした、という感じでしょうか。
……実は、沈海平から帰ってきても、タイトルに【沈海平反乱編】の文字がそのままなのが、ずっと気になっていました。水天狗たちと和平を結んだのに、なんでタイトルが変わらないのー? と。それはつまり、ここからが本番だから、ということなんですね。
碧霧は大変だと思いますが、物語の広がりにワクワクします。
いろいろ事件が重なってきて、火トカゲの件が、なんだか些細なことに思えてきました(でも、忘れちゃ駄目ですよね)。
さり気なく「元気か?」と訊く千紫は、さすがです。
そして、加野と佐和が顔を合わせ……。加野が佐和のことを知っていれば、状況を掴みやすかったでしょうけれど、顔にも出てしまいそうなので、知らなくてよかったのかも。
追い出された佐和が、次洞家に来るのは、必然、ですよね。でも、適当にあしらわれそう。
沈海平の件と比べれば小さなことだと思いますが、地味にややこしい事態になりそうな気がします。あっちもこっちも、大変すぎ……。
作者からの返信
そうなのです。敵(?)が自分の主君という、なんともややこしい状況でして。千紫や六洞家は、ギリギリのところで仕えているといったところです。
なので、旺知と相対する碧霧への肩入れも力がこもるわけですが。
>に【沈海平反乱編】の文字がそのままなのが、ずっと気になっていました。
そうだったんですね。『沈海平反乱編』は、沈海平の反乱を始まりとして起こった一連の事件を描いた話となります。ここからが、このタイトルの本当の意味での回収部分ではありますね。
>トカゲの件が、なんだか些細なことに思えてきました。
火トカゲ、一生懸命燃えてますので、忘れないでやってくださいw
そしてさりげに深芳の安否を尋ねる千紫です。落山の事件は、千紫も公にする気はない模様です。あきらかにスキャンダルですもんね。
そして追い出された佐和、次洞家に泣きつきに来ました。
果たして、次洞家はそんなに甘いでしょうか。
>援軍とは、味方に送る軍のことじゃ
難しい状況で、ぎりぎりのラインをすり抜けるような緊迫感。
作中の千紫さんたちはもちろん凄いのですが、こういう状況とか作戦とかを考えるすなさとさんが、本当に凄いと思います!
(お仕事だって大変そうなのに!)
さりげない千紫さんの問いかけ、いいですね。
そして佐和。安定のやなかんじです。
偉そうに追いつめられている(?)かんじがもう¯\_( ͠° ͟ʖ °͠ )_/¯
作者からの返信
敵がどちらか分からないような状況で難しい判断を迫られています。
>こういう状況とか作戦とか……
ありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ
ちゃんとそれっぽく書けてますかね💦
歴史・軍記物の真似っこです。本格的な戦略なんて書けてない自負もありますので、時々ひとりでこっぱずかしくなって見悶えてます。
そして、心配しながらの千紫の気遣いです。落山の件は、内紛とはちょっと毛色が違うので、彼女も公の事件として扱うつもりはありません。
佐和は、確かに偉そうに追い詰められています!
なんで偉そうかって、本当のところで自分の立場が分かっていないからでしょうね。まだ自分のやったことを信じています。ある意味、憐れですね~。