紫月ちゃんと碧霧の、互いを思い合いながら、自分の状況や立場のなかで、精一杯のふるまいをする様子に、ぎゅうっとします。
どうか、無事に帰ってきて。
しかし、問題はそれだけではなく。
与平さん、不機嫌だねえ、八つ当たりだねえ、と、にやにやしていた(彼のふるまいや思考、ちょっとかわいいと思ってしまいました笑)ら、大変な問題が!
あっちもこっちも問題がいっぱい!
紫月ちゃんたちみんな、気をつけて!
作者からの返信
紫月は心配で一杯です。碧霧は、そんな紫月が心配というか。自分のことには無頓着なので、そんなに心配していないんですよね。ひとまず安全な場所(?)に紫月を置いて行くということが重要なわけで。
そして八つ当たりをする与平でございます。大きな声で「深芳は儂のもんだ!」と言いたいところをぐっと我慢しています。
あちこちに問題が噴出してきました。さて、どうなるか? なのです!
紫月、切ないです。
碧霧も、彼女との別れを辛く思っているのは分かるのですが、紫月の胸が締め付けられるような感じは、もっとずっと深い気がします。
……とはいえ、これから紅一族とどうなるか、どうするか、で頭を悩ませている碧霧としては、「紫月はここで待っている。紫月は大丈夫」という、「寂しい気持ちはあるけれど、紫月のことはなんの心配もない」みたいな、安心感があるのだと思います。だから、仕方ないと言うか……。
(でもね! 残される紫月は、ぜんっぜん! 安心な状態じゃないんだからね!)
一転して、与平さんが、深芳は俺のもんだ的な思考をしていますよ!?(嬉しいです)
六洞の若鬼たちは、ちょっと可哀想でした。
けれど、それどころじゃない事態ですよね。火トカゲが消えたって?
これは、碧霧がいなくなって動き出した陰謀? 火トカゲの調達元って、伯子派とは言えないところですよね。……だから、つまり?
あっちもこっちも、とんでもなく大きく動き出しました!
みんな、大丈夫でしょうか。
作者からの返信
そうなんです。紫月は、「家で夫の帰りをじっと待つ」というタイプではないので、心配で気持ちが一杯になってます。一方、碧霧は安全な所(?)に紫月を置いて行くわけで、そこは安心してますね。見送ってもらう必要性も感じてません。
そして与平が不機嫌です。みんなが深芳をなめ回すように見ていたということも気に入りません。六洞の若鬼たちは、とんだトバッチリです。
そんな中、火トカゲが消えました。蟲使いに集めさせた火トカゲです。順風満帆に見えた碧霧の策にもほころびが出てきました。だから頼りすぎは良くないって……。
紫月さんと碧霧さんの別れが切ないですね……。どうか何事もなく、無事に帰ってきてほしい。
そして与平さん(苦笑)
そんな胸のうちを深芳さまが知ったらと思うともっと笑ってくださいますよ〜!
作者からの返信
紫月と碧霧は、しばしお別れです。心配と置いていかれた寂しさとで、紫月はぽつねんとなってしまってます。
与平、うっすら怒ってます。そして、八当たってます。迷惑です。
本当に、深芳に言っちゃえば丸く収まるのに~。