左近が花月屋に加野を連れてきた理由は、そういうことでしたか。
思いを打ち明ける……みたいなことになるかと期待していたので、少し残念ではありますが、何が起こるかわからない遠征前、加野のことを思うなら、彼の言動は最高にスマートで格好いいと思います。私の中で、左近の株が上がりました!
そして、佐和は、やはり機嫌が悪かったんですね。
美玲があんなに活躍しているのに、その価値が分からないのは寂しいですね。でも、それが、ふつう、なんですよね。
けど、まさか、美玲が排除を願った侍女が、佐和と繋がっていたとは……!
碧霧と旺知も対立する親子ですが、美玲と佐和も対立する親子ですね。
次洞まで加わって、嫌な予感しかしません!
作者からの返信
花月屋、なんでもしてくれます。
左近は加野のことが心配で心配でならんのです。仕方がなかったとは言え、次洞家に入ったことも納得していません。(ほら、次洞家のこと嫌いですし)
自分のことになると、わりと直情タイプなので、加野の処遇についても「奥の方も伯子もアテにならん!」とか思っているかも。
そして、佐和はやっぱり機嫌が悪うございました。目標を「伯子の妻」に置いてしまっている彼女は、それ以外で娘が評価されていても「評価されている」に入っていないんですね。まさに毒親。
清音は、佐和と繋がっていました。美玲の一番嫌いなやつです。そこに佐之助まで加わって、ドロドロスープが出来てきた……。
編集済
左近と佐和の想いの粘度が対照的で、読んでいて感情が動く動く!
花月屋でのふたりの会話に、(人*´∀`)。*゚+ってなっていたら……!
佐和の考えが、凄くリアルです。
静流さんのコメントのお返事にありましたが、「毒親」の思考回路なのだろうなあ、と。
自分では「家と娘のために頑張っている」と思っているのでしょうが、でも、というかんじが、もう。
どろんどろんになってきました!
作者からの返信
花月屋で、少しずつ気持ちを育む二人です。左近がめちゃくちゃ心配性で。
加野、守りたい系の女性ですからね~。
一方、佐和は完全に暴走してます。自分の行いは棚に上げて、紫月を「汚い娘」と呼んでいます。娘の邪魔になるものを排除しようと必死です。実際、これは誰のため? 少なくとも美玲のためじゃないですよね。
いい感じにドロドロになってきたでしょう!