与平の過去、すとん、ときました。
彼の懐の深さは、こういう人生を歩んできたからなんですね。
語り方によっては、深刻な雰囲気になってもおかしくない話なのに、暖かく感じました。
あんな事件があった直後なのに、流れる空気が穏やかで、さすが、与平です。
月夜の里にいられなくなったから、どこか遠くへ?
……ええと。(伊万里がもうすぐ生まれるということは、その十数年後が『九尾の花嫁』の時代で。確か、紫月も登場して……?)
(……あれ、でも。与平は火トカゲの件を放置する訳にはいかないよね……?)
この先が、ますます楽しみです。
近況ノートの「ミヨシガメ」、素敵です。(素敵? この場合は、素敵でいいんでしょうか?)
本文からのイメージそのもので、見た瞬間、感動しました。
作者からの返信
お返事遅くなりました。
与平、底辺層の出身です。ひどい話をいっぱい見聞きしてきているので、必要以上に動じません。(それなりに動揺はしていると思いますが)
紫月のこともそうですけど、深芳の体と心を一番に心配しています。
>どこか遠くへ──。
そうです。これキーワードですね。『九尾の花嫁』で紫月が登場するのもここら辺りで繋がっていきます。
火トカゲ問題はまた後で出てきますよ~。
ミヨシガメ、個人的にとても気に入っています! 「お、これ、いい感じに描けた!」と思って掲載してみました! 半ベソの顔がお気に入り。与平以外には絶対に見せない顔だと思われます。
与平さんに、このような過去があったとは。
どこか掴みきれない深さがあるな、とは思っていたのですが、こういうことだったのですね。
深芳さんが、いきなりのことにびっくり&ショックで亀さんになってしまう気持ち、わかります。
今の状況と彼の過去。それでも柔らかな時間が流れているなあと思います。
作者からの返信
与平、さりげに過去を持つ男でございます。堅物なわりに、深芳の扱いがこなれているのもそのせいです。ある種、世間に擦れまくってます。(堅物なのは生来の性格と、底辺を生きてきた自分に対する反動かな?)
深芳、あまりの仕打ち(彼女のために必要な処置ですが)に亀さんになってしまいました。深芳の男の歴史を塗り替える男・与平です。
お互いに酸いも甘いも知り尽くした二人だからこそ、どん底の状況もいたわりあえるのかなと思います。