引き止めたい心をぐっと抑えて、碧霧を見送った紫月。
仕事をする碧霧を間近で見たことで、沈海平に来る前と今では、かなり意識が変わりましたよね。
(でも、実際には引き止めなくても、「碧霧と離れるのは寂しい」くらいは言ってもいいと思うし、そう言ったら、碧霧は鼻の下を伸ばして、やる気が出ると思うんですよね。
人によっては、後ろ髪を引かれて、仕事が手につかなくなるかもしれませんが、碧霧は絶対に、いい方向に出るタイプ!)
……あ。お泊り。
妃那古にしてみれば、何を言ってんの? ですけど、そこ、大問題ですね!
おお……、妃那古が頼もしい!
妃那古、応援しているからねー!(って、なんか違います?)
けど、何を仕掛けるんでしょう?
(私の顔は、にやけっぱなしです。楽しみ、楽しみ)
作者からの返信
紫月、ちょっと意識が変わってきています。なんというか碧霧に甘える気持ちが芽生えたというか。
わりかし何でもはっきりと物を言うくせに、こういうことは遠慮します。恋愛の経験値が低いので、自信がないのかな?
確かに碧霧は、鼻の下を伸ばしつつ「恋も金も手に入れる!」って仕事をしそう!
というわけで、ちょっとこじれてしまった恋には女友達の助けが必須!
仕掛けは……碧霧なら(いや、誰でも?)気づいてくれるものですよ~。
妃那古さん、何をしようとしているのかな。
活躍が楽しみです。
しかし、妃那古さんからしてみたら、「なんでいまさら、部屋を一緒にする件で、こんなにいろいろ気を回しているのだろう私……」かな。
びっくりしたでしょうね笑
とはいえ。
紫月ちゃんの、碧霧への想いの複雑さや、それに揺れるようすが気になります。
どう着地するのかしら……。
作者からの返信
友達の恋に燃えるのが女子の醍醐味?ですからねー。
妃那古、紫月のために一肌脱いでくれそうです。
紫月は恋愛経験値が低いので、「お願いね!」はできるけど、「お願い♪」はできない。
少しずつ恋する気持ちを自覚し始めています。
今は沈海平で自由に恋ができますが、まだまだ揺れますよ~。