碧霧、苦労人です……。
どちらの言い分も分かるし、どちらのことも尊重している。
だから、「謝るしかない」――のは分かっていても、実際に、謝り続けることができるのは、なかなかできることではないはず。碧霧は偉いと思います。
(紫月に嫌われたくないとか、いろいろ考えているんだろうなぁ)
碧霧の判断は正解だと思いますし、完璧なのだと思いますし、それができるのが碧霧なんだと思いますけど…………。「いざ」というとき、碧霧はどうするんでしょう?
(心配です。凄く心配です。紫月が旺知の怒りを買ったとき、碧霧はどうするつもり!?)
紫月も分かってはいるのだけれど、おとなしく従うことができたら、紫月じゃないので…………やはり、この先、面倒なことになる未来しか見えません……。
作者からの返信
碧霧ならではの板挟み(笑)
あの場面で公然と紫月の肩を持つと小野木の顔をつぶしてしまうことにもなりかねないので、侍女衆はさっさと退室させて、あとは紫月に謝り倒す作戦です。
一方、旺知とは親子という関係でもあるので、小野木たちに対するような配慮は碧霧もあまり持ち合わせてません。(だから何かと対立して仲が悪い) 沈海平で紫月が月詞を歌うことになった時も「絶対にどうにもさせない」と言ってましたし。ただ、面倒なので出来れば何事もなくすませたい。
というわけで、ご心配ありがとうございます。
フラグ回避は無理って展開ですが、紫月が言うことを聞かなさそうなので、このまま次週に突入です!
碧霧、苦労人だなあ、とコメントしようとしたら、静流さんのコメントのはじまりもそうでした笑
言葉遣いや立ち居振る舞いで立場をあらわす、というのは、現実にもありますね。
それをわきまえないと失礼になったり、自分と違う立場の言葉を使って、あれれ? になったり。
紫月ちゃんにとっては、言葉は有機的(? 魂? 生きている?)なのかもですが、どちらの考えも、間違いではない(から、碧霧が苦労する)しなあ……なんて考えました。
あと、なにやらフラグがぴこーんと立っています……!
作者からの返信
やっぱり碧霧の苦労を書いてしまうすなさと。
すかっとしたの好きな人には、彼の地味な苦労はどうなんでしょうね💦
>言葉遣いや立ち居振る舞いで立場をあらわす、というのは、現実にもありますね。
日本独特の文化だろうなと思います。主語がなくても言葉として成り立つじゃないですか。
源氏物語なんて、主語ほぼなくて状況と敬語の使われっぷりから誰のことかをおもんぱかるという……。
紫月は感じたことを言葉にするようにして育っているので、横柄も何もないんですよね。ただ、奥院ルールにはそぐわない。で、板挟みになった中間管理職のように碧霧が困っています。
そしてフラグがピコーンと! 妖怪アンテナのように!