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『どう思う?』
誉は集まった同士にそう訪ねた。ここは秘密結社【未練】の会議室。送り狐のキャラクターが敵味方の垣根を越え一同に集う妖学園の地下にある隠し部屋だ。(なんだそのDVDのオマケ動画みたいな場所は笑)
『華火・山吹・玄・月白・裏葉・紫檀・青鈍・木槿・柘榴・白藍、名前だけ登場の黎明と蘇芳。今回はいわばオールスター感謝祭。『送り』という名の一大イベントだ。それなのに我々には声すらかかっていない』
言いながら40個目のチキンナゲットへと手を伸ばす。ストレスからくる症状で、食べずにはいられないのだ。
『確かにそうでござるな。しかも木槿にいたっては、ひとりだけルビまで振られている可愛がられ様』飛鳥は同じ男としてこの差が気に入らず、ストレスからホワイトパウダーを口に含んだ。
『儂、ついこの前までめっちゃ出てたのに…』
白蛇もなぜ急に干されたのか分からなかった。無意識に禁止用語を言ってしまったのかと何度もディレクターズカットを見返したが分からず、ストレスで鱗が剥げ落ちている。
『まあそれでも彼女に比べると可愛いものじゃが…』
『ああはなりたくないな』
『同感でござる』
三人は会議室の隅っこで体育座りをし、独語を呟きながら繭を作り始めている者へと目を向ける。そこにはただただ虚無を纏い続ける死んだ鯖の目をした美少女がいた。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
落ち着いた!
落ち着いたはず!(笑)
もう絵が浮かびすぎて笑いが止まらなくて、返信に時間がかかりまして(爆)
スピンオフ書きたい(爆)
真空ごめんよー!
第四章、君の出番はもうないんだ!!(おい爆)
待ってておくれ!(笑)
同じようなことが以前にもあったということでしょうかね、青鈍の反応から。そこには山吹さんもいたのかな。
気になります……
一緒に送ってあげられなかったのは残念ですが、玄ちゃんの成長が垣間見られたようで、なんだか嬉しいです♪
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうとしか思えない反応ですよね。
さてさて、どういうことなのでしょうか?
こればかりはどうにもなりませんが、逝く先が違えど思い出は一生残るものですからね。
そして玄の成長を感じていただけて嬉しいです!
少しずつ、進んでおります。