第14話:キャリアアップを目指してる人が近くに居る方へ

 私は意欲的にキャリアアップや昇給は目指してないです。

 その理由とかについてお話ししようと思います。


 それは、表題にも書いてあるんですが、身近にキャリアアップを目指している方がいるからなんですよね。

 キャリアアップを目指す事って、本来とても良い事だと思うんですよ。

 でも、そういう方の一部に過剰な目指し方というか…キャリアアップする事だけに専念していて職場の空気感とかガン無視する方がいるんですよね。

 これは、現在の職場でどうこうっていう話ではないんです。


 私が過去一番腹立ったパターンは、高校卒業後に就職した工場での出来事です。

 その職場に着いてざっくりと下記の投稿で書いていますので、まだ読んでいない方は一度読んでみてください。


 第18話:就職する前に

 ちょっとばかし、思う事がありまして。(2018~2020年)/桜木 彩 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054885512949/episodes/1177354054885807147


 ここでは、上司が不在だった時の事について『慈善団体の研修』みたいな感じで書いていたと思うんですが、この『研修』っていうのが『滝行』なんですよ。

 ……信じられますか?

 滝行に行ってる時間その上司には給料が発生してるんですよ?

 私達は上司不在で機械を動かして作業しているというのにですよ?

 もしその間に事故が起きてしまったらどうするんです?

『上司は何をしていたんですか?』

『ちょっと滝行に』

 とでも言うんですか?

 個人的に、数億歩譲って接待ゴルフならわかりますよ。

 会社の売り上げにも貢献する事に繋がるかもしれないし、役職が上がればそういう機会も増えるんでしょうし…。

 でも、上司が行った滝行の現場には直接的に工場の商品を購入してくれる企業関係者だけが居るわけじゃないんですよ。


 疑問に思いません?

 いったいこの上司は誰のご機嫌取りをしているんだと。

 社長ですよ。

 自社の社長が積極的に取り組んでいる慈善団体の活動ですからね。

 積極的に参加することで、昇進に繋がるわけですよ。

 でもね…昇進するのは勝手だけど、そういう行為のせいで現場は大迷惑なわけで…。

 私は結局、そういう行為への鬱憤が積み重なって『仕事がしたいのにできない』環境が嫌になり退職しました。


 この職場でのケースはかなり異常だし特殊ですけど、上司に対して過剰にアピールしようとする人っていると思うんですよ。

 普段率先してやらない業務内容でも、上司がいる時だけわざと声に出して『それやりましょうか?』なんて声かけしたりね。

 そういう人を見ると、心の中でどす黒い感情がぶわっと出てくるんですよ。

『は?お前普段やらないだろ?点数稼ぎか?』ってね。

 それでイライラしてたらバカみたいだなって思うようにもなったんです。

 だから、ある日から点数稼ぎたいんなら勝手に稼いでもらえばいいやって思うようになりました。

 理不尽な行動とかしてきても、『所詮点数稼ぎが目的だから』『ここまでしないと点数稼げないんだったら頑張ってね』って。

 逆に、人事考課面談の時に上司が過剰にアピールしてる人間だけを評価している場合は、『あぁ…全体を見てくれていないんだな』って思います。

 過剰にアピールしてる人の事はそりゃ評価されて当たり前なんですよ。

 だって過剰にアピールしてるんですから。

 あー…なんか思い出しただけでもイライラしてきてしまったや(笑)

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