第13話:もしも私が“いじめ”を受けていた中学時代が令和だったら
数年前に、こんなエッセイを投稿しました。
まだお読みでない方は、よろしければ一度目を通していただけると助かります。
第14話:中学校の過ごし方
ちょっとばかし、思う事がありまして。(2018~2020年)/桜木 彩 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054885512949/episodes/1177354054885807171
先日、関西の高校生がYoutuberに相談したことがきっかけでいじめ問題が解決に向けて動き出した事件というか…動画がニュースになっていましたね。
ここでは、動画の内容について触れるつもりはないのですが、教頭先生2人・被害者男子生徒・配信者の計4人で状況確認等をしている音声が投稿されていたのですが…。
いやぁ…そもそも教職員に対して1ミリも信用していない私からしたら、内容が想像通りと言いますかなんと言いますか…。
学校も、特に高校ともなれば“ビジネス”だと思うので、印象が下がるような事は避けたかったんだろうな…と思います。
恐らく、教頭先生が『SNSの発信力・拡散力』というものを軽く考えすぎていたんだろうな…とも思うし、けれどそもそも学校側がいじめ問題に関して認知してから行動に移すまで時間がかかり過ぎている…いや、そもそも行動していなかったんですけども。
私が中学生時代に学年全体から“いじめ”を受けながら約2年間学生生活を過ごしていた件に関しては、先程貼ったリンクから確認してくださると嬉しいです。
私は教職員に対して信用していなかったので、“いじめ”という事実を相談したことは一度もないですし、アピールもしていませんでした。
とはいえ、少なくとも同学年を担当している教職員は全員認知していたはずです。
何故なら、主犯格は授業内外問いませんでしたからね。
私の場合で言ったら、私が訴えなかったから学校側も動こうとしなかった。
今回ニュースになっている場合とは状況が違います。
私とは違って学校側にちゃんと訴えているのに動いてもらえない。
きっと、学校側と友好的な関係になれていた生徒さんや保護者の方々にとっては衝撃的だったんじゃないかな。
勿論それは、問題になった学校だけじゃなくてね。
私が“不登校”になる事を選ばなかったのは、教師側から動いてくれるのかを試してたっていうのが一番だったんですが、他にも色々理由はありました。
現状ほぼ私1人にのみクラス・学年のヘイトが向いている状況でしたので、多少ストレスを抱えている生徒が理由を付けて冗談や暴言・陰口を言いやすい状態だったんじゃないかなって思うんです。
そんななか、ある日私が“不登校”の選択をしたら今まで私に向けていたヘイトを、今度はどこへ向けるんでしょうね?
高校受験を控えていたので、どうしたってストレス溜まるじゃないですか。
中学3年生にもなれば、普段温厚なクラスメイトも多少はピリピリしてた記憶があるし…。
他にも理由をあげるとしたら、『私の“いじめ”事案を利用して教師の評価を上げたくない』…ですかね。
一応誤解ないように言っておきますが、担任の先生は好きでしたよ。
いじめが本格化してからは、家庭科の女性教師が担任でしたが、きっと何も言ってこないで普通に生活してる私だったから、逆にどうしたもんか…って感じだったかもしれないです。
挙句の果てには『将来の夢は人殺し』ときたもんですからね(笑)
あ…それ書いたのは中1だったかな?
ただ、仮に不登校になったとして、そんな私の対応を時間外対応する事になったら、そういう部分が教師の評価に繋がる可能性ってあるじゃないですか。
そもそもいじめ解決出来てない段階でマイナス評価な気はする…けども。
私の場合は、虐められる原因を作ったの私自信なので、担任の先生は巻き込まれ事故みたいなものですが…。
とはいえ、私の知らない場所で利用されて評価されるのを考えたらブチ切れそうになったんですよ。
なんて諸々の理由で登校を続けましたね。
私がもし令和の時代にあの頃みたいないじめ案件抱えてたらどうしてたかな…。
と考えてみたんですけど。
私の場合ほぼ学年全員が、大小の違いこそあれ“いじめ”を実行・計画・黙認してたわけなので、高校3年の夏頃にSNSで告発して全員の内申点やら受験に影響与える感じにしたかなぁ…。
2年先だと早すぎるんですよね。
学校側が黙認してた生徒を護ろうとするでしょうから。
黙認だって正真正銘“いじめ”です。
それに、約1年という時間があったら受験先の学校側が『いじめ事案』の存在を忘れてしまう可能性もある。
だから、極力受験シーズンギリギリにするのが1番復習感が出るかなって思うから、私ならタイミングはそこかな。
なんて言ってるけど、別にオススメする訳じゃないし、まずは自分の心身を守る事を優先した方がいい。
とはいえ、自殺やら事件化しないと動いてくれないってのもまた事実な気がしますけどもね……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます