どんなに作中での時が流れようともアルノー君の存在感は決して薄れることがなく、濱丸様の物語の構成力にいつも尊敬を覚えます。
無銘の学舎のメンバー達にも、ティトさんの暗殺事件をはじめとして色々あったのですね。
こうした部分からも道場の頃のような関係ではいられなくなってしまった、時の流れを感じました。
そしてディアナさんの『男子グループに入り込んではあちこち手を出して仲を引き裂きぶっ壊す女』という表現がリアル過ぎるのと、デュオさんのそれは不倫では…シリアスな話の中の恋愛談義、大変面白かったです!
今の二人の価値観や考え方を、より深く知れたような気がします。
作者からの返信
月白輪廻様、コメントありがとうございます!
そして拙作には過分なお褒めの言葉を頂き、大変恐縮です。
嬉しく思うのと同時に、これからも精進していかなければと、改めて強く思いました。
アルノーについて、ワードとしては、定期的に出てくると思います。
前話で片鱗が出てきたのですが、現状、無銘の学舎が保持している知識や技術は、条件付きではあるものの、この世界ではブレイクスルーに位置付けられるレベルになっていました。
その基礎を興したということで、アルノーの名は、別な意味で特別になっていきます。
作中での時間経過、悪手かなあと思いつつも、やってしまいました。
暗殺事件の概要と真相が、今後の展開に密に関わってくるのですが、まだ全貌をお話しできないなあと判断してたので……。
メンバーの恋愛話の進展や、学舎トップの「彼女」の名前が(一応)まだ伏せられているのも、同じ理由からだったりします。
ディアナとデュオの恋愛話もギャグ調にしましたが、「それ本当なら笑えないやつ」なんですよねえ……。
この2人の間だからギャグにできる、という側面はあったりします。
動機や理由も考えているので、後々もうちょっとシリアス的に語られるかもしれません。
元を辿っていくと、アーネ(とアルノー)が原因です。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
ティトさんの死の真相から打って変わっての恋愛話……ってディアナさんの恋愛歴がすごすぎる!でもデュオさんもなかなか負けていませんね。なんたって人妻……いやいやこのくらいにしておきます^^;
なんだか役者が揃ってきた感じですがそれはそれで、これまで通りの仲良しこよしじゃいられないそのうち内部からガタガきそうで危ういですね。
作者からの返信
朝倉様、コメント頂きありがとうございます!
重い事件概要からの小難しい設定話ということで、おふざけを入れつつ今後の伏線になればと、満を辞しての恋愛トークでした。
でも拗れているだけに、どのくらい踏み込むか今も悩んでもいます。
ディアナ、容姿も中々なのですがそれ以上に、距離感無視の言動や程々のぶりっ子具合で、男子ウケが良いという設定でして、実は結構モテる女の子でした。
一応、旧道場メンバーは仲良しなのですが、今後は色々なしがらみや望みに囚われていきます。
結構危ういバランスになるかもしれません。
今後描かれていく三章は、その辺りが徐々に露見していく予定です。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
編集済
コメント失礼します。
ティト暗殺事件の側面とは、無銘の学舎の内部についてだったんですね。
穏便派が決起派に転んだのは紛れもなくこの事件ですが、ディアナさんが語るティトさんの実力を考慮すると、暗殺成功による効果は王宮側だけではなく、無銘の学舎にもあったということですか。
『仲睦まじく清く正しいままでいられない』と書かれてあるので邪推すれば、成功するために何か手を打った可能性もありますね。原型残っていないのであれば、誰が何をしたかなんて推測すらできませんから。
せめて情報を掴んでいたけど何もしなかった。であればいいなと思っています。
ここで恋愛の話が浮き上がってきました!
みんな年頃なので気になっていましたーっ、がまともじゃなかった!
デュオさん恋愛が完全に拗れてる。人妻熟女キラーと化しているなんて驚きです。
メンタルケアって言ってる時点でもう駄目です。それだから普通の若い女子寄ってこないんですよ(笑)
ディアナさんの選びに選んだ彼氏達の名前に吹いてしまいました。
これはある意味で内部崩壊してもおかしくない状況です。
本当にお試し期間みたいな感じだからそこまで拗れなかったんでしょうけど、これは酷いw男性陣のメンタルズタボロにしただけなのような(笑)
旧ソロン領ってことは、レヴィーさんですかね。
大陸渡ったら出会うかもしれない!?
今後の展開が楽しみです!
作者からの返信
森羅秋様、コメント頂きありがとうございます!
ティト暗殺騒動の、特に真相を知っている側の会話となりました。
内外含めて色々な思惑がありまして、その中でデュオはディアナから反感を買う行動をとっていました。
それはトリスタン達には言えない事実で、デュオも決して本意ではなかった、といった感じです。
具体的な学舎首脳陣の行いは、徐々に明らかになっていくことになると思います。
そして恋愛話も、この辺からがっつり絡んできます。
今回ギャグっぽく書いたのですが、まだまだこの話題が序の口に過ぎず、もっと碌でも無い状況になっていたりします。
今回の話題も、人によっては嫌悪するかもと思いやんわり書いたのですが、やんわり書いていい問題かという思いもあり、塩梅に苦戦しているところです。
そして申し訳無いことに、デュオは森羅秋様の作品のとあるキャラと、若干ムーブが被ってしまったかもしれません……。
一方でサークラしながら関係を維持させてるディアナですが、動機や思いも含めて、この辺は後々がっつりと書いてく予定です。
二人が恋愛方面で拗れている原因もハッキリあって、名指ししてしまうとアーネのせいですし、更に元を辿ると大体アルノーの責任です。
そして次回以降は、仰る通りのレヴィーにスポットが当たっていきます。
どんな形で二つの陣営が合流していくかは、三章内で割とすぐ明らかになるかもです。
……ダブル主人公(?)的な展開になっていき荷が重い気しかしていません……。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
男女関係、爛れているようで、曲がらない部分もあって……。
これが大人になるということか、どうなのか……^^;
そして、ジズはジズで、何で今さら「水の人」の情報をリークしてくるのやら。
無銘の学舎を、どう転がすつもりなんでしょうか^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様、コメント頂きありがとうございます!
そして、のっけからすみません。
今回の恋愛絡みの部分、ざっくり添削するかもしれません。
今後の展開や設定や全体構成を見て、布石として入れてた部分なのですが……。
現時点では重くなり過ぎず、軽めの描写にしたのですが、それもそれでといった感じで……。
丁度良い塩梅が難しいですね……。
ジズは現時点ではリデフォール組、と見せかけつつ、実は既に裏で色々と動いています。
デュオ達は信頼を置いてないのですが、利用できる間は利用し合う的な関係でしょうか。
でも暫くはまだ大人しくしているかもです。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
編集済
ええっ!ティト暗殺、仕込みは別であったのですか!?やけに暗殺の際の描写が少ないとは思っていましたが…真相は少しボヤかされてもいますが、ティトは死んじゃいけない人でしたよ〜😭
それに、実はめちゃ強かったんですね、ティト。
それはそうと、元々はアルノーの道場生たち、考えてみればとてつもない勢力になっちゃいましたね。
アルノーの野望も打ち砕いちゃったし、その後でアディを女王にするのに一役かったり、アルノーがやろうとしていた国を転覆させることをあっさり達成しちゃってるし…すごい連中だ!しかも、ティトだって、結局は内部の人にやられたんですよね…今や誰も敵わない、強いていうならエルが、というぐらいの最強軍団ですね!?
作者からの返信
海藻ネオ様、改めましてコメントありがとうございます!
暗殺事件、結構裏がありました。
決定的な文言は無いのですが、学舎側の都合が一にも二にも絡んできてます。
門下生達の中でもティトは、かなり他メンバーとは異なるスタンスを持つキャラでした。
エル戦終了時点では、まだ道場メンバーは誰も、彼女の真の実力を知らなかったくらい出し惜しむ系の女子でした。
この辺の裏話は、作者的にはむっちゃ早く書きたいエピソードだったりします。
学舎が国落としを容易く成し遂げた背景には、彼ら彼女らがアルノーの遺産を引き継いだこともそうなのですが、別の理由もあったりします。
ただでさえ少ない兵力が、短期間で内戦が繰り返されて余計に疲弊していたり。
将校クラスが1章時点でロベールとアルノーに粛清されまくって、指揮系統もスカスカだったり。
基幹産業を牛耳っていたのが、実質的には学舎の技術だったりとか、そういう感じです。
それと強さ的には海藻ネオ様の仰る通り、既存の登場人物では、文句無しにエルが最強です。
こいつは単体戦闘能力もそうなのですが、その上で策を弄して戦う前に勝つタイプなので。
この辺はアルノーもそうですね。
異名だけ登場していたキャラも含めれば、明確にエル以上のキャラもいるのですが。
名前だけの登場ならともかく、本格参戦は当分先になりそうです。
今回もご高覧頂き、本当にありがとうございましたm(_ _)m。