最終話

ゆかりと賢治は、ハワイ移住の為に色々と…手続きをしていた。


完了する頃には…ゆかりは疲れきった様子だった。

賢治はと言えば、会社で書類の事柄に慣れていたので…余裕では…あったのだが…


『ゆかり…大丈夫か』

『ちょっと疲れちゃった。ヘヘッ✨』


賢治は、レンタカーを借りて…ゆかりをハワイの別荘へと連れて行った✨

『ゆかり…お疲れ…』


ゆかりは賢治の別荘に着くなり、歓喜の声をあげた。


『きゃー!可愛い!素敵な家だわっ…。ありがとう!賢治くん!』


じゃあ、と言いつつ、賢治はゆかりをエスコートした。


『ゆかり…明日…挙式だからな?青い空の下で…2人きりの式だぞ?…』

ゆかりはウエディングドレスが用意されているのにも…

驚いていた。


『賢治くん!準備万端じゃんか!わぁ!……素敵なドレス…💖』


明日が楽しみっ!



次の日……式を挙げる時間が刻一刻と近付いてきた。


鈴木賢治にとっては…2度目の挙式だったが、それでも緊張はしていた。


ゆかりがウエディングドレスに着替え……


扉を開けると……


賢治は、ゆかりを笑顔で見ていた。

『キレイだよ…。俺には…もったいない位だ。』


『♪そんなに似合う…?えヘヘッ💖』


神父の前に2人は立ち…お互いに…


誓いの言葉をし終わると……指輪交換になった所で…賢治は高級宝石店で購入した


ネックレスをゆかりに優しくかけた。

ゆかりも賢治にお揃いのプラチナの

ネックレスをかけた。


誓いのキスをし終わった2人は、



嬉しさの余り…思い切り抱き合った。


『賢治くん!……

私の夫になった感想は……?』


『ハハッ!頼むよ…知ってるくせに、悪い子だ!……』


『今日だけ、特別だぞ?

一度しか言わないからな……?



俺には……ゆかり…

お前しか考えられない


ずっと側に居てくれ。

俺から離れるな……


以上。ハハッ…』



『賢治くん!…

ダーイスキっ!✨』


永遠の誓いを終えた、2人は、

歳の差を感じさせないほどに…


いつまでも…いつまでも…

幸せに暮らしたのであった。

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夜の蝶ラブの観察日誌 たから聖 @342224

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