第2話障がい者を傷付けるバカ

僕は精神障がい者である。病名は統合失調症。家族があるし、自分の生活の為には働かないといけない。

僕は死に物狂いで仕事を探した。

一般で働くのは何かと問題があるので、障がい者枠で仕事を探していた。

そこである老人のデイサービスで働く事になった。

当時は腰の手術前で、歩くのもやっとだったが、施設の掃除、選択、ベッドメイキングをしていた。

いわゆる雑用である。


だが、僕は自分の出来る範囲で一生懸命頑張った。そこで、僕は上司の部長に呼ばれた。

「お前は仕事帰りに「お疲れ様でした」と言うな。お前のような、障がい者をわさわざ雇っているんだから明日から帰る前は、職員一人一人に「ありがとうございました」と言ってから帰れ!」と。

僕はこの言葉を聴いてから、酷く後悔した。

自分が病気になった後悔と、こんな施設を選んだ後悔とを。

わざわざ、雇ってるだと~?

こいつは、福祉は老人だけの言葉だとしか理解していないバカにだった。

それから、2週間後退職した。


僕は、または障がい者には仕事が無いのだろうか?

去年の11月まで働いていたA型施設も追い出された。欠勤が多いからである。

健常者の様に通えたら、A型施設は必要ない。生産性のない障がい者は、使い捨てにされる。

僕は生産性がない。

また、3月頃から仕事をしたいと検索しているが、果たしていい会社はあるだろうか?

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今だから言うけど、あんたバカ? 羽弦トリス @September-0919

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