エリートコンサルタント予定の俺、異世界に行っても力を発揮するのか?
ワラビ
第1話 現世
この話は、フィクションです。
「皆さんは、今日をもって○○大学を卒業します。この大学で学んだことは今後の君たちの目標に大いに役に立つことでしょう。では、君たちの門出を祝して学長のあいさつとさせて頂きます。」
学長のあいさつが終わると周囲から拍手がなる。俺は、まったく聞いていなかったが、、、
そんなこんなで、卒業式は終了した。
「よっ!!」
「ん?あぁ、あすかか。」
「テンション低くない?門出なんだから、上げてけ!!!」
「分かったから。耳元で騒ぐな!」
「にヒヒ」
全く、笑った時のこいつの顔は心臓に悪い。
「おっと、もうこんな時間。先に行くからちゃんと来てよ。」
「わかった、わかった。」
この後は、こいつとお疲れさま会をする予定だ。ちなみに俺たちは、付き合っている。
「これからか、、、」
今年で5年になる。俺は、念願の夢だった外資系のコンサル会社に就職が決まった。
あいつも自分の夢だった会社に就職が決まっている。これからどうするべきなんだろう。と、考えていた時
「お、おい。赤信号だぞ。」
誰かが、叫んだ。
「へぇ?」
気付いた時には、強い衝撃が体に走っていた。体が重い。
「あす、、か、、、」
そして、俺の意識は消えた。
エリートコンサルタント予定の俺、異世界に行っても力を発揮するのか? ワラビ @warabi111
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