最上階の先はへの応援コメント
「姫ティック・ドラマチカ」を途中まで読んでからこちらを一気読みしたので、あんまりのハードぶりにしばらく呆然としてました 笑。
ガジェットの細かさとか「性別関数」みたいな用語がサラッと出てくるところとか、ほんとに考え抜いて作りこんでるな、と思わせる作品です。
オチについては、まあSFとしてはありがちとの見方もあるのでしょうが、「商業活動がすべてである世界を嫌悪して自殺に向かう主人公」の内面はとてもよく描かれてていると思うので、厭世感に満ちたブラックな心理短編の完成度を、むしろ評価したいです。
SF的な面であえて申し上げるなら、今回の「異例」がこれからこの世界にどう影響し、管理AI(?)たちがどうシニカルに反応するのか、みたいなものが示唆されていたら、読後の闇がまた一段と深まったかなと 笑 妄想したりします。
あともう一点、タグはアピールを考えてもっと強気でいいと思いますよ。私が入れていいなら「本格SF」って書きますけれど。
作者からの返信
これはありがたい、嬉しいコメントをいただけました。ありがとうございます。
本格かどうかは分かりませんが、元々自分は暗い作風になりがちなので、「姫ティック・ドラマチカ」の方が頑張ってエンタメ感マシマシに振っている感じですかねぇ。
お褒めいただいた部分。割とありきたりな主人公の正体と、架空の未来の社会風刺感のバランスは、この分量の作品にしては良い塩梅にできたのではないかと、自分でも気に入っております。
観て欲しい部分をしっかり汲み取って評価していただけて嬉しいです。
ただこの短編、実は、推敲も含め今年の元旦の二日間で即興的な勢いで書いたものなので、考え抜いて作り込んだようと言われると恐縮です。
多分、たまたま上手い具合に落ち着いた幸運の産物なのではないかと。
なので今は、これとは逆に、約半年かけてプロットを練りに練った「姫ティック」の方が、どうにかハネてくれないかと悶々とするばかりです。
60階、展望エリアを超えてへの応援コメント
うむむ。そうでしたね、SF、ホラーなんでしたよね、なんだか脳の処理が!想像を超えていて引き込まれ中です!
そして、この先、ついにな場所へ・・・・
気になりすぎるので、次読ませてください(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
作者からの返信
読み手の頭の中で、どのように想像しながら物語と追い掛けていただけてもらえているのか。それを窺い知ることは中々できない体験なので、各話ごとの、こういった感想は非常にありがたいです。
10階、土産物売場でございますへの応援コメント
削ぎ落としていくんですか。深いです。読ませてもらえて嬉しいです。
下層階への応援コメント
>それらが何世紀も前に流行はやったが、
気になります!!
考察しながら、次行きます!だいぶ好きな設定かもしれません。ワクワクしています!
そして、
今日は、うろん堂をたくさん読んでもらって、ご指摘までしてもらって、本当にありがとうございました!!
でも、死にたい女はまだ出てこなくて、申し訳なかったです😅
(もしかして前のコメントで書いたから、気にしてくださって読んでいただけたんだったら、申し訳ないです!!)
作者からの返信
「よろず屋うろん」拝読させていただいております。
もくじのタイトル的に、次回からトーンが変わるのかな、と想像できたので、昨日は一旦もったいぶって読むのを中断しました。
また、続きを読みに行かせてもらいます。
エントランスへの応援コメント
はじめまして(#^.^#)
拝読させていただきました。
とても素晴らしい文章で、続きぼちぼち読ませてください(*≧∀≦*)
内容も、ちょうどいま死にたい人を書き始めたところでして、勉強させていただきます!(^.^)
作者からの返信
ご訪問ありがとうございます。
タイトルの印象で読み始めると面食らうかもしれませんが……、よろしければ是非最後まで読み終わった後の感想をお聞かせください。
自分の方は、自主企画のリンクから、先ほど和響さんの作品を一作通読させていただきました。
が、読み終わった後で、どうやら外伝作品だったようだと気付いたところです。
後ほどになると思いますが、もう一作拝読させていただこうと思います。
最上階の先はへの応援コメント
すごく面白くて一気にここまで読んでしまいました。
ディストピア溢れる世界観の描写、自殺塔を登る主人公とそれを取り巻く様々な意図。一ページめくるたびに、次はどうなっていくのかワクワクさせてくれるお話でした。
文章も読みやすく、読んでいて情景がすらすらと浮かんでくるのは圧巻としか言いようがないです。読んでいて面白くありながらも、書く側としてもとても勉強になりました。
作者からの返信
読了・感想ありがとうございます。
そう言っていただけて作者冥利に尽きます。。。
今回、1万字以内という制約を設けていたため、かなり描写を端折ったのですが、きなこ豆腐さんのような想像力豊かな読み手の力量にも助けられたのだと思います。
ありがとうございました。
6階~10階へへの応援コメント
「自殺は自分に対する殺人にあたる」
この文章が自分で起こすことのはずなのに、まるで他人事のように表現されているのがすごく面白い言い回しだと思って、頭に残りました。
表層チャンネルは確かに何も言わなくてもいい楽さがありそうですが、私も主人公のように独り言をおおっぴらにしている感じが抵抗がありそうだなと思います。
作者からの返信
感想いただきありがとうございます。
大分ドライな表現ですが、ここは後々の為の“匂わせ”として、敢えてあまり血の通った表現にしなかったように憶えています(彼女の自殺動機)。
表層チャンネルの話題も、主人公の、社会の中での疎外感・孤立感を出しつつ、彼女が生きる社会の異常性を読者に向かって強調することと、主人公に対する親近感を持たせる目論見で上手く機能させられたかなぁ、と密かに自賛しています。
……という舞台裏を詳らかに書いてしまうと、台無し感ありますね(笑)
頂いた感想への返信という体裁を取りつつ、半分は自分用の備忘メモということで……お耳汚しでした。
最上階の先はへの応援コメント
エゲツない完成度でした。
本物のSFにして、話運びも秀逸で、オチにも抜群の切れ味がありました。
世界観も独特で、何より考えさせられました。
人間もAiも、行き着く問題は同じなのかも知れませんね。
いや、兎に角見事でした!
作者からの返信
読破&感想&ご評価いただき、ありがとうございました。
そう言っていただけて大変恐縮です。
AIとの直接的な対立ではなく、(誰かが)経済を優先させた結果、皮肉にもできてしまった未来、という妄想にゾクリとさせられたら良いなぁと思いながら書きました。
お読みいただいたかた、それぞれの頭の中でどのような想像が生まれているのかも興味深いですね。是非『解析』してみたいです。
最上階の先はへの応援コメント
初めまして。A級小説タグから参りました。
主人公の正体に関しては、ああそうかな、と思いましたが、それでも『繋がってるから目的は達せられる』というのは斬新でした。(応援メッセージってネタバレありボタンないんでしたっけ?)
好きだなぁと思ったのは、お土産品の数々も面白いんですが、長すぎる階段の意味です。まさかアレを取るための時〇〇ぎであったとは。その一点、やられたと思いました。
面白かったです。ありがとうございました。
作者からの返信
読了、感想、ありがとうございます。
自分もカクヨムさんのシステムはよく把握できてないのですが、感想欄は自分で開かなければ表示されないので大丈夫なんじゃないでしょうか(ネタバレ)。
AI自身の自己誤認は、擦られ過ぎてる感があるので、やっぱりSF好きな人ほど察しちゃいますよねぇ(笑)
最上階の先はへの応援コメント
SFはまったくの若葉マークの私ですが、とても面白く読ませていただきました。
最初は主人公は人間だとばかり思っていて、読み進めていくうちに一部は機械なのかなと考えはじめて……。それでもページをめくって彼女が上階へとあがるたび、
「サイボーグになっても人間の心は持ち続けているものなんだな」
私のなかでそんな気持ちがどんどん強くなっていきました。鷲賀祖舘夕さんの筆の力よってそう思わされていたからこそでしょう。ラストで真実を知った時の驚きは大きかったです。
最上階まで展開していたドラマが、その先でまったく別の光景に姿を変えてしまう。私にしてみれば、彼女があれほどこだわっていた生も死も感じられない無機質な世界へと。もの哀しさや虚しさのようなものが一気に胸に押し寄せてくる、そんなエンドでした。
鷲賀祖舘夕さんのもう一作のタグは、S級小説なんですね。楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
感想いただきありがとうございます。
AIが自殺を図るほどに複雑高度化している、という虚構を前提に考えたお話なので、ちゃんと人間らしく映っていて、良かったです。
S級小説タグは……、最初に発見した風千さんの自主企画がS級小説を募るものでしたので、つい勢いで……。
しかし「自分で自信のないものを、他人の時間を奪って読んでもらおうなんて、逆におこがましい」の精神で、少なくとも完結するまでは胸を張って名乗っておこうと思います。どうぞ、ご期待ください。
編集済
最上階の先はへの応援コメント
なるほど、サイボーグではなくアンドロイドだった訳ですね。彼らの目的は分かりませんが、自殺塔を用いてAIを人間に近づけようとしている、ですかねぇ……いろいろと想像できる終わりです。とても興味深いお話をありがとうございました。
P.S. 前話のコメントへご返信がございます。
作者からの返信
完走、感想、ありがとうございました。
こちらこそ、お付き合いいただき感謝です。
描かれていない背景は、読み手の想像に委ねるところではありますが、自分の中では、イレギュラーを起こしたAIの断末魔的演算ログが、彼らの自殺に至る動機を究明するのに有用だ、とかそんな理屈を考えていました(だからボットも、そこまで積極的には止めない)。
最上階の先はへの応援コメント
鷲賀祖舘夕 様
初めまして、風千さんのエッセイから飛んで来ました。
まさにS級、素晴らしかった。
世界観の設定、思想、環境が脳裏に浮かぶようで、込められた皮肉がたまりません。
タグで『星新一先生の様な』とありますが、成る程、この空気は間違いなく、あの日読んだ衝撃と同じでした。
(タイトル忘れましたが、神々の…? 死にたがる男…という作品?だったかなあ?と、言いますか、あのブラックユーモア作品を思い出しました)
それ以上に、現代風に作り込まれた文章にもうなされました。
もう、賞賛の拍手を贈らせて下さい。
素晴らしい作品をありがとうございます♪
作者からの返信
なかと様、感想いただきありがとうございます。
とても恐縮です。こんな絶賛をいただけるとは。
先程、リアルタイムで読まれている通知が表示されていたので、こちらからも、なかとさんの作品をいくつか拝見させていただきました。
あっちでは偉そうな感想残してしまい、申し訳ない気持ちに……。
自分もSFやどんでん返し系の作品が大好きなので、今後もより面白い作品を書けるように一緒に頑張りましょう。
編集済
超高層階にてへの応援コメント
これが引き止める手、ブラフとすれば、かなり有効な手法ですね。あらゆる手を尽くして自殺の阻止を図っているようです。
洗練された文章ですので一つ細かな報告ですが、?の後にスペースがない箇所があります。ご確認ください。
ご返信へ
これといった確かなルールはなさそうですが、地の文でも空けられている方が多くいましたので、その方が良いかもという意見でした。ご参考程度にお考えくださいませ。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
表記についてのご指摘もありがたいです。
?の後のスペースですかー。やっぱり読みづらいですかねぇ。普段の執筆時には入れ慣れていないもので。
下書きからWEB用に手直しする際に、入れてはみたのですが、個人的にはどうも違和感があるのです。だから、会話中には入れて、地の文には入れないという半端なことをしたのですが……。
やっぱり、読み易さを優先したほうが良さそうですね。
編集済
60階、展望エリアを超えてへの応援コメント
なるほど、未来の世界ですからサイボーグもありですよね。それより気になるのは、生身の人間は筋力が退化している世界……と。暗い背景を匂わせて、とても面白いですな。
ご返信へ
そういう意味でしたか、理解しました!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
ああ、なるほど。その辺はちょっと表現が大袈裟過ぎたかもしれないですね。
現代人でもビル10階分を、息も切らさず上るのは大変だと思うので、ボットの発言は、その程度の意味だと捉えていただければ幸いです。
特に、未来人の生体がひ弱になっているという意図はなかったです。
編集済
10階、土産物売場でございますへの応援コメント
なんとも皮肉に溢れてますな。主人公の死ぬ理由がそろそろ聞いてみたいところです。
作者からの返信
感想いただきありがとうございます。
少しずつ読み進めていただいている餅餅餅さんからの感想に対し、期待に応えることができるか、とドキドキしてきましたw
最上階の先はへの応援コメント
せっかくですのでこちらにも感想書かせていただきます。
文章は確かな知識量と技術に裏打ちされているなというのがわかります。
硬派ながら非常に読みやすかったです。
階層が上がるごとに上に何があるのか、最上階まで到達できるのかどうかという期待感の煽り方も上手でした。
長編化したら早川のSFコンテストの予備選考くらいは余裕で通りそうなクオリティかなと。
ただ、最上階への期待感が大きくなり過ぎたのかオチはちょっと弱かったのかなと。
贅沢を言えばもう一捻りこちらの予想を超えてくるオチだとより良い作品になったのかなと思います。
あと私が公開しているファンタジーの方はまぁ一応お子様ランチも置いていますよ、というようなものですので本当にお暇があればで全然……。
作者からの返信
お褒めの感想をいただけて嬉しいです。
ありがとうございます。
なるほど。確かに分かり易いと言えば分かり易いオチですよね。そういうヒントをいただけるのも嬉しいし助かります。
今回は規程で1万字以内とあったので、一応そこに納まるように四苦八苦したのですが、自分の中で熟したら、今度は制限を気にせず、ブラッシュアップしたものに挑戦してみようと思います。
ありがとうございました。
最上階の先はへの応援コメント
素晴らしい文章力と続きが気になるお話の構成で、スクロールする手が止まりませんでした。
とても面白かったです。
塔をひたすら登る話はテッド・チャン、散りばめられた行き過ぎた資本主義への皮肉はP・K・ディックを彷彿とさせ、本格すぎるSFっぷりに感動すら覚えました。
いいものを読ませていただき、本当にありがとうございました。
作者からの返信
感想いただきありがとうございます。
名のある大家を引き合いに出していただいて恐縮しきりです。
当方極端な寡読につき、ディックは映画化された作品程度の知識、テッド・チャンは名前しか知らないのですが、お褒めの言葉とともに名が挙がるということは、きっと自分好みの作風なのだろうと推察します。是非機会を見つけて読んでみようと思います。
ありがとうございました。