あ・と・が・きっ☆うふっ♡
というわけで、このような大変重苦しくて陰鬱なお話を最後まで追っていただき、ありがとうございました!
あまりにも陰々鬱々としすぎていたので、「どこかでクスッと笑えるような描写を入れるかしてふざけなければ!!」…と息まきながら執筆していたのですが…
もはやそんな空気読めない感を出していいレベルではなかった…:(;゙゚'ω゚'):
ですので、最後の最後にふざけさせていただきました。
今回、私がこんな自分自身に起きた実話を小説にしたのは、いくつか意味がありました。
一つは、「マウント」という言葉とその意味、そしてマウントを受けた側の気持ちを知ってもらいたかったから。
もう一つは、いまだに時折思い出してはその闇にとらわれそうになってしまう自分自身の昇華に繋げたかったから。
そして最後は、マウントを取ってしまう人にも気づいて欲しかったからです。
マウントという行為は、自覚してわざとそういう言動をする人もいれば、逆にマウントを取っているつもりはなく自覚がないまましてしまう人も多くいます。
でも、もし自分が少し気が強いタイプで誰かに対していつも対抗意識を持ってしまっていたり、事あるごとに自慢話をしてしまっていたり、相手の幸せを素直に喜べなかったり否定してしまうような感情を抑えられない場合は、自分でも気付かないうちにマウントを取って相手を傷つけてしまっている可能性が高いです。
マウントを取ることで一時的にいい気持ちになれたとしても、おそらく最後に残るのは虚しさではないでしょうか。
マウントを取る=逆に自分で自分の価値を下げているということなので、自分にとっても相手にとっても得になることなどまったくもってゼロというわけです。
そして、逆に人からの言葉や意見を何でもかんでもマウントと受け取ってしまうのも考え物です。
敏感になってしまうとつい卑屈になってしまいがちですが…
明らかに他人を見下してバカにして笑っているような人は必ず表面にそういうものが滲み出ているので、言われたことよりもその人の人間性をよく見て判断しましょう。
そして、マウントを取られたら即座にその相手からは離れて下さい。
エネルギーと自信を奪われて性格まで変えられる前に。
職場や学校などで毎日顔を合わす場合には、必要最低限の接触に留めておくといいですね。
そして、もしマウントを取られた場合の対処法としては…
「へぇ。」
「そうなんですね。」
「なるほどー。」
…という、否定でも肯定でもない返答が一番効きます。
怒って言い返すことがマウンターにとってのおいしいエサであり、もちろん何倍もの言い返しが返ってきて余計に落ち込むこと間違い無し。
かといって、
「すごいんですね!」
「〇〇さんの意見、すごくためになります!」
…なんて褒めてしまうと、味方認定はしてもらえてもマウント攻撃は止めてくれないのでオススメしません。
───相手にしないのが一番の対処法なのです。
…以上は、自分が少しでも楽になれるために、マウントについて調べまくった結果です。(笑)
マウントを取る人の心の裏側や根底にあるものを知れば、案外「気の毒な人なんだな」と思えてきます。
自分自身や他人、物事を客観視してみることで違って見えてくるものは必ずあるはず。
この小説が、たった一人でもいいから心に響いてくれるといいな、と思っています!
それでは、たびたび最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
実録!自サバ女(元親友)の華麗なマウントについにブチギレた結果、無事に絶縁という運びになりました。 栗尾音色 @neiro-kurio
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