誹謗中傷や迫害。現代の世の中にまるで話題の一部のように取り上げられる胸が悪くなるような下衆な風潮。これらの渦中にありながら様々な思いに支えられて心の悟りに辿り着くその姿は、人間本来が持つ感情の根源ではないかと感じました。新和町に擬人化されて語られている「綺麗ごと」だが、この「綺麗ごと」を我々人間が貫かずして心の平穏は訪れるのだろうか?本作は主人公の自己犠牲精神を正当化するものではなく、我々がどこかに置き忘れてきた『おもいやり』に導いてくれる素晴らしい作品だと感じました。
ステキな作品をありがとうございます。これからも共に頑張りましょう!