二才の戯言

名古屋市立大学文藝部

二才の戯言/墨田 拓也

 目指すははるか道の先 高き巨人の肩の上

長き時間の積み重ね、新たな知への足掛かり



 如何いかに月日をそうとも、歩みは依然遅々ちちとして

世紀の壁を越えられず、巨人の膝にしがみ付く



 道の長さを悟りつつ、遠き理想に手を伸ばし

賭した月日を惜しむ故、退けぬこの身の愚かしさ

自らそれを笑いつつ、なおも巨人に食らい付く



 なんと愉快な二才のぼやき

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二才の戯言 名古屋市立大学文藝部 @NCUbungei

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