第109回 カクヨムWeb小説短編賞2021短編特別賞受賞作品「介護ロボットのみどりさん」を紹介します。

「介護ロボットのみどりさん」

https://kakuyomu.jp/works/16816927859623703963


さくらみお先生

https://kakuyomu.jp/users/Yukimidaihuku


 さくらみお先生は、この作品の他にもグルメ小説コンテストに応募した

「サラリーニャン にゃん太郎の試練」がカクヨム賞を受賞されていらっしゃる、大変才能あふれる方です。猫好きな所も大変親近感を感じます。


 現在はカクヨムでの活動を抑えて「角川つばさ文庫小説賞」に向けての作品作りに専念されています。


 近未来の日本は超高齢社会に歯止めが効かず、ついに介護業界の崩壊が始まってしまいました。そして、主人公の元にきた介護ロボットの「みどり」が繰り広げる物語です。


 介護の問題は決して他人事ではありません。かくいう私も80歳代の母がおり、今は全く介護の必要がない程元気ですが、いつ要介護になるか分かりません。


 今は若くて実感が湧かない方も、近い将来の事として一度真剣に考えるためにも、ぜひ「介護ロボットのみどりさん」をお読みください。


 私はまだ介護の経験はありませんが、親戚や知人からその大変さを色々と聞かされていました。また、文章を読んでいるだけでも想像出来るくらいリアルです。もし介護ロボットという存在があれば、どれだけ多くの人が救われるのでしょうか。


 ハラハラするような展開が続きます。とても他人事とは思えないようなリアルな描写が秀逸。

 ラストはほろっと来る泣けるいいお話し。

 ぜひ多くの方に読んで欲しい作品です。


◇◇◇◇◇◇



 読んでいただきありがとうございました。


 もし、なる程と感じる所がありましたら、ぜひ★評価や♡評価とフォローをお願いします。


 よろしければ、私の代表作「妻の代わりに僕が赤ちゃん産みますっっ!! ~妊娠中の妻と旦那の体が入れ替わってしまったら?  例え命を落としても、この人の子を産みたい」もお読みいただけると嬉しいです。

https://kakuyomu.jp/works/16816927860596649713



 次の第110回は「この素晴らしい世界に祝福を!」の秘密に迫ります。お楽しみに。

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