伝説達は何もしない
“怪物”の発見、戦闘、討伐、被害等の報告は全国各地で挙げられ続けている。報告の結論が討伐であれば目を通し、被害確認をしてから手当や保険、賠償等を考えれば良いからまだマシである。
「あぁー…これは良くないな」
今回手元に渡って来た緊急報告は『とある廃ホテルにて“怪物”が発生。巡回中の“魔法少女”が発見し戦闘。予想外に手強く撤退。準備を整えた後に再戦闘をするが討伐失敗』というものだった。
いや、目的の“怪物”は討伐したらしい。それは良かった。グッドニュースだ良くやってくれた、褒めてあげたい。
なんか、そのソイツの腹の中から、新しい“怪物”が産まれたらしい。しかも取り逃がしたと。うーん…バットニュース。子供を孕んだ“怪物”だったってか?ははっクレイジー…相手は誰だ趣味悪りぃ、赤飯投げつけてやろう。
報告を確認していた刑部の脳内は、現実逃避を始めていた。割ともうキャパオーバーである。本日6件目、似たような事件が各地で起きている。しかも全部心霊スポットである。
刑部の居る[魔法院]の本部の近くにも1件発生している。既に“魔法少女”を派遣しており、その報告待ちだ。
「ホラーかぁ…嫌だな…」
まぁこの程度の理由ではあるのだが、刑部はホラーが苦手である。創作物なら近づかなければそれで済むのだが、今回の報告には目を通さなければいけない。本物の心霊スポットの写真や詳細付きで。
派遣したアイツ、面白がって怖がらかせてくるだろう。間違いない。自分が怖いの苦手なの知ってるからなぁ、嫌だなぁ、絶対動画撮って来るじゃん。見たくないなぁ…
ホラー作品は勿論のこと。普通に暗い場所も苦手である。心霊スポットとか廃墟とかトンネルとか、夜中の廊下とか。
普段から夜遅くまで残業しているが、怖いから部屋は明るいし部屋からは出ない。流石に怖すぎたから、時々ゲーム配信して気を紛らわしている。
今、夜中の26時を越えようとしている。正直、もうこんな報告書読みたくない。なんか添付写真に変な影写ってるし、動画には変な声入ってるし…
「だからってさぁ…はいるちゃん。ここに呼ぶのは違くない?」
「だって仕方ないだろう!?怖いんだよ!誰か人間が視界内にいてくれないと、話してくれないとおかしくなりそうだ…ァァア"ーー!!」
「どうどう…まあ確かにねぇ。不必要に凝った報告文書やら動画やらはあるケドっと、ホイこっち終わったよ」
「あ、あぁありg『ギャァァァアアァー!』っ!…本ッッ当に止めてくれ、頼むから、本当に止めてくれ」
「にゃははははは!」
所謂ジャンプスケア、びっくり系FLASHやブラクラでも伝わる人には伝わるだろう。報告は全てデータ管理されている。刑部はPCモニターとにらめっこしているわけだ、それも集中して。
一定時間同じ画面の続いた時、大音量の叫び声と共にゾンビの顔がアップで表示される様に設定した資料が仕込まれていた。
落ち着いて確認すれば、ファイルの容量が大きいし、画面の端っこに小さくカウントダウンのタイマーが用意されている。分かるようにはされている。が、普通そんなの気付かないだろう。
淀は、刑部にトラウマを植え付けた。
「じゃ、もう眠いし帰るわ。はいるちゃんはどうする?」
「私にこんな事をしておいて独りにするつもりか?悪魔か、貴様は。もういい、私も帰る。帰るがまだ電気は消さないでくれ、そして顔が見える場所に居てくれ。おい待て!置いて行くな!送るから!車出すから!家までで良いから一緒に居てくれ!」
「家までも何も同じ家だし。結構余裕じゃないの」
普段のシャキッとした様子はただのハリボテ。という訳でも無いが、これも刑部の一面である。
特に淀が相手であれば取り繕う気が無い。淀も刑部が相手の時はいつも以上に失礼を働く。互いに、今更気を配るつもりが無いのだ。
「あぁそうだ、今回の件だが…」
「分かってる、手は出さないさ。“魔法少女”だけで解決したい事案だからねぇ」
ビクビクしながら片付けを済ませて車に乗り込んだ。そしてそこで思い出したかのように真面目な顔に戻った刑部は、淀に今後の予定を話しておく。
「なら良い。が、予想通りに進めばその後に手を借りるかも知れない。それは覚えといてくれ」
「あいよ。所で、この車って他にも誰か乗ってる?」
「いや?そんな筈ないが…」
「「え?」」
腰が抜けた刑部を連れて、淀は諦めて[魔法院]で1泊した。
そして次の日。
「ごめんね~ちょっとビックリさせるだけのつもりだったんだよ、ほんとにごめんね」
「それについてはいいさ。ただ、鍵が掛かっていなかったからと言って勝手に車に乗り込むのは止めた方がいい。この時期はまだいいが、夏場なら死にかねん。そもそも、許可もなしに入り込むのが間違っている。君のその行動は咎められるモノだと理解しなさい。だいたい、君は普段から人をおちょくる様な言動が目立つが、そんな事では不要な諍いを生みかねない。私の知り合いにも居るが、それが続けば今いる味方すらも君を見限って離れていってしまうぞ。それは嫌だろう?だったらもう少し考えて行動しなさい。行動力と実効性を持つことは美点だが、結果と実益も考慮しなければいけないよ。君の性格そのものを否定したい訳では無いが、君の性格から来る行動については1度、実行する前に一呼吸置いてその結果どうなるかを想像してみなさい。…まぁ、君が鍵の締め忘れに気付いた時点で、教えに来てくれていたのだろう?それを後回しにして、忘れていた私も悪かった。すまないな、ヴァイパー」
「んぁだいじょーぶ。寝てない。それで部屋での様子からぜんぶ動画撮ってたんだけど、そのまま上げていい?」
あ、コイツ聴いてねぇな。
まぁそれがいつもの事で、分っていて怒られるし分っていて叱られている。でもなんやかんやラインを弁えているのがハイドヴァイパーの良い所であり、厄介な悪い所でもある。
果たして、仕事風景から会話内容から腰が抜けて歩けなくなる姿に淀に泣きつく姿を撮影されている事が弁えていると言えるのかは疑問だが、これはもう今更な話なので気にしていないらしい。情けない姿は見せ慣れている。
ヤレヤレと息を吐いて諦めるまでがワンセットだ。
「…淀の顔を隠していれば構わない」
「は~い」
後日、ビビり散らかして淀に縋り付く刑部の様子が公式チャンネルから公開される。
「さて、報告を聞かせてくれ」
それはさておき。
どうでも良い話題はここまでにして、刑部とハイドヴァイパーは仕事モードに入る。そのために呼んでいる。決して、まだ怖いとか話し相手が欲しいとか、まだ怖い訳では無い。“怪物”の調査に出ていたのがこのハイドヴァイパーであり、その報告を直接聞くために呼んでいるのだ。
「んん~まず結論からして、“怪物”は居たね、それも2体…って言っていいのかな?多分、他の場所と同じヤツだと思う。まだ産まれてなかった」
「それは重畳。倒せそうかな?」
「この辺の子なら〜、サクラちゃんぐらい強ければイケるんじゃない?…ま〜情報通りならその後は分かんないけど」
少し考え込むと、何件かメッセージを飛ばしてから向き直る。
放置されていたハイドヴァイパーは持ち込んでいたノートPCで動画を編集し始めていた。今日は非番なのだ、彼女は撮影から編集、投稿まで全て自分で行っている。編集の部分が趣味らしく、割と凝ったモノを作る時が多い。最近は音声合成ソフトを使った動画に嵌っているようだ
向き直ったのに、相手はもうこっちを見ていなかった。
「…サクラにログレットとヤマギの3人に頼んだ。君的にはどう思う?」
「ん〜妥当。見立てどーりならヨユーなんじゃない。…まぁ、一緒に付いて行ってあげるから、逃げるなら手を貸すよ。ごあんしんだぁ~」
「頼む」
と、視線を寄越すことなくハイドヴァイパーは呑気に返事を返した。良かった、話は聞いていたみたいだ。元々、彼女の戦闘能力は高く無い。使える魔法から立ち回りまで、隠れて隠して逃がして逃げる事に特化しているからだ。
“魔法少女”歴が長い分、手札の組み合わせ方次第で戦えなくはないが、やはりどう足掻いても向いていない。
だが別に、バカ正直に戦う必要もない。
戦闘要員ではなく、補助要員としてであれば非常に役に立つ。大技を撃つ貯めの時間を確保したり、敵に囲まれた仲間を安全地帯へ連れ出したり、敵情視察に赴いたり。直接的な戦闘外でハイドヴァイパーは大きな活躍をしている。
彼女が同行してくれるのであれば、勝てずとも確実に、情報を持ち帰って来てくれるだろう。多少の負傷こそあれど、その程度で済ませられると確信している。
今日非番だったのは、本当に申し訳無いと思っている。
「ところでなんだけど、さっきまで一緒にいた人、ダレ?」
「言ってなかったか?彼女は淀、ハックルベリーだよ。」
「…………マジで?」
「マジだ」
少し間を空けてから、うがぁぁ!と身悶えて床で転がり始めたハイドヴァイパーを、残念な生き物だなと思いながら見なかった事にした。
しばらくして落ち着いたのか、若干頬に朱を残したハイドヴァイパーは立ち上がり、ユラユラと部屋を出ていった。多分、“怪物”の場所へ向かう前に同行する“魔法少女”に会いに行ったのだろう。あんな感じだが、公私はきちんと分けて行動出来ているのだ。いや、公私を分けているからあの態度が許されている。
部屋に残された刑部は仕事道具を纏めてカバンに詰め込み、後を追うように部屋を出る。だって、まだチョット怖いからね。しょうがない。
今日1日は[魔法院]のエントランスホールで仕事するつもりらしい。あそこなら常に誰か居るから。見られて困るモノは明日に回した。忙しいが、それができる程度の余裕は持っている。
同日、夕方。
「はいよー!みんな揃ったね。よろしく!」
「チーム…仲間…?…組める、減らない…っ!ヤッター!」
なんか元気なのが2人。なんか拳を振り上げている。
自分本位に見えて周りをよく見ているログレットと、後輩達からとても懐かれているのに尽く独立して居なくなるサクラの2人がワイワイと騒いでいる。
「やぁ~やぁやあ、ヤマちゃん。おひさ〜」
「うん」
平常でダウナーなのが2人。
ヒラヒラと手を振りながら、ヌゥ〜…っと現れたハイドヴァイパーに、軽く微笑んで返すヤマちゃん。こと“魔法少女”ヤマギ。彼女は普段、要人の護衛や病院等の施設防衛を任されており、意外と戦っている姿が見られないレアキャラである。
彼女達は“怪物”発見場所の廃墟に集められ、これから“怪物”退治の戦闘を始めるつもりだ。その割にはノリが軽いが、活動歴の長い“魔法少女”はだいたいこんなものである。無駄に緊張したり気負っていた方が危険なのだと、身をもって知っているから。
ゆるい空気感の中で音頭を取るのはハイドヴァイパー、単純に年長者で先輩だからだ。これでも結構リーダーシップは取れる方で、直接戦闘以外であれば何をさせても割と器用にこなしてくれる。チームに1人居ると効率が10〜25%上がるタイプの人材である。各処から移動願いという名のヘッドハンティングが後を絶たない。
廃墟となった元ホテル。外からも覗き込めるエントランスホールに陣取った“怪物”は、一向に外へ出てくる様子がない。
割れたガラスに穴の空いた壁を挟んだ睨み合いは“魔法少女”の方から破ることにした。
「…それじゃ、やろっか」
「派手にいくよー!」
ハイドヴァイパーの合図で、火蓋は切って落とされた。
手始めに放たれるログレッドの人魂。開幕と同時に“怪物”を倒してしまおうと全力攻撃をカマして行く。機関銃を彷彿させる勢いで射出され続けるカラフルな人魂は、残道絡まって真っ白な軌跡を引いた。
全力で走り続ける事が出来ない様に、“魔法少女”も攻撃を行い続けるのは難しい。ボロボロの外壁は見るも無残な瓦礫に変わって崩れ、立ち昇る土煙が替わって視界を塞ぐ。
「――ッふぅ〜…これで済めば良いけど」
「ッ!ホントに、ね!」
今まで通りなら倒し切るか、足らずとも大ダメージになる攻撃を受けた“怪物”は…やっぱり平気そうだった。
煙の中を突っ切って、仕掛けたログレッド目掛けて反撃に移っている。
だろうね、と。無傷ではないが大したダメージにもなっていない。ある意味嫌な方の予想通りな光景に、落ち着いて対処するサクラは鮮やかな桜色のエフェクトを撒きながら応戦を始めた。
「手を出さないとは言ったけど、見に行かないとは言ってないからねぇ。ま、白饅頭も『イケルイケル』言ってたし、似たようなのもこの前倒したし…
“魔法少女”4人と、問題の“怪物”。
その戦いが始まった時。少し離れた場所に居たハックルベリーは、ポップコーンを片手に見学していた。
そりゃあね、気になるでしょうよ。
だって胎生の“怪物”とかそんな厄ネタ、最悪に備えるに決まってる。刹那主義で享楽主義者の烙印が付いているハックルベリーだが、そう見えるだけで保険はキッチリ用意しているタイプだ。今回は自分自身を保険にしているし、それはそれとして“魔法少女”の活躍は見たい。どうしたってそれが本命である。
戦いは佳境を迎える。
多少の無理はしたものの“怪物”を削り切り、いざトドメを刺そうとした時、忘れられていた
コイツは胎生である。そもそもが強く、完全に意識から外れていた。
元の“怪物”と比べて一回りも二回りにも満たない体躯をした、小さなナニカが産声を上げる。産まれ出た歓喜か、母を討たれた悲しみか、吼えたソレは異様な圧力を持って“魔法少女”達の前に立つ。
「おお、第2ラウンド」
あっちの当事者達は大変そうだが、よそはよそ。ハックルベリーは興味深そうに、面白そうに観戦を続けていた。
確かに先日、同じ様な“怪物”を倒した彼女ではあるが、母体共々同時に纏めてブチコロがしている。マトモに戦っていないのである。意図していなかったがネタバレはしない派なのだ。
こうなってくると困るのは“魔法少女”達だ。
既にハイドヴァイパーが動いている。討伐出来なかった場合に備えての応援の要請と、“怪物”の追跡の準備。その為の時間稼ぎの段取の構想を練っている。
疲労や怪我のダメージこそあれど、数的優位は変わらない。これが終わったら数日の休みを取ると心に誓って、やることだって変わらない。
突っ込んで、殴る。
数拍の膠着を崩したのはサクラ、役割は何時だって
忙しなく動き続けるサクラの数歩後ろに隠れる様にして援護をしているヤマギは、ハックルベリーも実はよく知らない“魔法少女”だ。
彼女もそれなりに活動歴が長く、名前自体はちょくちょく聞くが、前線に出る事が少なく中々縁がなかったのだ。本人があまり多く語らない事もあって調べようにも情報も少なかった。
「おぉ~、思ったよりやるじゃん」
ヤマギは半透明な灰色をした障壁を創り出す魔法を持っている様で、それを細かく生み出し、すぐに消し去る事で目まぐるしく変化する戦闘に付いて行っていた。
見るからに防御に振っている魔法、それも物理障壁だろう。身内に防御特化が居るだけに、『守る』という行動の解像度は高いと自負している。そのハックルベリーが言うだけの事はある働きを見せていた。
味方の邪魔をせず、的確に敵の攻撃を捌く事の難しさはよく知っている。その上で敵の妨害も行っている技量の高さは間違いなくトップクラスだ。
しばらく眺めていたハックルベリー。
彼女達は、見るからに決め手が欠けていた。
火力を持っているのがサクラとログレッドの2人。火力だけならあるが、ログレッドでは“怪物”の速さに付いていけていない。撃ったとしても当たりはしないだろう。
一方のサクラだが、辛うじてやり合えている。そう見えるだけで火力が足りない。ヤマギのフォローが無ければ今頃潰れている。“怪物”の前に立てているだけだ。
ハイドヴァイパー?彼女は基本的に戦力外だ、逃げる時に働くだろう。
戦闘の指針が消極的な撤退に切り替わろうとしたのだろう。ハイドヴァイパーが魔法で蛇を周囲に散らせ始めた時、サクラの雰囲気がおかしい事に気付いた。
離れていても良く目立つ桜色のエフェクトに、空色が混ざった。彼女の後ろに立つ3人は明らかに一瞬動きが止まる。しかしハイドヴァイパーがすぐに指示を出して気を取り直した様だ。
気が付けば戦況の変化は早かった。
桜色のエフェクトを散らすガントレットに、大きな拳が空色のエフェクトと共にサクラに追従する。その姿を見たハックルベリーは呟いた。
「サトミちゃんみたいだぁ」
似たような魔法を持った“魔女”に心当たりがあったから。
この変化で何が起こるか。
サクラの、“怪物”に対する火力不足の解消である。
攻撃は当たっていた。
足りないのは火力、もっと言えば一撃の大きさだ。
“怪物”にダメージが入るようになったのだ。
元々それ以外は足りていたのだから、天秤は傾いた。
ハックルベリーは安心と慢心をして緊張を解いた。そして最近[魔法省]で話題になっていた一時的なスタイルチェンジを“魔法少女”に先を越されたので、“魔女”の強化合宿にもヤル気が湧いてきた。差し当たっては全員分の浴衣を買うか作るか悩み始めている。
とは言え、当然最後まで見届ける。
幸い“怪物”の学習速度は大した事が無い様で、何事もなければあの4人で十分に押し切れるだろう。
そうして少しして、眩いばかりに桜と空色の閃光が走り抜け、“怪物”は地に伏して体躯を崩壊させた。サクラも同時にその場に倒れ込み、3人に大慌てで介抱されながら帰って行った。
全員の気配が完全に消えた後、大きく伸びをしてからハックルベリーも帰って行った。
ぶっ倒れたサクラだが命に別状は無い様で、泣きそうになっていた3人はホッと胸を撫で下ろしたのも束の間。限界を超えて体を酷使した弊害か、極度の疲労と診断されて3日間眠り続け、関係者を不安にさせていた。
その後数日のリハビリを経て無事に前線に復帰、更に『最強』と同様に一時的なスタイルチェンジの技術を身に着けた事で“魔法少女”の間では一気に有名人となっていた。
また、目が覚めてからしばらくして、サクラ宛に送り主不明の高級菓子折りと綺麗なプリザーブドフラワーが届いたらしい。それを持ってきた“魔法少女代表”の刑部曰く、受け取っても良い物との事でサクラは特に気にせず受け取っている。
ちなみに、プリザーブドフラワーをとても気に入り、自室で大切に飾られているらしい。
【あの伝説】の魔女の話 @magyulu
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