哀しくて怖いのにどこかせつないストーリー

読み出したら、どんどんスピードがついていって、一気にラストまで追いかけてしまいました。

私は怖い話は基本的に苦手。ホラー映画もまともにみれない人なのですが、本作はただ怖いだけ、のお話ではありません。ミステリー的な要素でストーリーにひきこまれ、全体を覆う怖いのにどこかせつない哀しい空気に、登場人物たちのバックグラウンドに、彼らの迎えた結末に息を飲んでしまいました。

えりぼむの本当の意味は?!

それがわかったときにはもう、ストーリーの世界観に飲み込まれてぼんやりしてしまいました。ぜひご一読のうえ、この感覚を味わっていただきたいと思います。おすすめです。