ミステリアスで、切なくて、そして恐い……。かつてない恐怖です。

恐いです。とにかく恐い。
そして、謎が多くミステリアスな展開で、惹き込まれていきます。
次第に恐さの中に哀しみも含まれてきて……。

そもそも「えりぼむ」というタイトルからして謎。
いったいどういう意味が?
わかったときの衝撃の大きさ。
しかも、それが……あ、いかん、いかん、ネタバレになってしまう。

時折挿入される、水色奈月さんの詩がまた秀逸で、そこはかとない恐さと悲しさを感じさせるとともに、物語の深みを際立たせているのが、また良いですね。

とにかく読んで、謎にまみれ、恐怖に震え、それでも惹き込まれていくという素晴らしい感覚を、味わっていただきたいと思います!!

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