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2022年12月28日 08:19 編集済
拝読致しました。追い詰められているホラズム、そしてジャラール・ウッディーン。それでも折れない心。反抗心、というか敵対心は、平時は厄介でもて余しますが、こういう時に心を支えてくれる、扱いに困ってしまう心の動きですね。その骨ばった腕と、折れない心のギャップが、その強き心を感じさせます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。 そうした心こそ、歴史においては大きな働きをするのかなとも想います。いつも、丁寧に読み取っていただいて嬉しいです。 実は、ここのところは少し引きの場面を作りたく――そうでないと、ちょっと強い場面が続くので――オグルやシャイフのエピソードを当てるもありだったんですが、思いつかず。そこで、皆さん、ジャラールがどうなったか気になっているんじゃないかとも想い、ここの数話に当てたのでした。 また少し史料上の話をすると、これ以降、ティムール・マリクがジャラールの下で活躍したことを伝えるものは皆無であり、本話で述べた如くアミーンが筆頭の臣となります。そこら辺を2人のやり取りでほのめかす感じにしたりしています。ただ、史料のことはほとんどの人は知らないだろうから、作者の1人遊びに近いですが。
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拝読致しました。
追い詰められているホラズム、そしてジャラール・ウッディーン。
それでも折れない心。反抗心、というか敵対心は、平時は厄介でもて余しますが、こういう時に心を支えてくれる、扱いに困ってしまう心の動きですね。
その骨ばった腕と、折れない心のギャップが、その強き心を感じさせます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうした心こそ、歴史においては大きな働きをするのかなとも想います。いつも、丁寧に読み取っていただいて嬉しいです。
実は、ここのところは少し引きの場面を作りたく――そうでないと、ちょっと強い場面が続くので――オグルやシャイフのエピソードを当てるもありだったんですが、思いつかず。そこで、皆さん、ジャラールがどうなったか気になっているんじゃないかとも想い、ここの数話に当てたのでした。
また少し史料上の話をすると、これ以降、ティムール・マリクがジャラールの下で活躍したことを伝えるものは皆無であり、本話で述べた如くアミーンが筆頭の臣となります。そこら辺を2人のやり取りでほのめかす感じにしたりしています。ただ、史料のことはほとんどの人は知らないだろうから、作者の1人遊びに近いですが。