イナルチュク、捕ったどおぉぉぉ!
あとはチンギス・カンの前に連れていってメッてするだけですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まさに、モンゴル勢にすれば、その想いだろうと、私も考えます。
西征はまさに名実ともに仇を討つための戦争です。それも100名余りの仇にしか過ぎません。そのために、この当時でいえば、老境に近いと言って良いチンギスが自ら親征し、また、跡継ぎ候補たる正妻の4子全員に同行させ、対金国戦部隊を除いたほとんどの軍勢を従軍させました。
モンゴルは、そこまでして、ようやく、その仇の1方を果たしたのです。後はスルターンです。ただ、こいつは・・・・・・。まさにその後の顛末が、この後に語られます。ご期待ください。
死闘でしたが、それゆえに敵方にも被害は甚大で、チンギスがどう考えるかが怖いですね。
きっと結果はイナルチュク自身がわかっていたことでしょうが、最期までは描かれるのか、気になります。
ここからスルターンの敗走劇になるでしょうか。はらはらします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
楽しんでいただいているようで、何よりです。少しばかり補足します。
イナルチュクはスルターンとともに、大きなわざわい――モンゴル軍――を自国に招き入れる原因――隊商の虐殺――をなしました。このことは、恐らく痛恨に尽きると想います。もちろん、イナルチュク自身は大きな歴史の渦に巻き込まれていますので、どこまで、この状況を客観的に認識できたかというのは、疑問ではありますが。ただ、多少なりとも客観的に見ることができたなら、まさに生きるも地獄、死ぬも地獄という状況だったのではないかと想います。