視点N モウ1ツノ遭遇

(何であいつが?逃げてたはずなのに・・・)




 風也は急いで銃を構える。あの男は怯えている。速く助けなければ。


精神統一をする。イメージだ。風の力を銃に送る。狙うは蛇の脳天、頭だ。




(!?)




 しかし、結果風也はその引き金を引くことは無かった。




 細身の男の腕から風の力が放たれたのだ。白いエフェクトがかかった攻撃は蓮華蛇の頭に直撃した。蛇はこの世の生物とは思えない呻き声を上げてその場に倒れこんだ。




 目の前の光景が信じられない。




(まさかあいつらも力を持っているのか?)




 徐々に消滅していく蓮華蛇を横目に風也は男に近づく。




「いや、これはその・・・なんというか・・・」




 男自身もよく分かっていない様子だった。




「君、名前は?」




 ひとまず身元を聞く。




「六ノ宮、、、真白です。」




 真白と名乗る人物は息を荒げながらもそう答えた。




「そうか、じゃあ真白。色々聞きたいことがあるから、とりあえずついてきてくれないか?」


ー--------------------


 今後も随時更新する予定ですが、速く続きを読みたい方は「小説家になろう」にて第9章(現時点)まで掲載しておりますのでそちらをご覧ください。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

神ノ夢見物語 ー日木ノ国編ー @miraitizu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ