第3話 「私の日常」
私は特に何も考えずその日その日を楽しく生きていた。今日も友達の亜子、奈々、優希、誠也にプラス私でだべっていた。
「あ!そういえばさー、2組のさゆちゃんがね部活の先輩と付き合ったんだって!」
「うっそ!それ知らないんだけど!」
「まじかよ、俺さゆちゃん可愛いって思ってたのによー」
「いやいや、優希じゃ無理っしょ!(笑)」
アッハッハッハッハッ!
みんなでお腹を抱えて笑った。それはもう心の底から。
「なんだよー!そんな笑わなくてもいいだろ!」
「まぁまぁ、俺もさゆちゃんは可愛いって思ってたからお互い様ってことで(笑)」
「誠也も笑ってんじゃん!(怒)」
こんなくだらない話ばかりして、でもその一日一日がとても輝いてるように思えていた。
「あ、そういえばさ駅前にカフェできたよね?今日行かない?!」
「由美ってば、そーゆー情報は早いんだからー 」
「それは奈々もでしょーが!で、行く?行かない?」
「「「「いくーー!!」」」」
全員賛成だった。とても嬉しかったのを覚えている。
「じゃあ学校終わったらすぐね!」
「「「「りょうかぁい!」」」」
そんなくだらないことを話して、学校終わりの遊び場を決める。それだけだったけど、とても大切な時間。
これが、私の日常
私、同窓会には行けません @momongahakusyaku
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