ついにバグったか
「そうですか。ならお父様にお話付けなくては…」
ん?何か微妙に話が噛み合って無いような…ま、まあいいや
いや、噛み合っているかも。ククリが私の考えを理解しているなら、王侯貴族で更に王女でも一応親には通しておこうってことかな
クランの設立に関しては殆ど無知だからな……
なら、私の言う事はククリのご機嫌取りだな!!
「ククリ行こう!私は親に許可を貰っているから(真っ赤な嘘。家出中!!!)、ククリの親に挨拶したら正式に(クラン設立を)やろう」
うん、我ながら完璧な言い分だ。言いたい事は言って、欲を表に出してない
「そ、そそそ、そうですね。やはり私達は運命………お早くご挨拶し、ミーナ様のご両親にも……………」
あれ?ククリ王女の様子が可笑しい、何やらぶつぶつと呟いている。私は魔力と魔法力は強くても、身体能力は見た目通りの雑魚に等しいからな……まあ身体強化すれば常人を遥かに超える、人外領域だけど
「何か言った?」
「い、いえ何も。それでは馬車に乗りますか?」
このまま飛んでいっても良いけど。飛びながら寝るのって意外と疲れるんだよ、それに貴族レベル王族にもなれば馬車なんて殆ど揺れない。程よい感じで寝れそうだ
「そうですね。ではお願いします」
ややあって
ここが馬車のなかだ、と
馬車の見た目より大きいような…そうか
「……時空魔法」
私はおもむろに呟いた。それがククリにも聞こえたのか
「え、ミーナ様は時空魔法について知ってますの?時空魔法については、一部の者しか知らないはずですが」
え、そうなの。いや考えれば誰でも分かるでしょ、明らかに広さが違うじゃん
ただ今バレる訳にはいかん
「えーとそこも詮索無しでお願い」
「分かりました」
え、聞かないの?聞かないで、とは言ったけどまさか本当に聞かないとは。こちらとしては楽で助かるけど
私は馬車に乗るや否や、直に寝てしまった
あ、そうだステータス見とこうかな。私ってこれでも魔物と戦った事は一度も無いのよ
当然レベル5くらいにはなってるでしょ
――――――――――――――――――――――
名前:ミーナ・フォーリ・エグス
年齢10歳 レベル238
生命力 480,000 魔力 10,000,000 攻撃力 25,000 魔法攻撃力 1,000,000
防御力 5 25,000 魔法防御力 25,000 素早さ 50,000 運 95
スキル
算術/我流武闘術(真・崩壊流)/鑑定/魔力調整
ユニークスキル
多重思考/神速思考/創造魔法
EXスキル
念話/自動反撃/破壊者/神の盾/神の剣
魔法
全属性/睡眠魔法(極)/精神支配(神)/神の審判
称号
転生者/伯爵家長女/睡眠神の婚約者
神龍の主/神龍の親/新魔法術式
精神の加護/寝る災害new/亜神new
――――――――――――――――――――――
……ついにバグったか
レベル・ステータス・スキル共に頭が可笑しい
それに称号いくつか消えてる。寝る災害ってなに!普通は、さ歩く災害とかじゃないの
寝る時々覚醒〜最強?いいえある意味最強です 寝る人育つ @hiiraginokinositani
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