私、どこまでも続く長い階段って好きなんですよ。上るのは骨ですが、登りきってから後ろを振り向き、階段の端っこに腰かけて。時が経つのも忘れてしまいますね。
サクレ・クール寺院へ至る階段も思い出深いです。登る前にレストランで食事をしまして。つれが『彼は肉、私は魚』と伝えたところ、共に魚が来て。変だねと笑っていたところ、食べ終わったら肉も来て。もしや『彼、私、肉と魚』と伝わった?その量の尋常でないこと。ダメ出しに巨大なデザート。
はち切れそうなお腹を持ち上げながら長い長い階段をふうふう登り、丘の上から街を見渡したのを思い出しました。
素敵なエッセイをありがとうございます!丘上の風を感じました!
作者からの返信
引き続きお読みくださりありがとうございます!サクレ・クールは正面から行かれたんでしょうか。あの階段はきついですが上り切ったあとの景色は壮観ですよね。充実感があります。
楽しい旅のエピソードもありがとうございます^^ 魚&肉&デザートはこたえますね(笑)それで階段を上るというのもすごいですけど、そういう予期しないことがより記憶に残ったりするものですね。ご自身の思い出と重ねていただけるの嬉しいです。
このあとは寺院の裏手に行きますが、もしかしたらご存じの場所が出て来るかも知れませんんね。またその時は思い出をお聞かせください!こちらこそお言葉ありがとうございますm(__)m
旅先で乗り物に乗るのが好きですが、中でも鉄道が一番好きです。駅舎もまた。きっとここで降り立つでしょう。
そこから白亜の寺院までの過程をも楽しめるのは良いですね(*´꒳`*)
徐々に標高が上がってふとした時に振り返った光景や、たどり着いた時のご褒美的な達成感。疲れているはずなのに、お目当てを前にして、よーしという気持ちになるだろうなあと。
時期外れの夜の聖堂も行ってみたいです。
(フランスの観光シーズンオフっていつなんだろ)
外界から切り離されて、内なる静寂が染み出しているようですね。本来の寺院の姿なんだろうな。
作者からの返信
蒼翠さん、
引き続き読んでくださりありがとうございます。
メトロの駅は鉄柱と階段だけというシンプル(味気ないとも言いますが)な形がほとんどですが、アベス駅はいかにもアール・ヌーヴォーなので面白いです。
このあたりは全部の道を制覇したくなるほどです。階段も狭くて傾斜が強いんですが、振り返った時は仰るとおりご褒美的な感慨がありますね。
季節外れだと11月から2月ぐらいですかね。天気も悪いので。夜の寺院はとても孤独に見えます。行った時は寒かったのもあって、静けさが余計に沁みるような感じでした。
フランス人は何もせず、ただぼうっとするのが上手ですよね(イメージですがw)
それはやはり絵になる風景のなかで日々生活しているからか、そんなことを思いながら読ませて頂きました
素敵なお話ありがとうございます、続きも楽しみです!
作者からの返信
カナリヤさん、優しいコメント嬉しいです、ありがとうございます!とても励みになりました。
どうなんでしょうね、パリの人は日頃からわりとストレスパンパンかも知れません。せっかちだし(笑)もしかしたら休みの時はちゃんとぼうっとすることができるのかも知れませんね。サクレ・クールの階段に座って喋っているような人たちはしっかりオフモードなのかも。
風景には急かしたり煽ったりするようなものはあまりないですね。それも関係あるんじゃないでしょうか。
読んでくださって本当にありがとうございます!