大学サークルを引率してきた教師が殺害された。犯人は、サークルメンバーの中にいる? ミステリー展開で始まったのに、ただのミステリーじゃない!?横暴すぎる刑事に怪しげな旅館の人々。刑事や旅館の人々の異質さは、次の事件が起こった後、ますます加速していく。因習に狂った人々、横暴な刑事の思惑。それぞれ、事情とを持つサークルメンバー。ジェットコースターのように話が展開していき、最後まで全く飽きずに一気読みしました。そして、最後の最後までどんでん返しを仕込んでくるとは、さすがです!
呪い系民俗学ホラーを期待して来たのですが、推理、パニック、裏切りそしてアクションも加わる娯楽作でした!序盤いきなり公衆の面前で派手に死人が出るし、警察も地元の人も不穏で無尊な態度に。そのうえ主人公は大きな音をたてられると乱暴になる障害がある。もうトラブル不可避な状況で謎が不安が迫ってくるのです。被害者たちはなぜ死んだのか?村人の不可解な行動はなぜなのか?この村から無事脱出出来るのか?驚きの事実が明らかになるまで目が離せません!