今日や昨日。私たちが過ごす日常の裏で、誰かが非日常を過ごしているかもしれない。そんなホラーが、私たちの影に一番近い。
21年の9月ですが『絹子』がカクヨム公式レビューで選ばれたことがあります。
『鼠の滸』を読みました。犯人は、被害者は。話を読んでいくとなんとなく察しが着くが、その理由とタイトル回収が見事でした。一話一話も短く、サクサク読めるのでぜひおすすめします。
設定や内容の面白さは元より、描写や展開のセンスが素晴らしいです。ある事情からエセ占い師を生業とする友野。その友野についてまわり、絶世の美貌を持つオカルト好き女子大生、渚。穏やかに生活したい友…続きを読む
鼠の滸拝読しましたが、とても安定感があり(凡庸ということではなく、意図せず読者を置き去りにする展開や論理飛躍がないという意味で)、引っかかりなく読むことができました!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(159文字)
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