4-223 終節:窮『Put My Finger Only On Your Cheek』③




 舞台に立つのは黒髪の青年ただひとり。

 届かなかったのか、それとも取りこぼしたのか、ミヒトネッセの姿はない。

 あるいは『目の前で恋人を無惨に殺された男が再起して挑んでくる』という女神が構築したシチュエーションの強制力は、コルセスカでさえ覆せなかったのか。

 ルウテトはクレイの首筋から透明な呪力のラインが伸びて虚空に溶けているのを見るや、大げさによろめいて涙を流してみせた。


「ああクレイ、薄情な息子。私を捨てて新しいママを選んだの?」


「いいえ。俺は変わらず、王国の剣です」


 だからこそ主君の期待に応えるのだと、彼は前に進み出た。

 ルウテトもまた微笑んで、ゆっくりと両手を開く。

 すると女神の腹部から『扉』が開き、大量の泥が流れ落ちた。

 土塊から形を得て、新生していく新たなクレイたち。

 次々と襲いかかる自分自身と向かい合い、剣と剣が激突する。


「さあ、試練を乗り越えてご覧なさい」


 交換可能なクレイは、だからこそ比較可能な価値を持つ。

 上位者としての新クレイが旧クレイよりも高い価値を持つのならば、古い敗者は新たな勝者を上回ることで更に高い価値を獲得可能となる。

 ルウテトの狙いは末妹選定と同じだ。

 クレイ同士を争わせてより優れたクレイを完成させる。


 より優れた『クレイ』を創り出していくルウテト。

 それを迎え撃つクレイを背後から見て、体験を共有する意識の流れを女神は捉えていた。コルセスカお得意のゲーム的視座、カメラ役のプレイヤーとしてキャラクターの体験を共有するその在り方はある意味で神の振る舞いだ。

 プレイヤーとクリエイター、同じ来歴を持つ冬の魔女たちは必然的に対峙する。創造と遊び、どちらも相手を想定しなければ成立しない営みだからだ。


 戦い、あるいはそれを表現する為の舞踏は熾烈なものとなった。

 コルセスカの力を得たクレイが如何に優れたパフォーマンスを発揮しようと、新しいクレイたちの多様性には時に世界すら驚嘆する。新たな試み、物珍しさ、奇異な挑戦の全てが実を結ぶことは無くとも、それは飽きを遠ざける。


 さしものコルセスカとクレイも押され気味になったが、その窮地に割って入ったのはトリシューラたち。『断章』の呪力を高めながらルウテトの創造行為を妨害しつつ、無数のクレイから成る『死人の森の軍勢』を抑えにかかる。

 大勢が入り乱れた混戦の中、コルセスカとクレイは迷い無く舞台の中央を進んでいく。舞いながら、己と切り結びながら、着実に歩を進め、女王の前に辿り着く。


 足下には多くの屍。

 無数の自分を打ち倒し、クレイが得たものとは何だったのか。

 その答えを求め、ルウテトは期待に満ちた目で我が子を見つめた。

 自分の全てに絶望した女神にとって、灰色の視線を向けた先にあるものだけが最後の希望だった。宿命に翻弄され、悪しき女神と戦う青年の視る世界とは如何なるものなのか。我が子の世界を覗き見ようと、視線と視線が絡み合う。


 それがふつりと切れて、ルウテトの表情が凍り付く。

 戦場が停滞する。誰もが動きを止めて、母子の対峙を凝視した。

 ルウテトはクレイを視ている。

 だがクレイは――何も見ていなかった。

 その目は閉ざされている。

 そして顔を横切る鋭い傷が、彼の世界を闇に閉ざしていた。

 クレイは自らの手で両目を切り裂き、盲目になる道を選んだのだ。


「俺に視るための世界は必要ない。この身ひとつで実践するのみ」


 それは師と同じ域に至った彼の『黄金』としての誇りだったかもしれない。

 だが性能を向上させていく新しいクレイたちの在り方から後退するような振る舞いは明らかな愚行だ。ルウテトは声を荒らげた。


「舞台に投じられた表現として純化しようと言うのですね、クレイ。盲いたその目で真理をまなざそうと言うのなら浅はかです。見えないものに、何が分かると?」


「何も分かりません! ですが、それでも! 俺は言葉を持たないが、何かを分かっている、何かを得てここにいる! 舞台に没頭できると知っている!」


 答えを聞いたルウテトは、満面の笑みを浮かべた。

 彼女は激していたのではない。

 昂ぶった感情は、歓喜の表出である。


「今この時より、俺たちの再演リプレゼントをご覧に入れます」


 クレイの首筋に流れ込む視座と、鋭く伸ばした手指に光の粒子が収束する。

 白銀にきらめく雪の欠片が左右の腕を彩って、細やかに糸杉を意匠化した氷彫刻の細工が薄く透明な刃を形作っていった。

 これこそが『氷刃』――九つの冬がひとつ、氷晶の剣である。


「『生の欲動リビドー』を翻訳した心的代表? 無意識のテクストを、意識のテクスト上に書き込んでいる――やっと掴んだのですね、剣の表象リプレゼントを!」


 女神が歓びを歌うと、大勢のクレイたちが一斉に声を合わせてコーラスを奏で始める。背中から翼を生やした赤子となって飛び立つと、白い羽を宙に散らしながら喇叭を吹き鳴らし、空を踊り始めた。御使いに姿を変えた軍勢を従えて、女神は舞台を迫り上がらせて天へと昇っていく。

 光の柱の中央に偉大なる女王が立つ。

 クレイは天の座に向かって走り出した。

 先の見えない目蓋の闇を、恐れること無く踏み出していく。

 

 天と地が対となるように、母と子が槍と剣を激突させた。

 闘争は剣戟であり、同時に呪術の鬩ぎ合いでもあった。

 身体表現を用いた舞踏による呪い、刃と刃、意思と意思、流れを踏まえた見栄えと殺陣――縦横無尽に舞台を駆け回り、氷の武装が時間と空間を破壊する。


 『死人の森』における祝祭の全てを知り尽くした二人にとって、舞踏と演技による対決はそのまま神聖なる儀式だった。

 神との対話、大いなるものとの交信。

 形式をなぞり神秘を招くその表現技法を、誰よりも完璧に体得しているがゆえにクレイは『王国の剣』だった。

 だが、創造主はその上を行く。

 何故なら、氷上を舞うコルセスカの遙か先に立つルウテトもまた、『黄金』と同じ高みに至った表現者であるからだ。


 『死人の森』では、舞踏と演技による身体表現は空間、時間、重さの三要素から構成されるものと考えられている。

 時空の演出力においてクレイはルウテトに及ぶべくもないが、重く強い動きや軽やかに飛び跳ねるような身体表現に関してクレイに追随できる者は神々の世界ですらごく稀であり、美や芸術の神々ですら舌を巻く技術が今の彼にはあった。


 激しくも絢爛華麗な戦いは、しかし決定打を欠いたままじりじりとクレイが追い詰められていくばかり。女神の目にも退屈と失望が浮かびはじめた時、空を舞う御使いたちがざわめきはじめ、鳴り響く背景音楽の曲調が変化する。

 悲鳴、そして死が降り注ぐ。

 引き裂かれていく幼い御使いたち。

 鮮血が雨となり、赤子たちの絶叫は生誕ではなく落命を言祝ぐ逆向きの産声。

 幸福な祝福がことごとく否定される悪夢の光景をもたらしていたのは、旋回する巨大な十字架だった。回転する刃は空を踊り狂い、舞台を一周するとある人物の手許に吸い込まれるように掴み取られた。


 母子の対決に横槍を入れたのは、白けた顔でそれを蔑む不調法者。

 下らぬ茶番と吐き捨てて、嫌悪のまなざしで死を撒き散らす。

 ルウテトはほう、と感心したように息を吐いた。


「これは死? 違う、むしろ生と似て非なる、けれど無機なる欲動。クレイとは逆、いえ対の――」


 言い切る前に、硬質な衝撃がルウテトを退かせた。

 高速回転する氷の球体が、槍と激突した音だった。

 楕円を描きながら使い手の方に戻っていく氷の宝珠。

 コルセスカが認めた使い魔の周囲を衛星のように巡るその呪具は、周回軌道の内側で蜃気楼のように揺らぐ死者の姿を絶えず再構築し続けていた。

 女神に滅ぼされた者の『死の瞬間』。

 ゼロに限りなく等しい停止した存在を、幻のように映し出す。


再演氷象サテライトオーブ・『コキュートス』」


 何度も同じ運命をなぞって巡る透明な衛星、その名は『氷球』。

 本物から投げかけられた影のように、亡霊のような光としてそこにあるもの。

 新たにコルセスカの使い魔となり加勢にきたはずの人物は、しかしルウテトのみならずクレイにも敵意を向けていた。攻撃的な破壊の意思と共に、巨大な手裏剣を背に照明を浴びる人形が名乗り口上を高らかに響かせる。


「辿る起源が無いのなら、あの星のため名乗りましょう。

 輝く愛を見つめて回る、月に浮かんだ一夜の幻。

 夜ごとに咲いて散るさだめ、笑い飛ばして舞い踊り。

 舞台を踏めば死んだも同然、人形冥利と糸遊び。

 月影の魔女――ミヒトネッセ。

 過激にリビドー、してあげる」


 艶然と笑み、殺意を込めて世界を睨む。

 無機質な人形の、破壊的な攻撃衝動が自分を含めた森羅万象すべてを捉えて離さない。ミヒトネッセにとってこれから舞うすべての舞台は嫌悪すべき命だった。

 クレイは新生した侍女人形の声を聴き、気配によって姿を捉えた。

 ことばによって相手を『見つめ』ながら、問いかける。


「新しい宣名、一生懸命考えたのか?」


「あんたから殺す」


 ミヒトネッセの重く鋭い飛び蹴りが、クレイの交差した腕とぶつかり合う。

 かくして、再び死闘の幕が上がった。




 無数の御使いが軍勢となり、更には川底から現れた妖精、機械、眠りを司る紀神が『世界が許容可能な翻訳体』としての異形の姿で荒れ狂う。

 戦いの激しさはかつてステュクスで行われていたものの比ではなかった。

 今回は英雄王ゼドまでもが敵に回り、歴戦の勇士であるコルセスカの使い魔たちも苦戦を強いられている。


 戦場の光景を俯瞰しながら、第五階層としての俺は思考する。


 自己を際限なく拡張する者――サイバネティクスを体現する紀人。


 それがシナモリアキラだが、その在り方は危うい。

 自己と定義できる範囲の拡張、それは同時に他者の包摂、侵食、蹂躙をも意味しかねない。虐殺、統合、民族浄化、教化、啓蒙――他者を自己に取り込み、拡張身体として捉える『使い魔』の視座。

 俺がいつの間にか手にしていたのは極めて悪質な権力だった。


 人の運命を支配する超越者、ルウテトやラクルラールと俺を分けるものは何だ?


 誰かに取り込まれることへの恐れ。

 何か大きなものの一部にされることへの危惧。

 『何かを拡張身体にする』ということは『何かが拡張身体にされる』ということでもある。俺が第五階層という共同体レベルに存在規模を広げた今こそ、道具ツールとしてのシナモリアキラがどう在るべきかを問い直す必要があった。


 ある人物を俺は思い浮かべる。

 舞台から外れた地下深く、牢獄の隅で膝を抱えた男を俺の意識が捉えた。

 プーハニア・トストンス。

 かつて俺の一部であり、狆くしゃカニャッツォでもあった虹犬の男。

 もう俺ではなくなった、一人の男。

 

 彼に俺から手を差し伸べることは、彼を飲み込むことでもある。

 退路の無い者に与えられた選択肢、それは選ばされるという強制だ。

 関わることはできない。だが見捨てていいのか?

 それはジレンマだった。


 プーハニアは俺にとっての希望だ。

 俺でないことを選べる、俺から抜けられる、俺を拒否できる。

 そんな彼が不幸な結末を迎えれば、『シナモリアキラを拒否すればああなる』という恫喝の材料になってしまう。

 彼は救われなくてはならない――だが手出しはできない。

 どうしようもない焦燥感に駆られて歯噛みする俺の目の前で、牢獄の壁が轟音を立てて破壊された。


 救いはそこにあった。

 蝶翅の少女を脇に抱えた長髪長身の男が、拳ひとつで舞台を破壊して道を作ったのだ。彼の背後から遅れて歩いてくるのは、三角耳を頭に乗せた小柄な少年。

 ああそうだ、と思い出す。

 俺にはどうしようもないものを、彼らはああして救い出していく。

 レオ、カーイン、ついでにセージ。

 

 俺は第五階層になったが、この世界の住人たちは俺など無くても生きている。

 それならきっと大丈夫だ。

 シナモリアキラに出来ないことは、外側の誰かが出来るだろう。

 俺はそう信じて、目を閉ざす。

 これから俺が注視すべき対象は他にいる。

 川底に沈んだアマランサス――俺からの呼びかけに応じつつある人形の身体が、軋みながらも手を伸ばそうとしていた。


 シナモリアキラはアレッテ・イヴニルやアマランサスの諦観を許容できない。

 俺は彼女たちではないし、互いを認め合い、受け入れ合うことなど不可能だ。

 しかし――『サイバーカラテ道場』が最適化した『諦観』を、合理性のある選択肢として誰でも選びとれるツールにすることならできる。

 赤の他人、異質な他者、不快な隣人――それでも、便利な道具なら共有くらいはしてもいいだろう。だってその方が都合がいい。


「これがお前との最初の決着だ。お前の倦怠と諦めは俺たちによって解体される。いずれかち合うアルト・イヴニルは俺たちの諦観が倒すだろう」


 俺は俺に向けて、そしてアマランサスに向けて、アレッテ・イヴニルに向けて宣言した。俺が戦うべき相手は、俺の中にある悪性。権力の危険性に他ならない。

 だからこそ、第五階層を脅かすルウテトは倒さねばならない。

 たとえ彼女が未来のコルセスカであっても。

 今の俺は、その行為を認めることはできないのだ。


 アマランサスと意識を重ね、左右の腕に特定の動作をするように指示を下す。

 アトリビュート。結ばれた印相は連続して二つ。

 一番と四番が並列起動し、ヘリステラとイストリンの呪力が重なり合う。

 これから試すのは複数の九姉を掌握したことで可能になった複合技だ。

 極めて制御が難しいのだが、ちびシューラは元気よく「ぶっつけ本番やってみよー!」とやる気十分で手を振り上げている。


 俺とアマランサスの脳裏に浮かぶのは二つの重なり合うビジョン。

 道を往き、境界を渡る車輪の女王。

 土地を繋ぎ、世界と世界の境界を定める調停者。

 その参照元はひとつでも、揺らぐ表現形態はひとつではない。

 同じようにキュトスの姉妹を参照しても、ルバーブが『大地』の属性を強く引き出したように、俺もまた異なる属性を表出させてしまう。

 俺が引き出す九姉の権能、その性質。

 二人分を掌握した今だからこそわかる。

 シナモリアキラが参照した九姉の力は、『転生』に関係した形で出力される。

 境界を、異世界を巡る力――それは『異世界転生』という意味を構築する。


「安心しろ俺、無痛分娩なので苦しみは無い――初めてだろうと恐れるな!」


 心を奮い立たせるために自分に言い聞かせるが、怖いものは怖い。

 前世でも普通に行われていたという常識的感覚はあるし、トリシューラがそのあたりの処置を間違うとは思っていないが、それはそれとして身体が重く、ボディバランスが劇的に変化していく精神的負荷が不安を掻き立てていく。


 ちょっと止めてよ不安になるから、と俺の怯えが伝染したのか内側で引き攣った声を出すアマランサス。申し訳無いがもう手遅れだ。実行まで秒読みだから覚悟を決めてくれ。俺はまだ心の準備が出来てない。

 儀式が始まる。呪術が執行される。結果はまるで見えてこない。

 うわ、うわ、なんかめっちゃ膨らんできた、腹が、腹が!


 パニック寸前の思考を『E-E』で制御しつつ、俺は孕んだ世界を強く意識する。

 これから俺は出産する。

 アマランサスというラクルラールの人形――この協力者をいちど生み直し、転生させることで『シナモリアキラ』として強化するのが狙いだ。


 シナモリアキラは『第五階層という世界』となったことで転生母胎となる資格を得た。内包するアマランサスを新生させることで俺に『転生を司り、守護する』という権能が追加される。元々シナモリアキラは『転生させる者』だった。ならば殺して生み出す力――破壊と再生の権能を有するはず。


 ウィッチオーダーが唸りを上げて、二つの義肢の輪郭が重なっていく。

 同時に『創造クラフト』された二重義肢が生み出すのは新たな視座。

 変容する自己、異物への恐れ、分離への不安、そして俺は――




 ――『私たち』は見た。九層の秩序。多層化された心的領域を遊泳していく超上位自我。天体のような呪術脳。宇宙の層と紀竜のうねり、対応する九姉の座。第一のヘリステラ、第四のイストリンの姿はかつてよりも明瞭で、第五と第六にわだかまる闇は依然として深い。そして始まる運命の審判。九姉評議会が招集され、結界六十二妹における第五十三女の代替わりについての決議案が提出される。賛成、賛成、賛成、賛成、賛成、賛成、放棄、拒否、受諾。過半数の賛成により議会は代替わり案を承認。基幹参照世界から抽出した神話型に関する取り扱い責任は長姉ヘリステラ及び四女イストリン、並びに管理者である紀人シナモリアキラに帰するものとし、外殻観測世界槍『星見の塔』の権限において異世界転生を承認――




 ――異界継承者ラプンシエルはそうして誕生した。

 その瞬間、最古の地母神キュトスの欠片、姉妹の五十三番が確定。

 シナモリアキラは女神を孕み、産み落とした。

 紀元槍に刻まれたアマランサスの名が、女神としてのものに書き換えられる。


「俺は第五階層ガロアンディアン――『転生させる者』、シナモリアキラだ」


 宣名により新しき神としての権能が更新され、再定義される。

 アレッテ・イヴニルことアマランサスは、今この瞬間に生まれ変わったのだ。

 悪役令嬢転生第二章。『最弱だった私は女神見習いに転生してお友達の人形たちと塔で楽しい引きこもり生活を送ります』――え、何これ、コルセスカの趣味? なんか悪役令嬢の主旨が変わってないか?

 疑問は晴れないまま、思考の主体が切り替わった。


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