4-118 騒乱②
やる気のない口調で何かを命じるアレッテ。
我が主が鋭く反応した。
「ルバーブ、阻止しろ!」
「御意!」
間合いを一瞬で詰めて渾身の掌底を放つ。この距離は魔女ではなく戦士の領域だ。躱せはしない筈――その慢心が、私の足を引いた。
文字通り、足を引っ張られたのだ。アレッテの手指から、細い糸が伸びている。糸が貴賓席の端にある柱を経由して私の足に絡みついていたのだ。
真横に引っ張られて転倒する。解こうとして気付く。これはただの糸ではない。
毛だ。薄く細い紅紫の毛髪が私の足を拘束している。
呪力を最も良く通す素材の一つである髪の毛。
呪力を糸に流すことによって、凄まじい強度と指先のような自在な動きを可能としているのだ。
私の無様な転倒を受けて、引き連れてきた部下たちが続けてアレッテに襲いかかる。いずれも劣らぬ勇士たちだ。しかし魔女は余裕の表情を崩さない。
アレッテの左手は私の足を封じたことで動きが止まっている。
戦士の一人、カルメーキフが右側から襲いかかった。丸盾を基点に展開させた球形の呪術障壁で身を守り、右手の攻撃を無駄撃ちさせるつもりなのだ。
その隙にドルンが獣のように四つ脚で駆け、ゴガベズが斧を担いでアレッテを攻め立てる。息の合った同時攻撃。対処するには下がるしかないが、魔女の背後は壁になっていた。私は勝利を確信した、しかし。
「カルメーキフ! ドルン! ゴガベズ!」
直後、私の目に映ったのは惨劇だった。
眼前を『線の嵐』が吹き荒れる。
空間をずらして境界線を定めるかのような異様な『歪み』がアレッテの右の五指から伸びて、カルメーキフの堅固な守りをいとも容易く断ち切ったのだ。
疾風の如き速度で駆けるドルンを捉えたのは粘つくような視線。高位邪視者の視線が半透明の糸となって具現化し、無数の糸に枝分かれして拡散、獣の戦士を絡め取っていく。視線の糸は彼を持ち上げるとまるで爬虫類の爪のような形状をとり、そのまま握り潰した。呪いの視線によって石化したドルンが砕け散った。
ゴガベズは噛み砕かれていた。
波打つ巨大な大顎――紅紫の大蛇の牙によって。
アレッテの地につきそうなほど長い髪。
それが蠢き、大蛇のような形に変貌して敵対者を屠ったのである。
「こら、駄目よグレイシス。ぺってしなさい、ぺって。全く、悪食なんだから」
まるで愛玩動物に躾をするかのように自分の髪に語りかけるアレッテ。
左手は拘束、右手は斬撃、視線は束縛系邪視の極致である竜爪眼、更に髪の毛には得体の知れない怪物が宿る。
これが、使い魔の使役を得意とする支配者の戦闘能力だとは俄には信じがたい。
死人の森の女王のように全てに秀でている使い手や、カーティス王のように使い魔と支配者の境界が存在しない使い手も存在するが、それは極めて稀有な例だ。
油断をしていたつもりはない。だが、こうもあっさりラフディの精鋭が斃されてしまうというのは尋常では無い。
あるいはこの女。我々よりも――
「悪いけど、貴方たちと争う気は無いの。ほら、遊び相手はあちら」
アレッテはするりと私の拘束を解いて、無造作に足を進める。
陛下が思わず一歩退くが、魔女はそちらには目もくれず競技場の方へと向かって行った。ふわりと浮き上がると、何らかの呪術によってそのまま空中を進んでいく。暴徒が溢れ出して相争っている真上を悠然と飛んでいった。
「待て!」
「いや。ベルグくん無しであなたと殴り合いなんてしたくないもの」
あっさりとした拒絶。
遠ざかる魔女と入れ替わるようにして、小さな影が空中に躍り出てきた。
サイバーカラテを司る小さな妖精、『ちびシューラ』だ。
しかし何か様子がおかしい。表情は獰猛で悪辣、目の縁は濃い化粧によって凶悪さを強調されている。にたにたとした笑いがおぞましい。
「国土交通シューラがみんなにお知らせだよ-! この競技場は、これからみんなの棺桶に大改築しまーす! 再生者の増大は大問題! なので、お墓や棺桶でみんなの数をいっぱい減らして、呪力エネルギーに還元します! とっても効率的だよねっ! 正しくてみんなが幸せになれる国を目指して、レッツインテグレイト!」
突如として現れた小さな妖精。国土交通シューラと名乗ったそいつは、悪意に満ちた笑顔で世界の改変を開始する。
どこかからトリシューラの拡声器越しの叫びが聞こえてきた。
「そいつはワルシューラ! 私の偽物だよ! みんな騙されないで!」
混乱の中、機械的な女王の叫びは 虚しく響くだけだった。
『ワルシューラ』なる偽物は、悪意に満ちた呪文を詠唱する。
「使い魔系呪術【
そして、世界が揺れ動く。
私は陛下を連れて崩壊していく貴賓席から脱出した。着地すると、陛下を守護しようと芝生の地面が持ち上がって柔らかな土の台座を形成する。集まった警護の兵士たちと共に陛下をお守りしつつ、迫り来る暴徒を食い止める。
そうしながら、我々はそれを見た。
半球状の競技場が、球形の檻と化していく光景を。
第五階層の理が歪み、即時に形成されていく半球状の天蓋。
入り口を塞ぎ、逃げ道を閉ざす無数の壁、壁、壁。
閉ざされた球の中、かすかな照明が人々の不安をかえって増大させていた。
そんな中、誰かがある一点に穴があると叫ぶ。
半球に覆われた天井の中央部だけが閉ざされていないのだ。
差し込んだ光を希望と見たのか、一部の者が箒に乗って脱出を試みる。
それが命取りとなった。
直後、真上から巨大な柱が落下してきたのだ。
無数の岩石を積み上げて出来た硬い質量。
その正体は、塔だ。
「油断ね。長大なもので貫かれるのが世界というものなのに」
牢獄の中に響く、アレッテの声。
世界を貫く塔を背後に、紅紫の魔女が浮遊している。
呪術によって拡大された声が、遮ろうとするトリシューラの声を妨害しながら全ての者に届いた。
「ここは淫らな大釜。艶やかなる花弁。開いて閉じる淫蕩の出入り口。生命の坩堝と化したこの儀式場は、血を神に捧げるための祭壇に他ならない」
あの女にこれ以上言葉を続けさせてはいけない。
髪の毛を引き抜いて呪力を通す。毛髪の呪術は奴の専売特許ではない。硬質化させた『棘』を大地に突き刺し、力を込めて引き抜く。髪の毛を軸にした大地の槍。呪力によって圧縮された質量を肩に構え、渾身の気迫と共に投げ放つ。周囲の戦士たちも同様に髪の毛の投槍で魔女を撃墜しようと試みていた。
「呼び起こされた球神は荒ぶっている。始まってしまった儀式を終わらせる為には、正しい手順で血を流すしか無い。そう、たとえば正しい資格を持った
だが、天に投げ放たれた投槍の群は尽く撃ち落とされてしまった。
人形姫の前に立ちはだかった二つの影によって。
一つは血塗れの全身甲冑姿、一つは全身を暗がりに隠した長衣姿。
前者は巨大な鎚を構え、後者は豪奢な杖を手にしている。
「レッテを傷つける奴は」「許さないぞ!」
唱和する掠れた声。
使い魔に守られて、アレッテ・イヴニルが安全地帯で気怠げに告げる。
「早くしないと、罪なき『仲間たち』が球神の怒りによって挽き潰されてしまうことでしょう。たとえ再生者であっても、強大なドルネスタンルフの呪いに耐えられる者はそう多くはない。肉体はおろか魂まで塵にされてしまうかも」
儀式は止められない――いや、止まらないのだ。
魔女の声は競技場の全ての者に届いた。
狂乱する彼らに理性的な判断などできるはずもなく、当然のように敵意と憤激が吹き荒れて暴力に変わっていく。
元凶である魔女を倒すよりも、近くにいる憎い相手を倒す方が簡単で単純で、それでいて気分が良い。そんな流れが既にできあがっているのだ。
高位の使い魔系呪術師は、人の動きそのものを支配する。
トリシューラの銃撃もこちらの投槍も全て防ぎきって、余裕を崩さぬままアレッテは空高くへと去っていく。
「私の居場所は塔の上。本当は、球技の観戦なんてアウトドアな趣味はあまり無いのよ。おとなしく引きこもってお人形遊びでもしているわ」
戯けるように薄く微笑んで、濁った視線をこちらに向ける。
それから見透かしたような嘲笑。
相手は遙か天に浮いているというのに、囁きはいやにはっきりと聞こえた。
「じゃあね――決断は、早い方がいいわよ?」
ぞくりと、背筋に冷たいものが走る。
大地の民は、地に足をつけて戦うことを得意とする。
地脈から呪力を得ることができない上空ではその力は半減するのだ。
塔の上というのは、我々にとって不得手な戦場であった。
追うことはできない。たとえ追いかけたとしても、敵の居城という不利な条件下で勝てるかどうかはわからない。先程体感したアレッテの強さは本物だ。あれに強力な使い魔が加わるのだとすれば勝ち目は更に薄くなる。
縋るような主の視線を感じて、私は恐怖に震えた。
我が王は大地の民を治め、私は戦士たちを率いる立場にある。
しかし、その我々をもってしてもラフディを止める事は既にできなくなっていた。私たちは支配者であり統率者であるが故に、彼らに呪縛されている。
「陛下を機械野郎どもからお守りしろ!」
「筆頭侍従武官殿! かくなる上は、あの女の言うとおりガロアンディアン人どもの血で球神の怒りを静める他ありませぬ! 魔女に鉄槌を振り下ろすのはその後でも間に合います!」
民が生み出す意思のうねり。その決定に、我々は抗うことができない。
陛下は何かを言おうとしているが、波濤の如く押し寄せる『陛下を守る』という決意の言葉によって全てが遮られてしまう。
それはラフディの意思だった。狂奔し、闘争心に突き動かされるがまま突撃を繰り返す戦士たち。網棒を振り回し、棘球を投げつける。
原始そのままの姿が現代に甦っていた。
私ですら伝承でしか知らない、最古のラフディーボール。
野蛮の極致。だが、これこそが真の呪術だ。
その証拠に、私はかつてないほどに自らが昂ぶっているのを感じていた。
足裏の大地から、凄まじい呪力が流れ込んできている。
球神ドルネスタンルフが歓喜しているのだ。
あの偽りだらけの魔女は、少なくとも一つだけ正しい事実を述べていた。
この血の儀式は偉大なる球神の為に行われる。
ああ、私もまた、見えない糸に絡め取られているのかもしれない。
熱が、血を沸騰させていくようだ。
「ルバーブ? 一体どうしたというのだ?」
「陛下。私は、貴方をお守りしなくてはなりません」
「待てルバーブ! 俺は――」
気付けば私は突撃を開始していた。
兵を率い、民の声援を背に受け、かつてのように戦場へと駆け出していく。
背後で誰かが倒れるような音を聞いたような気がしたが、もはや何も気にならない。ただ、大地から流れ込んでくる暴力的欲求だけがこの身を突き動かす。
――何か大切なことを忘れたまま、私は最も大切な存在の御名を叫んでいた。
「球神の御為に! 奴らの頭を持って来おおおおぉぉい!!」
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
notes.
「物語の深層構造レヴェルに於いては基本的な役割が存在する。それが
世界を薄いガラスで隔てた高み。
高次の世界から下界を見下ろして、一人の男が呟いている。
奇怪な男だった。長身だが、膝を曲げ、腰を捻り、無理矢理に身体をくねらせているせいで視線はそれほど高く無い。ガラス越しの光景を見下ろすその視線もまたガラス。男の間接部には継ぎ目があり、上下に開閉する口は作り物。
彼は人形なのだった。
人形の男は踊るように両手を動かし、虚空に記号と文字を描いていく。
たちまち六つの文字列が彼を取り巻いて浮かび上がる。
「物語の軌道に於いて一定数の指定された位置を占めることが出来るのはそれら六つの役割を担う有資格者たちのみ。そして――愚かなトリシューラよ」
六つの記号が線で結ばれ、その結節点に三叉槍の紋様が出現した。
「
歌うように、誰もいない空間で指先を踊らせる人形。
不可侵の空間で、誰にも知られずに下界に干渉する超越者。
誰が知ろう、彼の名はラクルラールの【
四番目に名を連ねる男性の人形である。
その名の通り長い前髪をかき上げるその手が不意に止まる。
直後、何の前触れも無く真下から声が届いた。
「そこに、いるな?」
銀色の腕がガラス片を撒き散らしながら飛び出してくる。
途轍もなく長い義肢だ。
藍色の波打つオーラを纏い、『物語のレベル』という断絶を突き抜けて高みへと到達する。激しい風圧によって逆立った髪、それでいて全く位置がずれていない眼鏡、そして傲慢と言うには余りにも自然なその表情。
誰よりも高みに立っていた人形を不遜だと断罪するように、パーン・ガレニス・クロウサーが更に天高く浮遊していた。
「
パーンはそれには答えず、伸ばした腕を折り畳んでガシャガシャと腕を開閉していた。そして出し抜けに掌を人形に向ける。
ラクルラールは首を傾げた。
「何の
「まず貴様からだ、ラクルラール」
結論から告げるパーンは、それだけでは説明が不足していると気付いたのか面倒そうに言葉を繋いだ。
「王を決める戦い――それ自体に異論は無い。だが、素直に貴様らの掌の上で踊ってやるのは腹に据えかねる。まずは上から目線で黒幕を気取っている連中を引き摺り下ろしてやらねば、落ち着いて玉座の選定もできんというものだ」
ゆえに、ともう一度腕を振り上げてから降ろすという動作を行って、パーンは宣言して見せた。
「まず貴様らを駆逐する。駆除が終わった後にはそれなりに盤面が進み、俺に挑むに相応しい者だけが残っていることだろう。俺は挑戦者を下し、更にはクロウサーの当主をレースで破り、更なる高みへと至るのだ」
当然の理を説くようにパーンは言った。
これだけ懇切丁寧に説明してやったのだ、よくわかっただろう、どうだ感謝しろと言わんばかりの表情である。自らの寛大さに満足している様子が窺えた。
ラクルラールはぎしぎしと身体を横に曲げながら口を開く。
「パーン、なるほどそういう
「何を下らん幻惑を。持って回ったまじない語りに、耳を貸す俺と思ったか」
「表層構造におけるミシャルヒやカーインといったアクターは構造上はアクタントの複数の現れであるに過ぎない。お前という構造はどうしようもなく貧困だ。邪魔、邪魔だ。機能不全をおこしているよその冒険譚は」
互いに、全く相手の話を聞こうとしない。
会話が成立する余地が無く、もとより相手の意思を確認するような性質の持ち主でもない。ゆえに、この時間はただの無駄でしかなかった。
「つまらない機能しか持たないお前には、つまらない役割しか果たせない。物語とは、そういうふうに出来ている」
「――悪いが、そんな呪術に縛られてやるほど大人しい俺ではないぞ!」
銀の腕が激しく発光する。
藍色の輝きが波動となって世界を揺るがした。
対する人形もまた、滑稽と奇怪の中間の動きで空の王を迎え撃つ。
「
交錯する二つの影。激しくぶつかり合う超越者たちが人知を超えた呪術で空間それ自体を破壊していく。『新しき神』と呼ばれる者だけが存在する事を許されるはずの空間に乱入して今まさに神殺しを成し遂げようとしている生身の再生者も尋常でなければ、その猛攻を容易く捌いていく男の魔女人形もまた尋常では無い。
数度の激突の後、互いに決定打を与えられない状況に焦れたのか片方がより積極的な敵意を見せた。基本的にパーンは短気なのだ。
銀色の右腕にこれまでとは違った性質の輝きが収束していく。
その光の色は、白銀。
「墓の下から甦れ、失われた未来の亡霊よ。Attribute――[Silver]No.18」
直後、右腕の掌から眩い光線が飛び出していった。閃光がラクルラールの胴体を貫き、破壊された肩から胸の部品が散らばって下界へと落下していく。
パーンの右腕が、古めかしい義肢から未来的なデザインに変貌していた。
しかし、それはどこか空想的な『未来感』をただよわせており、たとえるなら古い時代に空想だけで思い描かれた『時代遅れの未来の光景』といったものに雰囲気が似ている。『レトロフューチャーの義肢』とでも言おうか。
ある意味ではそれは再生者に相応しいのかもしれない。
死に絶えた未来、その亡霊。
肩には用途不明の管が伸び、赤いランプ付きの奇妙な環が手首に並ぶ。
腕の内側にエネルギーゲージが一つ減った状態で点滅しており、その真上には『ミブレル』と読める文字が刻まれている。
「――あの鬼婆の術を借りるのは気分が悪いが、たまには師に敬意を払ってやるのも悪くはない――サイバーカラテの技も試して見たかった所だ」
伝承によれば、キュトスの姉妹【雲上姫ミブレル】は天候を操ることができたという。クロウサーをはじめとする空の民に気象に関わるまじないを教えたのはこの魔女という逸話も残っている。ガレニスがその力を扱えても不思議は無かった。
腕から放たれた光線によって貫かれた人形は、傷付きながらもまだ動いている。
それだけではない。
カタカタと人形の口が動く。
「なるほど、巨人殺しの冒険者と援助者たち――その銀の腕は【猫の国】で言うところの【
散らばった部品が時間を巻き戻すように人形の欠損を埋め、完全に再生していく。異様な光景だが、驚くには値しない。この人形もまた神に近付きつつある超越者なのだから。パーンは愉快そうに笑った。
「俺の腕をくだらん枠に嵌めるなよ――だがまあ、悪くない響きではある。異界風の呪力は使えることもあるからな。貴様を殺して呪いを排除した後で、その名を俺のものにしてやろう」
「出来るものならば、やってみせて呉れ。
「俺を誰だと思っている?」
言葉の応酬は、即座に光線の、呪術の、打撃の応酬へと変わっていく。
天で、地で、ありとあらゆる場所で暴力が吹き荒れていた。
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