4-96 ガイノイドの魔女③




 それは戯画化された豚の物真似によるブーイングだった。

 コルセスカではあり得ない幼さに唖然とする。

 異常はそれだけに留まらない。

 真似は演技であり、演技は呪術に通じる。得意の変身能力を使って、彼女は鼻を豚のものに変貌させていた。


 圧倒的な美貌に不思議と調和したコミカルにデフォルメされた豚鼻。ふごっふごっと憤慨し、拗ねたように突き出された唇がぶうぶうと音を立てる。可愛らしく鼻を鳴らしてみせる様子は、さしずめ再生者オルクスの豚の女王といったところか。ブウテトが何を考えているのかよくわからない。


(ブウテトってば変身能力を無駄に使いすぎ)


 ちびシューラも呆れている。

 一方、ミヒトネッセは馬鹿にされたと感じたのか眉根を吊り上げてブウテトに襲いかかった。


「覚悟なさい、死人の森の女王ブウテト!」


「ふごっ」


 ブウテトが鼻を鳴らすと、ぶひーっと鼻息が吹き荒れる。

 荒れ狂う暴風がミヒトネッセを吹き飛ばした。


(あ、あれは鼻息じゃないよ! 初歩呪術の【空圧】を鼻から出したんだ!)


 ちびシューラが驚愕するほどの凄まじさ。初歩の呪術だけで強敵を吹き飛ばすブウテトの強大な呪力は未だ底知れない。

 ぶうぶう鳴いていても、現代に甦った女神の一柱なのだ。

 続けて、ブウテトは自らの軍勢の一部を下腹部から呼び集める。



「大いなる神格バチルス・サブティリスよ、ねばねばであの娘を捕らえるぶひ」


 途端、荒れ狂う臭いの奔流。

 誰もが鼻を押さえる中、俺は何故か懐かしさを感じていた。

 無数の豆が粘性の糸で繋がったかのような冒涜的でおぞましい異形の群。

 その色彩は黒ずんだ茶色。意思を持つかのように粘性の音を立てながら蠢く異形の群体――軍隊と言うべきか。

 茶色の豆が凄まじい勢いで伸び上がり、粘り糸は投網となってミヒトネッセを襲う。逃げることも敵わずにねばねばに捕らわれる魔女。


「何よこれっ、ねばねばして取れないっ」


 淡黄色の美しい髪を、白い肌を、華やかな侍女服を、おぞましい粘液が穢し、捕縛していく。粘液はしつこく、逃れようとしてもがけばもがくほどに余計に絡みついていく。その上、自ら意思を持って蠢きミヒトネッセの口の中へと侵入しようとするのだ。


「やっ、ちょっ、なにこれ気持ち悪いっ――うっ」


 先陣を切った粘液まみれの豆がミヒトネッセの薄い色の唇を汚しながら口腔内に強引に侵入していき、そこから雪崩を打ってどろどろと豆と粘液が注ぎ込まれる。声に鳴らない悲鳴が響き渡った。


「捕縛に特化した神格ですぶう。その粘り気からは神話級の呪術でも使わない限り逃げられないぷぎゅ」


 神を従えてるとか凄いけど、その口調のせいで台無しだよ。

 ブウテトの語尾のひどさはともかく、ミヒトネッセは粘液によって壁に貼り付けられて無力化されていた。粘液は不思議な強靱さを見せ、引っ張ろうが切断しようが何度でも絡みついてくる。


「ううっ、臭いっ気持ち悪いっそんなに味が悪くないのがむかつくっ」


 涙目になりながら異形の神々を咀嚼するミヒトネッセはいっそ哀れですらあった。ブウテトとの格の違いを見せつけられた上に辱められるように敗北し、晒し者にされてしまっている。


「上手く警備の網を潜り抜けてきたのに残念だったね。ここで終わりだよ」


 トリシューラが拳銃の弾倉を入れ替えながら酷薄に言い放つ。

 ブウテトと違い、捕縛してから尋問するつもりなど全く無さそうだ。

 ぶうぶうという制止も聞かずに発砲するトリシューラ。

 二度、三度と銃声が鳴り響き、銃弾は確かにミヒトネッセの胸と頭部に吸い込まれていった。断末魔の声が低く響いたが、ふと疑問が浮かぶ。


「質問があるんだが」


「何?」


「星見の塔の魔女ってこのくらいで死ぬのか?」


「ううん」


 トリシューラは引き金を引き続ける。十数発を撃ち尽くすと弾倉を交換してさらに連射。動きを封じられた球体関節人形を穴だらけにしていく。人形なのに肉体の反射でびくりと痙攣し、口から微かな呼気を漏らす。しかし、なんといえばいいのか、違和感があった。あまりにも『それらしい』反応すぎやしないだろうか。


「トリシューラ、さっきそいつにチェーンソー振り下ろした時、確かに倒したと思ったら身代わりだったんだけど」


「知ってるっ!」


 イライラした口調でやけくそのように発砲を続ける。

 どうやら、無駄だとわかっていて八つ当たりをしていたらしい。

 衆人環視の中でどうやって入れ替わったのか、ミヒトネッセの姿がかき消えて呪符になる。先程と同じだ。


「最悪っ! 前に戦った時と比べて逃走の技術が段違いに上がってる!」


 敵を取り逃がした悔しさに歯噛みするトリシューラはマラコーダを始めとした部下たちに周囲の捜索を命じるが、俺はブウテトが妙な顔をしているのが気になった。いや、豚鼻が妙だということではなく。


「ぷぎゅう?」


 小首を傾げて、何やら誰かと会話するかのように相槌を打ったりふむふむと頷いたりしている。しばらくしてこちらを向くとこんな事を言ってきた。


「アキラ様、もう一人の私――コルセスカが言っているぶう。『ミヒトネッセが使用した神話級呪術は、もしかしたらアキラの故郷に伝わる【三枚のお札】なのではないでしょうか』だそうですぶひ?」


 ああ、なんかそんな昔話の知識があったような気がする。

 それを聞いて、トリシューラが顔色を変えた。


「それ、呪的逃走? 護符を三枚使う話なの? だとすると、三枚目がある――全員、周囲を警戒して! まだ近くに潜んで――」


 警戒を呼びかけるよりも僅かに早く、敵は真下から現れた。

 ミヒトネッセは平面の影と一体化し、三次元の黒い立体となって奇襲を仕掛けて来たのだ。腕を組み、逆手に苦無を持ったミヒトネッセの出現位置は――


「ぶひ?」


 ブウテトの背後。

 鋭く突き出された苦無。それは円形の柄に淡黄色の毛髪を編んだ縄が括り付けられており、それはミヒトネッセの頭頂部で結ばれた髪房と繋がっていた。


「【髪盗人】」


「ぷぎゅーっ!!」


 致命的な一撃が放たれ、ブウテトの命が鋭い呪力を纏った刃によって断ち切られてしまう。悲痛な豚の鳴き声が響き渡った。

 蜂蜜色の命が儚く散らばっていく。

 ミヒトネッセはその手に奪い取った呪力の塊を握りしめていた。

 豊かなブウテトの髪の毛を。

 それがこの呪術の世界でどれほど危険な事なのか、わからない俺ではない。


「絶対に逃がさないでっ!」


 トリシューラが銃を連射すると同時に俺たちも動いていた。

 マラコーダとサイバーカラテ道場を同期させながら左右から迫る。両腕に呪力を纏わせながらクレイが跳躍したのを確認しつつ、まず俺からチェーンソーで襲いかかる。ミヒトネッセはそれを軽々と回避すると、手裏剣で牽制しながら続くマラコーダの蹴りを受け止め、脚の影から襲いかかった毒針の一撃を苦無で弾いた。【呪毒】が解放されるが、チャージが間に合っておらず簡単に霧散してしまう。真上から振り下ろされたクレイの手刀は必殺のタイミングだったが頭部を切断したと思われた瞬間、人形は三枚目の札に変わる。


「早い話が夜の民の真似事だ――ならば道は影にある」


 カーインが影に貫手を突き入れると、暗闇の中に注ぎ込まれた呪力が足下を伝わっていった。カーインが練り上げていた呪力が瓦礫の影に潜んでいたミヒトネッセを地上に弾き出す。

 そこに、髪を切られて涙目になったブウテト怒りの鼻息が襲いかかった。


「ひどいですぶひーっ!」


 先程の【空圧】に数倍する威力だ。既に初級の呪術などではなくブウテトオリジナルの呪術【ぶう圧】とでも呼ぶべき暴風、いやぶう風がミヒトネッセの身体に直撃。圧縮された大気と高密度の呪力。今度こそ回避不能の攻撃を、あろうことかミヒトネッセは手に持った苦無で真正面から受け止めた。


「風遁・【嵐の運び手エアリエル】」


「ぶうぃっ?!」


 驚きに目を見開くブウテト。


 ミヒトネッセは荒れ狂う風の呪術を真っ向から切り裂いている。

 つまり、死人の森の女王と伍する呪力を発揮しているということだ。

 信じがたいが、現実に目の前で起きている。


(三枚目が使われちゃったから――あれは逃げる度に自分が強化される能力だよ! 呪的逃走の神話を参照することで、荒ぶる神に対抗できるようになったんだ!)


 ちびシューラの言う呪的逃走というのは知らないが、意味は何となくわかる。

 要するに恐るべき超常の存在に対抗する手段としての護符があり、それを使えば逃げ切れるという伝承を参照しているのだ。そしてそれはブウテトという冥府の女神相手にも有効ということなのだろう。


「目的は達した。名残惜しいけど、またねトリシューラ」


「逃がさないっ」


 だがその後の追跡も虚しく、ミヒトネッセは軽々と追撃を振り切って姿を眩ませてしまう。辺りには破壊されたドローンの残骸と、負傷したマラコーダたち、それから拳を地面に叩きつけるクレイとひどい状況だ。


 ブウテトの危機に駆けつけた六王もミヒトネッセの追撃に加わったが同じだった。どうやら三枚目の呪符を発動させたミヒトネッセは、『冥府からの追っ手』である再生者からの追撃を問答無用で無効化する能力を得ていたらしい。

 トリシューラが持ち出した重機関銃すら躱しきってしまうのだから、もう手の打ちようが無い。逃げに徹した時、あの魔女は凄まじい能力を発揮するようだった。ブウテトの髪の毛は奪われ、この後どのように使われるかわからない。


「ごめんなさい、これは私たちガロアンディアン側の手落ち。すぐに呪詛対策をするから、とりあえず巡槍艦に移動してもらっていい?」


 トリシューラの責任が問われる極めて重大な事件だった。ミヒトネッセの狙いはむしろそこにあったのではないかと思わされるくらいに。

 クレイや六王が何かを言おうとしたのをブウテトは手で制止した。

 ぶひっと鼻を鳴らしつつ、トリシューラの頭をよしよしと撫でる。


「いいんですぶう。幸い被害はさほど大きくないようですし、失敗は次に生かしましょうふごふご。それより、ここで私たちがいがみ合えばそれこそラクルラールの思うつぼですぷぎゅ。ここは結束して敵の捜索にあたるべきですぶひ」


 素晴らしく寛大な言葉に、クレイたちと一緒に敬服したい気持ちで一杯だったがとりあえずその語尾なんとかならないだろうか。トリシューラはしばらく自分より背の低い豚の女王に頭を撫でられるがままになっていた。背伸びをするブウテトが少し疲れ始め、ぶひぶひと鼻で息をするのを見て、唐突に吹き出す。無理も無いが、ブウテトは憤慨して鼻をぶひーっと鳴らしてしまい、それが一層の笑いを呼んだ。いつの間にか周囲の空気も和らいでいる。もしかしたら、ブウテトはこれを狙ってまだあんな姿でいるのかもしれない。


「へ、陛下。そろそろ、お戯れは、その」



「ぶーひ?」


 クレイがもの言いたげにしているが、ブウテトはどこ吹く風だった。

 髪の毛を奪われて髪型が乱れてしまったのを気にしたマラードがショートにして整えようと言い出して場が更に和やかになっていく中、ふとブウテトが妙な声を出した。いや、ぶうぶう言ってる時点で妙なのだが。


「ぶ、ぶう?! どうしましょうアキラ様、ぶひ」


「どうしたブウテト」


 ブウテトは何故か涙目になっていた。

 これ以上、何があるというのか。

 まさかコルセスカに心の中を汚されたりしたのか。ジャンクフードとかで。

 だが、ブウテトの告白は俺の予想を遙かに超えていた。


「も、戻れなくなっちゃいました、ぶうぶう」









 余談スペース


 五十七番義肢【リーエルノーレス】。

 ロマン武器チェーンソー! しかもトリプルでお得だよやったね!!

 デザインに協力してくれた人には一杯謝礼が出ます。皆様ぜひご参加下さい。


 ちなみに私が管理する物質創造能力は規模も精度も第五階層最大だからこういうことができるのであって、他の人が再現しようとしても難しいんじゃないかな。私と同じ第九階梯かその下の第八階梯相当の杖使い、工学士か鍛冶師職の人がこれ限定で再現するのは可能だと思うけどね。


 実際、【伐採大好き】さんとかは自分で再現して実験データ集めてくれたし。

 とっても助かりました。でも街路樹を伐採するのはやめてね。その才能と意欲を別方向に活かせるように今度林業とかのお仕事を斡旋してあげるからそれまで更正施設で大人しくしててね。



【ミヒトネッセ】

 えーと、嫌い。

 嫌なことばっかり言うし、嫌な奴だし、とにかく嫌い嫌い嫌いもう生理的に無理絶対に好きになれない気持ち悪い!


 一応、簡単に紹介するけど。

 星見の塔に集い、キュトスの姉妹たちに弟子入りした末妹選定の参加者たちはみな四つの座を奪い合っているけど、ちょっとした変わり種として有名、かな。なにしろ四魔女を目指してないんだもの。


 四魔女が決まった後も、上位者を追い落とすべく奮闘しているメートリアンとかがいる中で、ミヒトネッセは四魔女を目指さないままだったよ。

 っていうのも、ミヒトネッセは四魔女の使い魔になることを望んでいる珍しい候補者だったから。従属を望む傾向が昔からあって、侍女服はその表れっぽい。


 ていうか、ラクルラールお姉様に『そうなるように』作られてるんだけど。

 ――ああいう言動も、そういう機能で、そういう仕様だから。

 ほんと、腹立つったら!



【遁行術】

 さっきの、初見だったけど私なりに分析してみたよ。

 逃げることに特化したヒットアンドアウェイ戦法。

 別名は呪的逃走。三枚のお札とかそっちでは言うみたいだね?

 逃げる行為が自身の強化であり攻撃手段でもあるんだ。


 潜入や暗殺を得意としながらもわざと発見されることで自らを追い込み、絶体絶命の文脈に身を置いてから逃走するといった戦い方が想定されるかな。

 むしろ逃走こそが最大の攻撃で、逃げざるを得ない状況に追い込まれる事がミヒトネッセにとっての有利な状況っていう転倒があるのかも。

 その特性のせいで、じわじわ何度も襲撃して相手を消耗させたりするのがすっごく得意っぽいよ。めんどくさい!


 追い詰めないと殺せない。ヌルく攻撃しても結局逃げられる。

 どっちにしろ逃げちゃうから、『手傷を負わせつつも逃がす』っていうパターンに持ってくのが一番現実的かな。とにかくひたすら攻撃しまくって試行回数を増やす必要があるわけ。やっぱめんどくさい!





摂取イントロジェクション

 アレの特性だね。

 で、それを応用して術に昇華したのが口寄せとか変化へんげ

 伝承や霊魂を憑依させる降霊術の一種とかもできるらしいよ。

 それに変装技術、妖精の変身術が複合して『変化』とかいう独自の能力に昇華させてるみたい。


 ラクルラールお姉様と同じ第六位候補であるイツノ姫に巫女スキルを習ってるみたいで、何かこういうの得意なんだよね。巫女って自分の身体を寄り代にする霊媒だから、そういう点ではアキラくんに近いのかも。


 あいつの人形としてのあり方、自己という存在を維持する手法については、そこそこ評価できると思う。

 でも、節操が無さ過ぎるし、それにあれはなんかヤだよ。だってあれ、あいつの意思に関係無く自動で発動するんだもん。サイバーカラテ道場みたいに私が完璧に取捨選択して判断して洗練させていくプロセスが存在しない。


 見ててなんかむかつくの。本当にイライラする。

 あんな風に、誰かの欲望にいいようにされて、それを受け入れてて、そういう風に作られてるからそう言う風にしかできないっていうことが、なんか、すごく、ううんと、とにかくヤなの! あいつキライ! 以上、この話終わり!



【ブウテト】

 ちなみにブウテトが今回使った権能は妖精の神、気紛れのアエルガ=ミクニーの変身術。名前を自在に変更できる気紛れの権能だよ。

 今後あのメスブタは地の文でブウテトと表記されるからそう言うことでお願いね。っていうか世界設定レベルで『変身』してるせいで前の名前が使えなくなってるんだ。下らない割に滅茶苦茶強力な権能だよ。しょうもないなあ。



 えっと、それで【バチルス・サブティリス】だけど。

 納豆の神だよ。うん、トントロポロロンズと何か関係がありそう。


 納豆神群はブウテトが何かのついでに殺して従属させた神群だよ。

 死人の森の軍勢に内包された再生者の一部だね。自慢してた軍団の中には納豆も含まれてたんだ。馬鹿みたいだね。

 冥府の穢れによって再生者となった納豆たちは、堕納豆と呼ばれて清浄な納豆たちから蔑まれているよ。


 あとは地上で弾圧されていた納豆神を崇める教団が第五階層に来て納豆神群を従えるブウテトを納豆の女神として信仰し始めてるけど、もう何かめんどくさい。こんな悔しさ初めてだよ。


 ちなみにこの団体は、環境保護系の新興宗教団体と合流して色々な活動をしているよ。有用微生物群すなわち納豆を利用して、水の浄化や砂漠の緑化などを行おうとしているみたい。地上ではティリビナの民を保護しようという主張をずっとしていて、ティール――つまりプリエステラと知り合いだとか何とか。


 土壌改良をする食物神の一種で、真性細菌バクテリアドメインに属する生き物でもあるね。枯草菌の一種納豆菌はその有用性から信仰を集めるようになり、やがて神にまでなったんだ。


 大地の神格であるため、大地母神や死と再生の神などの眷族でもあるよ。重力波を増幅して空間の粘度を上げたり、波動エネルギーの物質化を行ったり、鳥を退ける結界を構築したり、その能力は多岐に渡る――って馬鹿じゃないの。



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